束縛をする女性心理と対処法! やめるのは意外と簡単かも?

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-08-10 06:00
投稿日:2019-08-10 06:00
 恋人ができると、ついつい束縛をしてしまう女性って多いと思います。束縛ってする方もすごく疲れるし、プラスにならないと分かっているのに、なぜしてしまうのでしょうか? そんな女性の束縛をする心理や対処法について、お伝えしていきます。

なぜか束縛をしてしまう……5つの女性心理!

 相手のことが好きすぎて、縛ってしまう。そんな「束縛」は恋愛において、大きな弊害になってしまいがち。まずは、なぜ束縛をしてしまうのか、女性心理をチェックしていきましょう。

1. 傷つきたくない

 人は誰しも傷つくのが怖いもの。でも、束縛する女性は、特にその不安が深いようです。

 以前、男性に裏切られた経験を持っていたり、両親が浮気による離婚をしていたりなど、過去にトラウマを持っている女性は、「裏切られたら?」「捨てられたら?」と、傷つくことを過度に恐れて束縛をしてしまうのです。

2. 自信がない

「相手が浮気したらどうしよう」という感情は、束縛する大きな理由になります。これは、深く考えると、自分に自信がない表れでもあるんです。

 たとえ相手が愛情を伝えてくれていたとしても、「私なんて」という卑屈な心が邪魔をして、気持ちを素直に受け取ることができない場合もあるでしょう。

3. 相手を信頼できない

 お付き合いをする男性によって束縛するかしないかが変わるという場合には、その男性自体に不信感を持っているということが考えられます。つまり、信頼できない相手だということですね。

 たとえば、自分と知り合ったきっかけが男性の浮気だった場合や、他にも、女遍歴が豊富、遊び人だったなど。相手の過去を知れば知るほど、「またやるのでは?」と不安になって束縛をしてしまいます。

4. 浮気願望がある

 実は、浮気をする人ほど束縛をしたがるという傾向にあるそう。これは「自分だって浮気をしたくなるんだから、相手もきっとするだろう」という心があるから。

 このケースでは根本的に「浮気をしない自分」に変えることから始めないと、なかなか束縛の呪縛から逃れられない場合があります。

5. 自分の思い通りにしたい

 自分の思い通りにならないと気が済まないという女性も、束縛へと走ってしまう場合があります。このタイプの女性は恋愛に限らず、全てのことにおいて「把握したい願望」が強いです。

 自分本位な考えを持ちがちなので、異性問わず交友関係を円滑に行えない場合も多いでしょう。一言で言うと「面倒な女性」である可能性も。

「束縛をやめたい」と感じた時がチャンス!4つの対処法!

 束縛をする時、初期の段階では「相手を好きだから嫌われたくない」と、自制心が働くことも多いです。でも、この段階で束縛をしたい自分を認めて改善しないと、エスカレートしてストーカー化してしまうケースもあるので注意が必要。

「自分が束縛をしているかも?」と感じた時がチャンス!束縛をやめるための対処法、見ていきましょう。

1. 自分に自信を持つために行動する

 束縛への一番の対処法、それは、自分に自信を持つこと!とはいえ、これってなかなか難しいことなのですが。

 ポイントとしては、相手目線の理想の女性ではなく、自分目線の理想の女性を目指すことが肝心。なぜなら、極論を言えば、相手が永遠に自分のそばにいるなんて分からないんですから。

 だからこそ、自分がなりたい姿を想像して理想に近づくべく努力をしてみましょう。努力で得たものは決して自分を裏切りませんし、得たものによる充実感から束縛心が少なくなることも。もしも、その恋が終わったとしても、経験から得たものでひと回りもふた回りも大きくなっているはずです。

2. 思いの丈を相手に話してみる

 束縛をやめるための特効薬があります。それは、相手が自分を好きでいてくれることを確信すること。これだけのことで、一瞬で束縛心が消えることもあるんです。

 自分を褒めてくれない男性や浮気性の男性といると不安に苛まれてしまいますが、もしかしたらあなたがそう思っているだけで、男性はきちんと愛してくれているのかもしれませんよ。

 思い切って、正直に「好きだから、心配して(束縛して)しまう」と打ち明けてみてはいかがでしょうか。それを「愛ゆえ」だと理解してくれず、ただ「重い」と思うような男性はこっちから願い下げ!あなたを理解して向き合ってくれる男性かどうかを、見極めるポイントになるかもしれません。

3. 「浮気」についての考えを変える

 大抵、束縛と絡んで起こるのが相手の浮気。もちろん、浮気なんてされないに越したことがないのですが。でも、どんなに素晴らしい女性が相手でも、浮気をする男性はいるのが世の常。

 でも、浮気をしない男性がパーフェクトなのかというと、そうとは一概に言えません。コクハクのライターのリタ・トーコさんも、「浮気しない男性なら誰でも良い? そこには意外な“落し穴”が」で書いていましたね。

「浮気」をされても、自分の価値が下がるわけではありません。でも、「束縛」は、自分の価値を下げることなのかも。「浮気をされたからどうなるの?」と、あらためて考えてみると、実は「考えても仕方がないこと!」と気づいて、束縛をやめるきっかけになるかもしれませんよ。

4. 見なくて良いものに首を突っ込まない

 束縛の始まりは、些細なことだったりします。SNSで彼が女性と一緒に写っている写真を見たからかもしれませんし、夜中に電話をかけた際に通話中だったからかもしれませんし。

