更新日:2025-02-01 06:00
投稿日:2025-02-01 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
42歳、順風満帆だった生活に異変
真里さん(仮名)は結婚4年目を迎えた42歳。現在の夫とは初婚で、結婚をするまではバリキャリとして恋愛よりも仕事を優先してきたそう。
「結婚はしない」とずっと決めていたものの、5歳年上の夫であるヨウヘイさん(仮名)と出会い、熱烈な求婚の末に結婚をしました。
「結婚後もキャリアは磨き続けています。だからウチは子どもをつくらないという選択をして、ダブルインカムでお互いにバリバリ働くスタイルですね。
住まいも都会の一等地だし、いわゆるパワーカップルと呼ばれる生活に満足をしていたのですが…。
ここへきて夫の父親に関連する問題が出てきていて、このまま結婚生活を続けるかどうか真剣に悩み始めています」
義父が“女”として見てきている
真里さんの夫であるヨウヘイさんの両親は、ヨウヘイさんが中学生のときに離婚。義父も義母もひとり暮らしをしているといいます。ヨウヘイさんは母親のもとで育ちましたが、大人になってからは父親との交流も復活し、年に数回は食事に行く仲とのこと。
そして、真里さんの「悩みのタネ」は他でもないこの“義父”だと、話を続けます。
「義父はすでに現役を退いていて、リタイア生活を送っています。あ、でも自治体のシルバー人材センターに登録をして、ときどき働きには行っているみたいですね。
最近はひとり暮らしが寂しいのか、以前よりも私たち夫婦を自宅に呼びつける機会が増えて、一緒に食事をしたりお茶をしたりって感じなんですけど…。
困っているのは、義父が私を“女”として見てきていること。際どい発言やいやらしい視線を向けてくるんです」
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.38〜女性編〜」では、コロナ禍だからこそ、別居婚を経て同居婚になった途端に、離婚を選ばざるを...
恋人同士が愛情を伝えるために交わす、「キス」。実は、キスには場所ごとに意味があるのをご存知でしょうか? 今回は、厳選し...
「彼氏がいる」と聞くと、多くの人は「彼のことが好きだから付き合っている」と思うでしょう。しかし、恋愛のはじまり方はさまざ...
最近、LINEでのモテメッセージの傾向に変化が起きています。スタンプを散りばめた派手なメッセージよりも、落ち着いたオト...
「いつか素敵な人と結婚して幸せになりたい」と、思っている人は多いでしょう。しかし、現実はそう甘くはありません。今では、3...
女性の中には、「どうして私はモテないのだろう?」と、疑問を抱いている人がいます。自分のことは1番分かっているつもりでも...
カレと同棲を初めてある程度月日が経過すると、お互いにいい意味でも悪い意味でも慣れてしまい、コミュニケーションが少なくな...
せっかく彼氏ができても、付き合っていることを周囲に隠されていると、「もしかして遊ばれているのかな……」「私を紹介するの...
いつも理論的な、「リケジョ」こと理系女子。頭の回転が早くて、なんとなく甘えるのが苦手そうな彼女たちは、いったいどんな恋...
うれしいことやつらいことがあった時に、いちばんに思い浮かぶのは誰の顔ですか? 誰に真っ先に伝えたいと思うでしょうか? ...
心がピュアな女性というと、真っ白くて純粋な心を持ち、人の苦しむ姿に涙する……なんて、まさに、“デキた人柄”を思い浮かべ...
ルノルマンカードとは、18世紀に活躍していた歴史上有名な占い師であるマダム・ルノルマンの占いから生まれたカードで、トラ...
「冷酷と激情のあいだvol.37〜男性編〜」では、法律婚をしていた妻から「事実婚」への変更を提案され、どうしても受け入れ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。出会って一緒になった運命の相手。結婚披露宴は人生で一番と言っていいほど“自分...
いつもキツい女性がふいに見せる笑顔や、強気な女性が弱音を吐く瞬間など、いわゆる“女性のギャップ”に弱い男性は多いです。...