試す価値あり!プレ更年期&更年期の揺らぎを整える「リセットアロマ」術【調香師が丁寧に解説】

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-11-05 06:00
投稿日:2024-11-05 06:00

【11月前半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘いにおいを全身から発しています。

 女子力が高い処女は、ホットフラッシュなどプレ更年期の典型的な症状が出やすいタイプ。これまで大勢の人が集まる場が好きだったのに、急にコミュニケーションが面倒に感じたり気疲れすることもあります。

 そんなときは無理せず「NO」と断って、ひとり時間を大切にしましょう。

 相手のがっかりした顔を見たくない貴女は、つい自分が頑張りすぎて人に尽くしてしまいがち。プレ更年期は第2の人生を始める準備期間として、もっと自分のために生きるように心をリセットしていきましょう。

【プレ更年期の揺らぎを整えるリセットアロマ術】
 ペパーミント

“永遠の爽快”が花言葉のペパーミントは、すっきりした中にも甘さがある心地よい香り。冷却作用でプレ更年期のホットフラッシュにもアプローチできるので、体がのぼせて不安を感じたときはアロマスプレーがおすすめ。

 スプレー容器に無水エタノール5ml、精製水25ml、精油18滴(ペパーミント10滴、薄荷3滴、レモン5滴)をブレンドし、頭の上から吹きかけましょう(肌についたり目に入らないように注意)。

 気分もリフレッシュできて、心身の転換期を気持ちよく迎えられます。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 外食した次の日は胃もたれする、以前よりも二日酔いしやすい、お酒が抜けるのに時間がかかる…、40代になってこんな不調が出てきたら要注意。熟女は消化器にトラブルが出やすいので、胃腸や肝臓を労わることが大切です。

 また、唇は消化器官につながっているので、唇の皮がむけて荒れたりするのも胃腸系が弱っている可能性があります。

 人付き合いの多い貴女ですが、プレ更年期はお酒を飲まない日や20時以降は食べない日を定期的につくり、胃腸や肝臓を休ませてあげましょう。

【プレ更年期の揺らぎを整えるリセットアロマ術】
 プチグレン

 プチグレンはみかんの葉と小枝から採れる香りで、みかんの花を支え、果実を実らせる土台です。熟女の美しさも体の内側の健康があってこそ。プチグレンの香りが健康の土台となる胃腸や消化器官を整えてくれるでしょう。

 ちょっと青臭い香りが特徴ですが、胃腸が荒れているといい匂いに感じやすいので健康のバロメーターにするのもよさそう(健康だとプチグレンの香りが苦手に感じやすい)。

 ホホバオイル10mlにプチグレンの精油2滴をブレンドし、夜寝る前にみぞおち(胃)とお腹の右側(肝臓)に塗って、やさしくマッサージするとよいでしょう。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 責任感が強く、自分でも「メンタルは強い」と思っているイケメン女子。だからこそ、心身のギャップを感じると精神的な症状があらわれやすくなりそう。

 普段はイライラや片頭痛など、エネルギーが外に向くストレス症状が多いタイプですが、プレ更年期に注意したいのは不安からの不眠、落ち込み、ネガティブ思考など。特に貴女は不調を認められずに「自分はこんなに弱くないはず」と頑張りすぎてしまう傾向があります。

 前向きでポジティブなところは素晴らしいですが、たまには弱い自分を素直に労わってあげる時間もつくってくださいね。

【プレ更年期の揺らぎを整えるリセットアロマ術】
 ベンゾイン

 南国植物の樹脂から採れるベンゾインは、バニラのような香りで“お母さんの羊水”にも似ているといわれます。頑張り屋のイケメン女子も赤ちゃんのように素直な気持ちで委ねられる香りなので、気分が落ち込んだときに試してみて。

 密閉容器にホホバオイル5ml、ベンゾインの精油1滴をブレンドし、手の親指下のふくらみと、手の平の中央にある労宮(ろうきゅう)というツボをマッサージ。労宮は心労に効くツボで、幸せホルモンの「セロトニン」を出すといわれています。

 アロマオイルはポーチに入れて持ち歩き、仕事の合間や休憩時間に5分でよいので片手ずつ行いましょう。ハンドマッサージしているうちに気分も晴ればれとしてくるはず!

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 普段からマイペースな無臭の女神は、更年期をあまり意識しないまま終えてしまう人もいます。とはいえ油断は禁物、不調にも鈍感なところがあるため、気づかないうちに蓄積した疲労が突然の痛みや症状となってあらわれやすいので要注意!

