シャンプーにはどんな役割があるの?
まずは、シャンプーについての基礎知識!本来の役割をチェックしましょう。
シャンプーの1番大きな役割は「頭皮」を洗うこと
「シャンプーの役割は?」と聞かれたら、きっと多くの方が「髪を洗うこと」だと答えるでしょう。確かに、これは間違っていません。でも、それよりも大きな役割があるんです。それが「頭皮を洗うこと」!
頭皮には皮脂や老廃物、スタイリング剤などの汚れが溜まりがち。だからこそ、シャンプーでしっかり洗浄することで、健やかな髪を保つことができるのです。また、シャンプーには頭皮の血行促進を促し、髪や地肌のトラブルを防ぐ効果もあります。
シャンプーで髪が傷んでいく!?
シャンプー剤は、皮脂などの油分をしっかり取り除くことができるもの。でも、逆を返せば、髪から油分が取り去られることで乾燥を引き起こし、ダメージを与えるものでもあることを忘れてはいけません。
また、濡れた髪は外的刺激に弱いため、シャンプー時に摩擦が起こることでも、髪はだんだんと傷んでしまいます。
美髪を作るシャンプーのやり方!押さえておきたい7STEP♪
シャンプーの正しいやり方で心がけたいポイントを、7STEPに分けてご紹介します。ひと手間かけることで、ダメージをぐんと減らすことができますよ。
STEP1:入浴前にブラッシングを行う
まずは、入浴する前に、ブラッシングを行いましょう。髪の絡まりをほぐすだけではなく、頭皮の皮脂汚れを浮かせて落としやすくする効果があります。
この時、できれば「クッションブラシ」を使うのがおすすめ。頭皮の血行UPにも繋がります。逆にコームのように目が細いものは、髪にダメージを与えてしまうので避けた方が良いでしょう。
STEP2:36度ほどのぬるま湯で予洗いを行う
シャンプーを行う前に、まずは予洗いを行います。予洗いとは、ただ髪を濡らすだけではなく頭皮をマッサージしながら汚れや皮脂を落とすこと。実は、この予洗いで、髪の汚れの7割は取れるそう。1分ほど時間をかけて、頭皮から毛先までをすすぐようにしてください。
温度は、36度ほどのぬるま湯がベスト。40度以上のお湯は、頭皮の乾燥を引き起こしてしまうので注意しましょう。
STEP3:シャンプー剤は泡立てて使用する
シャンプーは原液のまま付けるのではなく、泡立てて使用するのが鉄則。ただし、洗顔料を泡立てるように、モコモコの状態にまではしなくてOKです。
自分の髪の長さに合わせて、各シャンプー剤の用量を守って使うようにしましょう。
STEP4:指の腹で優しく揉みほぐすように洗う
シャンプー剤を頭皮に馴染ませたら、優しく揉みほぐすように汚れを落としていきます。美容室のシャンプー時をイメージして、指の腹を使ってくるくると弧を描くようにして洗いあげていきましょう。
また、濡れた髪はキューティクルが剥がれやすくなっている状態ですので、髪の毛先をゴシゴシと洗うのはNG!泡立ったシャンプー剤は毛先にも浸透するため、あくまでも頭皮重視でしっかり洗いあげていきます。
STEP5:トリートメントは毛先を中心につける
シャンプー後に水気をとったら、トリートメントを毛先を中心につけていきます。頭皮の毛穴詰まりを引き起こす原因になるので、髪の根元にはつけなくてOKです。
目の荒いブラシor手ぐしでとかして馴染ませて、髪を優しく握りしめるようにして成分を押し込めていきましょう。
STEP6:すすぎは念入りに!3〜5分洗い流して
シャンプーが終わったら、すすぎを念入りに行います。できれば3〜5分ほど丁寧に洗い流すのが◎。
生え際や頭頂部、耳の裏側はすすぎ残しが起こりやすい部分。肌トラブルの原因となるため、ぬめりが残っていないかを十分に確認しましょう。
STEP7:タオルドライ後、しっかりとドライヤーで乾かす
すすぎが終わったら、タオルドライを行います。頭皮→毛先の順に、水分を優しく拭き取っていきます。この時、ゴシゴシと擦るのではなく、タオルで髪を挟んだらポンポンと優しく叩くようにして水分を取っていきましょう。
その後はすぐにドライヤーを。髪から約30cmほど離れたところから、全体にまんべんなく風をかけてしっかりと乾かしましょう。
毎日のシャンプーこそ手をかけて♪美髪は自分で作れる!
頭皮を健やかに保つことは、抜け毛や白髪予防など将来の美髪にも役立つこと。美容室でのヘッドスパやダメージケアももちろん良いですが、毎日のシャンプーこそ手をかけることで、美髪を作ることができるんです♪
慣れるまでは面倒かもしれませんが、習慣にしてしまえばこっちのもの!ぜひ今日のシャンプーから、ご紹介した7STEPを実践してみてくださいね!
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