 でも、見なくて良いものに首を突っ込まないというのも、実は束縛をやめる良い方法です。実際に浮気の証拠を見つけてしまったのであれば話は変わってきますが、大抵どうでも良いことに勝手に心配してしまうのが束縛の始まりだったりするのですから。

 ぜひ今こそ、自分の疑う心と向き合ってみてください。

今をしっかり見つめて信じることから始めよう

 考えてみると「束縛」は、浮気された経験によるトラウマなど「過去のこと」or誰かに彼を取られるかも?と不安になる「未来のこと」で起こる場合が多いと思うんです。

 でも、どんなにあがいても過去は変えられないし、どんなに見つめても未来は分かりません。つまりは、今をしっかり見つめてただただ相手を信じることが、束縛への一番の対処法なのかも?と思うのです。

「私は愛されている」。そう思ったものが勝ち!信じるものは救われるとも言いますが、まずは相手を信じてみると案外気持ちが良いものなんですよね。束縛の呪縛、ぜひ、今日で断ち切ってくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ラブ 新着一覧


新しい自分になる!人生を劇的に変えるために必要なものとは
 自分を変えたい!新しい自分になりたい……! 人生に行き詰まったとき、そう思うのは自然なことです。劇的に人生を変えるため...
七味さや 2021-07-05 06:00 ラブ
空気が読めない結婚報告LINE…友人がドン引きした内容5つ
 おめでたい友人の結婚報告。 最近は、LINEで報告する人も多いよう。でも、中には、 あまりに空気の読めない結婚報告LI...
恋バナ調査隊 2021-07-04 06:00 ラブ
ハイスペック男子と付き合いたい♡ 特徴&効果的なアプローチ
 職業や年収、学歴、高身長、容姿端麗など、高い条件が揃った男子のことを「ハイスペック男子」といいます。どうせ結婚するなら...
恋バナ調査隊 2021-07-03 06:00 ラブ
倦怠期なの?モラハラに豹変した結婚前提の彼氏に戸惑う女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-07-03 06:13 ラブ
彼女のために言っているのに…恋人に厳しく接する男性の本心
「冷酷と激情のあいだvol.45〜女性編〜」では、突如としてモラハラをし始めた恋人に戸惑いを隠せない女性・Jさんの本音を...
並木まき 2021-07-03 06:16 ラブ
年上男性の6つの脈ありサイン♡ 恋愛心理&アプローチ方法
 年上の男性って、男としての色気や余裕、落ち着きがあってとても魅力的ですよね。でも、「経験豊富だから相手にされないかも」...
恋バナ調査隊 2021-07-02 06:00 ラブ
本当にいい男の3つの特徴♡出会い方&選ばれる女性の条件は?
 たとえ結婚できたとしても、相手がどんな男性かによって、女性の幸せは大きく影響されます。だからこそ、事前に「本当にいい男...
恋バナ調査隊 2021-07-01 06:00 ラブ
“彼が会いに来る女性”と“彼が会いに来ない女性”の違いとは?
「彼がなかなか会ってくれない……」。これがコロナ禍での女性の大きな悩みとなっています。コロナ禍前は週1で会っていたのに、...
内藤みか 2021-07-01 06:00 ラブ
男性からスキンシップする4つの理由&パーツ別の男性心理♡
 男性のスキンシップには、「脈あり」と「脈なし」の両方の気持ちが隠れています。気になる男性からスキンシップされて、「これ...
恋バナ調査隊 2021-06-30 06:00 ラブ
元カレと復縁したい! 本気でヨリを戻すための最善策って?
 彼氏に振られると、つらくてつらくてたまらないですよね。何をするにも別れた彼氏のことを思い出して、何も手につかない。 そ...
若林杏樹 2021-06-30 06:00 ラブ
婚活疲れのオトナ女子に告ぐ!「第3の縁」気が付いていますか
 甘美な欲望に貪欲かつ忠実なオトナ女子に、オススメの作品を紹介する「コクハク」発のBOOKレビュー。今回は婚活疲れでヘト...
内埜さくら 2021-06-29 06:00 ラブ
恋愛で傷つくのが怖い…そう感じる5つの原因&脱出方法は?
 恋愛がしたくても「傷つくのが怖い」という理由で、恋愛から遠ざかっている人が少なくありません。でも、「このままだと、いつ...
恋バナ調査隊 2021-06-28 06:00 ラブ
人生なんとなく不安症候群!?漠然とした不安を払拭するには
 劇的な不幸が襲ってきたわけではないけれど、ずーっと漠然とした不安が目の前にずっとある。そんな「人生なんとなく不安症候群...
七味さや 2021-06-28 06:00 ラブ
“オカン化”してない?彼から恋愛対象外にされる理由&対処法
 恋愛中の女性がやってしまいがちなのが、彼氏にあれこれ世話を焼いて「オカン化」してしまうこと。一見、オカンのように慕って...
恋バナ調査隊 2021-06-27 06:00 ラブ
どうして?自宅に招いた途端に音信不通になった彼に悩む女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-06-26 06:46 ラブ
別れ話をしなくちゃダメ?男性が突然連絡を絶った意外な理由
「冷酷と激情のあいだvol.44〜女性編〜」では、自宅に招いた途端に音信不通になった恋人に対して戸惑う女性・Hさんの叫び...
並木まき 2021-06-26 06:28 ラブ