 ある日突然、ぎっくり腰になったり背中や関節の痛みに悩まされたりしないよう、普段から腹筋やお尻の筋肉を鍛えておくと安心です。

 筋トレやストレッチ前には、アロマオイルで軽くマッサージするとよいでしょう。

【プレ更年期の揺らぎを整えるリセットアロマ術】
 クラリセージ

 プレ更年期頃から悩みやすい背中や腰の痛みは、腹筋やお尻の筋肉を鍛え、股関節をやわらかくするストレッチが効果的です。

 ホホバオイル10mlにクラリセージの精油2滴をブレンドし、エクササイズ前に鍛えたい部分に刷り込んでやさしくマッサージします。

 クラリセージには女性ホルモンを整える作用と、かたくなった体をやわらかくする力があります。プレ更年期や更年期でかたくなりやすい体だけでなく、心のこわばりも緩めてくれるでしょう。

  ◇  ◇  ◇

 ※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


この人とのLINE交換は嫌…!上手な断り方&NG対処方法
 メールや電話よりも、LINEが主流の昨今。「LINE交換しよう」と、言われる機会も多いですよね。でも、相手によっては「...
恋愛運も女の色気もアップ! 華麗な大輪「ダリア」の飾り方
 この時期、どこのお花屋さんも年度末商戦で大忙しでございます。  猫店長「さぶちゃん」率いるワタクシのお花屋さんも...
無理は禁物…妊娠初期の辛い“つわり”におすすめの飲み物5選
 女性のライフスタイルが大きく変わる出来事の一つに妊娠があげられます。  その妊娠の初期に起こるのが「つわり」。妊娠に...
大漁満足&五穀豊穣のご利益?“にゃんたま”様に手を合わそう
 えびす様のご利益「大漁満足」と大黒様のご利益「五穀豊穣」を併せ持つような“にゃんたま様”に出逢いました。  あ...
ついサボっちゃう…在宅ワークの効率をUPさせる“3つのコツ”
 最近、テレワークやリモートワークという言葉をよく聞くようになりました。オフィスではなく自宅で仕事をすることは、自由であ...
フェムテックって? 生理痛や更年期障害に技術で立ち向かう
 突然ですがみなさん、「フェムテック-Femtech-」って聞いたことがありますか? フェムテックとは、女性の悩みをテク...
【女性向け】ハッピーメールで素敵な男性と出会える理由!優良マッチングサイトを徹底調査してみました♪
 みなさんは、マッチングサイトの「ハッピーメール」をご存知ですか? きっと、「見たり聞いたりしたことはある」「ネットで出...
「このまま死んでしまうのでは」重なる不調にメンタルも限界
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
グッとくるぅ~!男性があがる「色気」ある女性の特徴って?
 女性ウケと男性ウケが違うのはわかるんですが、男性からモテたいと思ったとき、避けては通れない要素、それは「色気」。はぁ…...
友達になりたいな…遠い記憶がよみがえるシャイ“にゃんたま”
 新学期、転校生と校門で目が合って、声を掛けようとしたらサッと行ってしまった…….  きょうは、そんなことを思い出...
淡い恋を失った心に入り込む“優しい男”…優紀さんのケース#3
 A氏からのメールには、写真の仕上がりを見せたいから事務所に来てほしい、と書いてありました。「新しい優紀が誕生したよ。俺...
媚びない女性が学ぶべき上手な媚び方!あざとさと可愛げの違い
 あなたは、“媚び”を上手に使っていますか?「媚びを売る」というと、異性の前でぶりっこをしたり、色目を使ったりと何かとマ...
花の癒しは効果絶大!強い心で自粛期間を乗り切るための方法
 およそ1ヶ月の「自粛」があったからこそ今の感染者数で収まっているのか、あるいは、実は殆ど意味なんて無かったのか……。個...
今時の専業主婦ってどう?メリットとデメリットをチェック!
 一昔前までは、女性は結婚したら家庭を守るのが当たり前でしたが、今では結婚後も仕事を続ける女性がほとんど。兼業主婦として...
長い連載を書き終えて…心の傷と向き合う痛み、新しい出会い
 Gをセクハラパワハラで訴えるか否か。現在、弁護士たちと協議を重ねているところです。つくづく、訴訟を起こすには多大な時間...
将来は駅長さんか観光大使!夢いっぱいの兄弟“にゃんたま”
 きょうは、仲良しωωにゃんたま兄弟です。  真っ黒なあんこ玉君と、白黒のタオ君、  ふたりはずっとくっつき...