えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修

コクハク編集部
更新日:2024-11-26 06:00
投稿日:2024-11-26 06:00

山内医師の回答「毎日使用する場合の必須条件」とは?

【回答:△】炎症のデメリットに注意

山内皮ふ科スキンケアクリニック(福岡県)
院長
山内大輔先生

 毎日行うことが可能なフェイスマスクは、まず「メーカーが毎日行うことを推奨している」もの、かつ「肌に合うもの」が必須条件であると言えます。

 逆に毎日行わないほうが良いものとしては、「メーカーがスペシャルケアとして推奨している」ものになります。特に、ピーリング作用などがあるものは使いすぎると皮膚の角質を過剰に刺激してバリア機能が損なわれたり炎症の原因となることがありますのでご注意ください。

 保湿のためのマスクについては毎日行うことが肌を傷つける原因とはなりにくいのですが、それでもアレルギー反応などを起こす場合には保湿によるメリットを炎症によるデメリットが上回ってしまうので気を付けましょう。

 また、頻度だけではなく、使用時間も気を付けましょう。特に不織布などに化粧水が染み込んだようなシートマスクでは使用時間が長すぎるとかえって乾燥の原因になることがありますので、使用推奨時間を適切に守って使用するようにしましょう。

毎日しなくてもOK!

 3人の医師の回答を総合すると、基本的には毎日しなくても問題なさそうですね。お風呂上がりに化粧水と乳液と美容液に、さらにフェイスマスクも…と必死でケアすることに疲れた私には朗報でした(笑)。

 ただし過度な期待をせず、使用方法さえ守っていればフェイスマスクも悪いものではなさそう? スペシャルな日の前にケアしてみましょう。

 ほか、調査してほしいことがあれば、コメント欄(執筆者は「コクハク編集部」を選択)へお寄せください!

(編集MS)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。  メイク手法が定着している...
「膣おなら」の原因は?【医療専門家監修】性交渉や運動中に恥ずかしい…
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
値段差4300円!SUQQUソックリの「エクセル」お粉はプチプラの鑑だ
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
愛用する化粧水が“改悪”の悲劇!敏感肌の30女が頼った「2つのブランド」
 敏感肌ですぐに赤くほてってしまうタイプのため、鎮静効果のある化粧水を長年愛用してきました…が、それがリニューアルされて...
【ユニクロ】絶賛セール中!ドローストリングショルダーバッグが超使える
 今年はユニクロのラウンドミニショルダーバッグが流行りましたが、ドローストリングショルダーバッグも大容量で魅力的なのを知...
アイラインガタガタ大丈夫?化粧崩れおばさん一直線の3大NGアイメイク
 年齢を重ねていくと、濃いメイクはすっかり卒業して、ナチュラルメイクに切り替える人も増えますよね。  しかしナチュラル...
乾燥シーズン到来!美容ジャーナリスト注目の新作・顔&頭皮スキンケア4選
 気温もぐっと下がって、いよいよ本格的な乾燥シーズンに突入。季節がわりに注目したいのが新作スキンケアですが、今年の秋冬も...
雑誌付録11点盛り!目玉の「サボン」ボディスクラブでカラダも大掃除
 今回ご紹介する雑誌付録は、美容やコスメ好きに人気な「VOCE」通常版2024年1月号(浜辺美波表紙ver.)の「ボディ...
いびきの種類は大きく2つ!【専門家監修】メカニズムとカンタン対処術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
マフラーの季節になりました♡小顔効果がうれしい4つの巻き方、ご存じ?
 冬になると活躍するマフラーやストール。でも、ただでさえ着膨れする冬に、顔まわりまで布を巻くと「太って見えそう」と心配す...
目、眉毛、口…20代男性がぎょっとするアラフォー女性の三大残念メイク
 年下男性たちは40代の女性のメイクを、秘かに採点しているんですって!  上品でかっこいいとドキッとすることもあれば...
猫も杓子も「まるでこたつソックス」推しだけど、超足冷え40女に効果は
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
なんか変!「タイツ×パンプス」冬の足元コーデ黄金ルール4つを見直そう
 冬の足元コーデでよく迷うのが「タイツ×パンプス」のコーデです。すっきり足元をまとめたいけれど、なんだか合わなくて変な気...
ヘアマスク現品付き!美STの“太っ腹”付録で美容バスグッズ3品を体験
 今回ご紹介する雑誌付録は、アラフォーの知りたい最新美容事情がマルっと網羅されている「美ST」特別版2024年1月号(内...