更新日:2019-09-17 06:25
投稿日:2019-09-17 06:00
自分が気持ちよく生きるために
「月の手取りが19万円。そこから家賃が7万円、光熱費や通信料で2万円、奨学金の返済が2万円。食費が2万円、交際費が3万円くらい。少し服を買うような贅沢をしたら毎月カツカツです。そうやって、口座の底に怯えながら生きるのがイヤだったんです。自分の中では、自分が気持ちよく生きるために、やらざるを得ないことでした」
贅沢をしているわけではないのに、困窮する生活。都会で一人働く、奨学金を背負った若者の多くが、こういった現状を抱えています。
生きるための金額を日々計算するのはしんどいことです。もっと家賃を下げれば、もっと交際費を削れば、そういうふうに言う人もいるかもしれませんが、そうやってすべてを倹約するストレスよりも、アルバイトすることを選択する女性を、果たして間違っていると言えるでしょうか。「普通の女性」の生活の一部に、こういった副業は意外と潜んでいるのかもしれません。
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