いよいよ子宮全摘へ 入院女子が涙した必須&便利グッズ17選

コクリコ 編集者
更新日:2019-09-10 10:03
投稿日:2019-08-13 06:00

ブラカップはキャミよりタンクトップ

なくて不便だったので途中で買ったもの

⑪ブラカップつきのタンクトップ

「タンクトップ」というところがポイントです。カップつきのキャミソールは持って行ってたのですが、キャミソールのひもを調整する金属金具の着用がCTやMRIで禁止されているので、それを着ていると検査の都度、その場で脱いでノーブラにならないといけないんですね。
 ノーブラ・もろ出しで検査するのは別にいいんですが(術後はそれどころでないくらい具合が悪いので)、とにかく脱ぐのが面倒くさいので、金具のないタンクトップが最高です。着たまま検査ができます。

⑫ゴムの入っていないパンツ

 ウエストとそけい部を絞めつけないおパンツ……これはもうユニクロ一択です。へそ上までくるものでないと傷口と重なってしまって痛いので、かっこ悪かろうか、色気がなかろうがユニクロで!

⑬枕

 病院の枕の高さや固さが合わなかったので、途中で母に買ってきてもらいました。1日のほとんどの時間を寝て過ごすので、普段よりも枕が大事です。

いただいて嬉しかったお見舞い

⑭いい香りのシャンプー&トリートメント

 食事制限もあり、外出もできず、入院中はなかなかリフレッシュできないもの。唯一の楽しみともいえるのはシャワータイム。その時間がもっと楽しく、お風呂上りにもその楽しさが続くいい香りのシャンプー&トリートメントはいただいてとっても嬉しかったです。

⑮アロマミスト

 これも上記と同様で、シーツや布団カバーなどリネン類を1週間替えてもらえない病院で、シュッとひと吹きで気分転換のできるアロマミストは重宝しました。ただし、抗がん剤治療中の方にはにおいが不快になる場合もあるので、注意が必要です(私は個室でしたので、使えました)。
 友人がこのお見舞いに添えた「入院生活が少しでも華やいだものになりますように……」というメッセージに、この友人の女性らしい気遣いと知性にほれぼれしたものです。

⑯スターバックスのコーヒーチケット

 LINEで贈っていただいたスターバックスのコーヒーチケット。好きな時に飲めるということで退院後の楽しみにしていました。退院後は筋力も体重もがぐっと落ちていたので、リハビリとして駅前のスタバまで30分かけて歩いて行き、そこでコーヒーをゆっくり飲んで休んで、また30分かけて帰っていたのですが、チケットを使うたびにくださった方の気遣いを嬉しく思っていました。

⑰ガーゼのバスタオル

 薄くてやわらかいガーゼのバスタオルがとてもよかったです。おしゃれなのでタオルっぽくなくて、寒いときにストールのように肩にかけたり、たたんで枕にしたり。身体を拭くだけでなく、いろいろな用途に使える万能アイテムで、退院後も便利に使っています。

コクリコ
記事一覧
編集者
実用書の編集者(社畜)。アラフォー未婚のがんサバイバー2年生(進級しました!)。2018年、子宮頸がんにて広汎子宮全摘出術を受ける。現在ホルモン補充療法をしながら経過観察中。SNSをパトロールするのが趣味。“Twitter探偵”とも呼ばれる。でも幸せになりたい。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「愛されるモテSNS」って? ネット世代が気をつけるべきこと
 コロナ期、私たちはSNSを利用して、リアルで減ってしまったコミュニケーションを埋めました。人と会えない期間によって、よ...
猫って液体なの…? 透明ボウルにも納まる“にゃんたま”君
 土鍋を置いておくと、猫がまあるくなって中に入る「ネコ鍋」現象がありますが、透明ボウルを置いてみたら、やはり!入りました...
愛と美のオンナの幸せを司る「ピンク花」のとてつもない威力
 ある日の昼下がり。  猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんに、この日も悩める子羊がお花を買いにやってまいりました。...
バセドウ病の再燃で疲労困憊…治療はいつも不安と隣り合わせ
 寛解に向かっていたバセドウ病が再燃してからは、ひとことで言うと「地獄」。何をしても良くならない症状が、日を追うごとにひ...
触りたくなるモフモフ! “にゃんたま”写真家の秘蔵の一枚
 世界で一番多くのにゃんたまωを撮影する、猫フェチカメラマン・芳澤です。  「いいえ、我こそがにゃんたま撮影数世界...
やっと妊娠も再び出血…病院から受け入れ拒否をされた妊婦
 みなさんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。婚活や恋愛のコンサルをしている私自身が結婚後に女性が...
揉め事か!?威厳たっぷりボス猫候補の“にゃんたま”兄貴
 きょうは、小さな港地区のにゃんたま兄貴。  強くて賢くてカッコイイからみんなに一目置かれていて、次期のボス猫候補...
下降気味の運気を爆上げ!南国の愛され花「ハイビスカス」
「アナタ、なんで全身真っ黒なのよ! 喪服なのか! すぐやめなさい!」  先日とある著名な祈祷師の方に会うなり、いき...
2年間のバセドウ闘病生活を振り返る ~兆候から悪化まで~
 この連載もいよいよ終盤です。私は発覚から術後まで、およそ2年間にわたりバセドウ病と闘いました。甲状腺を全摘する手術を終...
おにぎり島をバックに…照れ屋な“にゃんたま”君の記念撮影
 ニャンタマニアのみなさんこんにちは。  きょうは、三角おにぎりみたいな形の島を背景に、にゃんたまω記念撮影にトラ...
指輪をつける位置には意味がある♡今の自分に合う指はどれ?
 指輪を購入する時、「なんとなくこの指にはめたいから」「この指にしか入らないから」など、気軽な気持ちで選んでいる方も多い...
原因は梅雨の湿気…プチ不調を撃退する食生活を栄養士が伝授
 気持ちのいい新緑の季節が過ぎ去ると、やってくるのが梅雨……。誰もが少し憂鬱になりがちなジメジメ時期を、少しでも元気に過...
屋根の上から危険を察知!逃走中の“にゃんたま”君をパチリ
 猫はタンスや冷蔵庫の上、キャットウォークなどの高い所が大好き。  高い所を好むのは、周りを見渡せて安全であること...
父の日に何贈る?「幸運の花」は家族円満のラッキーアイテム
「父の日」が近づいてまいりました。  今年の父の日は6月21日となっておりますが、「母の日」に比べて、この盛り上が...
「手術してよかった」術後半年で楽しく毎日を過ごせるように
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
猫に見下ろされる快感…裏側から見る“にゃんたま”の愛らしさ
 きょうは裏側から、にゃんたまωにロックオン。  ピンクの肉球、圧のかかったお腹もたまりませんね。  猫飼い...