40代が身に付けたい「叱り方上手」のコツ。パワハラ上司5つの特徴にドキッとしたら要注意かも?

コクハク編集部
更新日:2025-03-01 06:00
投稿日:2025-03-01 06:00

叱り方上手な人を真似る! 5つのコツとは

 好きな仕事をしていて、気の合う同僚がいても、たった一人パワハラ上司がいるだけで、職場の空気は最悪になりますよね。

 だからこそ、部下への接し方には気を使わなければなりません。

 続けては、自分が若手にパワハラだ! とキレられない上手な叱り方を解説します。

1. 感情的にならない

 何度も同じ失敗を繰り返す部下がいるとイラっとするものです。「どうして、こんなこともできないのよ!」と、感情的に叱りつけていませんか。

 上手に叱るには、まずあなた自身が冷静になることが必須! きつい言葉遣いはパワハラと捉えられてしまいますから、心を静めてから叱る癖をつけましょう。

2. 叱る場所を考える

 叱るタイミングも肝心です。失敗に気づいた段階で叱るのが理想的ですが、「今ここで叱ってOKか」状況を考えることも忘れずに。

 たくさんの人の前で「どうして失敗ばかりするの?」なんて叱ってしまえば、プライドを傷つけかねません。「ちょっといい?」と、人のいない場所に呼ぶようにしましょう。

3. 期待している思いを伝える

 昭和世代と違って若手は特に、叱られると仕事へのモチベーションが下がってしまいます。

 それを防ぐには「期待しているんだよ」という思いを伝えるのが効果的。ただ叱るのではなく、期待しているからこそのアドバイスだと気づかせてあげましょう。

4. 短時間かつ明確に指摘する

 何度も失敗を繰り返されると、怒りMAXになり説教が長引きますよね。過去の失敗まで持ち込んで延々と説教すると、部下はついていきません。

 上手に叱るためには、本当はどうしてほしかったのかを簡潔かつ、明確に伝えることが大切です。

中間管理職はつらいよ

 他人を叱るのは、思った以上に難しいもの。イライラして感情的に責めてしまえば、ハラスメントと思われて、信頼関係まで壊してしまいます。

 パワハラ上司を反面教師にして、部下や後輩を育てために「叱る」という大前提を忘れないようにしましょう。

(2022年9月、2023年10月の初出をもとに記事を再構成)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


コンビニにGO! 二日酔いの朝に摂るべき食べ物&飲み物6選
 ひどい二日酔いの朝、グロッキーな中で「もう二度と飲まない!」と決意した経験がある方は多いはず。でも、そんな人に限って、...
ほっこり幸せ…クリスマスプレゼントに“にゃんたま”はいかが
 もうすぐ楽しいクリスマス。  大好きなあの人に、気の利いたクリスマスプレゼントを考え中なら!  リンリンリ...
栄養士が教える! 冬に取り入れたい「温活食習慣」のススメ
 冷え込む日が増えて「冬がきた」と実感する日も多くなりましたね。芯から冷えた身体は、女性の大敵。日頃からしっかり温活をケ...
生活が楽しくなる! 介護士が案内する介護施設のメリット3つ
 介護施設について、「介護のプロが集まっているから大丈夫」と考えてもらえることは、私たち介護士にとってすごく嬉しいことで...
就職や結婚をしても 一生大切にした方がいい女友達の特徴3選
 女子の友人関係は環境で変わります。いえ、男女関わらず、環境によって友人は変わっていくものです。  例えば結婚する...
がんで子宮を全摘したアラフォー独身女が最優先していること
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
ほっこり癒される…愛すべきイマドキのおじさんあるある5選
 親戚のおじさんから、たまたま電車で隣に座ったおじさん、職場にいる上司がおじさん、etc……。身の回りには数えきれないほ...
“喧嘩するほど仲がいい”の落し穴…彼とラブラブでいるために
 付き合った当初はラブラブだったのに、気づくとあまり会えてなかったり、返信がそっけなかったり……。恋人との関係の継続って...
大事な“にゃんたま”を守って名誉の負傷…早く治るといいね
 きょうは、とっても立派なにゃんたまω!!! あっぱれ!  多くのにゃんたまωを撮影していても、このサイズのにゃん...
節約の敵!「ボーナスで衝動買い」やめたい時の4つの対処法
 節約する際、自分の金銭の使い道を見直すことってありますよね。その度、「なんで買ったんだろう」と思う不可解な買い物を後悔...
なぜ月経不順になるの?それって「多嚢胞性卵巣症候群」かも
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
自宅派のあなたに…クリスマスディスプレイのオススメを紹介
 今年のクリスマス、あなたはどう過ごされますか? とあるネットリサーチ会社の統計では、近年ではクリスマスの過ごし方の定番...
保育園はかわいそうなんて古い!通うと得られるメリット3つ
 長男が0歳の時、地域の保育園の空き状況の問題もあって保育園の入所を決意した時、「そんなに早く入れる必要はない」とか「保...
ママ必見!育児ストレスの発散法4選…子育てを楽しむには?
 かわいい我が子を初めて抱いた時、「この子は何がなんでも守る」と決意したママがほとんどでしょう。夜泣きでつらい夜も、料理...
哀愁がただよう…静かな港町で出逢った見返り“にゃんたま”
 にゃんたマニアのみなさまこんにちは。  きょうは静かな港町で出逢った、哀愁の見返りにゃんたまωにロックオン。 ...
冬に怖い「隠れ脱水」の原因と対処法!水分補給を欠かさずに
 近年続く猛暑により、「熱中症にならないように」というリスク管理の意識から、夏場は意識的に水分を取ろうとする人が増えたよ...