「夫に近づきたくない!」年末年始9連休で痛感した“一人になれる空間”の大切さ。自室ナシ主婦が実践すること

豆木メイ フリーライター
更新日:2025-01-21 06:00
投稿日:2025-01-21 06:00
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。

 今回の年末年始の休暇は夫婦ともに9連休。家族と長い休暇を過ごしました。

 家族と一緒に過ごせる時間を「幸せ」と感じる方が多いかもしれませんが、基本的に一人時間が好きな私にとっては、どちらかというと「ストレス」でした(笑)。

 我が家では、夫の身長が高くリビングに寝そべるとその場のスペースをほとんど占領してしまいます。

 子どもたちはそのそばで楽しそうにくつろいでいますが、私はどうしても夫には近づきたくありません!

母親のスペースがないのは当たり前?

 現在の自宅は持ち家ですが、家を建てる際に自分専用のスペースを設けなかったことを少し後悔しています。一畳でもいいので書斎的なスペースを確保しておけば良かった…と。

 子どもたちにはそれぞれ部屋があるのに、母親である私にはもちろん、夫にも専用のスペースはありません。

 とはいえ、子どものいる家庭では、家を建てるときに母親や父親のスペースを優先するのは難しいのが現実です。

 間取りを考える際には、どうしても子どものための部屋や家族全員で使うリビングが優先されがちです。

 ですが、家族と共に過ごす空間や時間を大切にするのと同じくらい「一人になれる空間」も大事だと感じています。私の場合は特に、家族全員がリビングに集まっていると、息が詰まる瞬間があるからです。

【読まれています】40歳、セルフプレジャーより睡眠が優先!?フルタイム正社員に転職で痛感

家族間でもプライバシーは必要

「家族は隠し事なしで仲良く」という考えに、私は全く共感できません。家族間であってもプライバシーは尊重されるべきです。

 むしろ、適度な距離感があるほうが家族関係は円滑にいくと考えています。

 子どもに対しても同様で、ある程度の年齢になれば、無断で部屋に入らないように配慮すべきです。 ただしその結果、部屋が荒れ放題になっていることもありますが…。

 そんなときは「片付けたくないなら自分で管理しなさい」と伝え、たまに一緒に片付けるようにしています。

 自由には責任が伴う――これを学ぶのも子どもの成長には必要だと思っています。

 私はフリーランスとして自宅で仕事をしていた経験があるため、仕事の書類やセルフプレジャーアイテムなど、家族に見られたくないものがたくさんあります。

 そうしたものを安心して保管できる場所がないので、自分専用のスペースは重要だったと今になって痛感しています。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
菜の花の小道で一触即発! 道を譲るのはどっちの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今夜は誰と出合おうか…人で溢れる街の隅っこに転がる心
 先に仮想世界(?)でお互いを見つけて、そこから顔を合わせるって最初は気まずくないのかな? と昭和の世代は思っちゃうけど...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?
 2月15日午前10時8分、京都府南部で震度3(マグニチュード=M3.7)の地震が発生。14日にも同じ場所で震度4(M4...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...
イラッ!遅刻を許せない私は心が狭い? 穏やかな心を保つ3つの考え方
 会社や約束の時間に、平気で遅刻を繰り返す人を見ると「許せない!」と感じる人は多いはず。とはいえ、自分がイライラすれば周...
朝日に向かって飛び立つハクチョウにも悩みがあるとしたら…
 朝日を浴びて飛び立つハクチョウたち。並んで飛んでいるけど、それぞれどんな立場で、どんな関係なんだろう。  きっと...
私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! タレントの卵の実生活は…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
祝「日刊ニャンダイ」発売! 俺の“たまたま”も載ってるよ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仕事をがんばるあなたへ こんな時代だからこそ「自己肯定感」を高めて
 自分を条件なしに肯定できる力を「自己肯定感」といいます。あなたは、自己肯定感が高いですか? 低いですか? 実は、自己肯...
春を告げる「ミモザ」、“命短し”可憐なフワフワを長持ちさせる鉄の掟3条
 先だって大雪に見舞われた、我が愛すべきお花屋の周辺にも春を告げる鳥がボチボチやってくるようになりました。  しかも店...
自分がナンバーワンになれる場所 それを見つけるのも才能
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
羽田と成田を間違えた! 職場の新人やらかしエピソード5つ
 新人の頃は、誰でも一つや二つの失敗体験があるもの。でも、中には「ありえない」と思うようなやらかしエピソードも…。  ...
BIGな“にゃんたま”ライバル出現!おにゃんこを巡る壮絶な三角関係ぼっ発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...