バツ1同士だから「淡泊な関係でいよう」。それなのに息子には父親ヅラする男に不満な39歳女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-03-08 06:00
投稿日:2025-03-08 06:00

なぜか息子には父親ヅラで接する不可解

 トシキさんから受けている説明が腑に落ちず、日に日に不信感が募っていると話す絢子さん。

 なぜならば「深入りしない」を理由にレスを強いられているにもかかわらず、トシキさんは絢子さんの息子との仲は積極的に深めたがり、父親ヅラをして接する機会が増えていることもひっかかっています。

「矛盾してますよね!? 深入りしたくないなら、それでも別にいいんですけど、ならば息子に近づきすぎないでほしいんですよ。私とトシキさんが別れるってなったときに、息子のショックが大きくなるじゃないですか。

 親の恋愛のせいで息子のメンタルに影響を与えたくないので、結婚前提じゃない交際なら、それなりの距離を保ってもらいたいんですよね…」

 絢子さん自身はトシキさんに対して、彼が望むならば結婚をしてもいいかもしれないとまで思えるほど、気持ちは熟しています。

 しかし一方で、わずか交際半年でレスであることを考えると、結婚をしたところでうまくいかないだろうという不安も抱いていると話します。

進めるか、終わらせるかの二択

 また、息子とトシキさんの関係についてこのままズルズルと“親子ごっこ”をしているのも良いとは思っておらず、なるべく早い段階でトシキさんとの関係を一歩進めるのか、それとも終わりにするのか…の二択で結論を出したいと言います。

「だけど結局のところトシキさんの行動が矛盾しているから、私としては結論が出ないままなんです。

 正直、息子に新しいパパができるなら、そのほうが私も嬉しいです。前の夫と息子の交流もゼロですし。だけど、付き合っているときからレスな相手と再婚したら、きっと私は離婚しそうだし、普通に考えて良くないなって。

 トシキさんを紹介してくれた友人に相談をしたら『難しいことを考えていないで、流れに任せれば?』と言われたのですが、それもなんか違う気がして。

 もうね、どういう結論を出せば私自身や息子にとって最善なのか、まったくわからなくなっちゃったんです。

 トシキさんが私とのお付き合いをどう考えているのか、もうちょっと詳細まで気持ちがわかれば、私も判断のしようがあるんですけどね…」

  ◇  ◇  ◇

 ここ1週間ほどでトシキさんとの仲について悩みが深まり、不眠気味にも陥っているという絢子さん。では、恋人であるトシキさんは現状や将来について、どう考えているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


彼とつきあうべきか結婚すべきか迷った時の超簡単チェック法
「この彼とつきあったほうがいい?」と「この彼と結婚しても大丈夫?」は、恋愛する女性の2大悩みだと言ってもいいでしょう。特...
内藤みか 2020-01-06 06:00 ラブ
ドM女性がモテるのはなぜ? 10項目で分かるドM女性診断♪
 飲み会などで必ずと言っても良いほど話題になるのが、「SかMか」という話。なんとなく「私、M!」って答えている女性は多い...
リタ・トーコ 2021-04-10 11:19 ラブ
友達止まりになる女性の6つの特徴! 本命彼女になるには?
「好きな人とはいつも友達止まり……」そんな悩みを抱えていませんか?中には、せっかく告白したのに「友達以上に見られない」な...
浮気されて振られたけど…彼とヨリを戻すための奥の手3STEP
 好きな人に浮気された……とてもツライことですね。その揚げ句に別れを告げられたら、何日も枕を濡らす方も多いでしょう。それ...
ミクニシオリ 2020-01-04 06:00 ラブ
いいと思っていたのにガッカリ 好きな人に急に冷める瞬間5選
「彼のガッカリする一面を見てしまい、その後フェードアウトしてしまった」  男女問わず、ふとしたことをきっかけに好きな人...
七海 2020-01-04 06:00 ラブ
寂しいデートの別れ際どうしてる?絆を深めるバイバイの方法
 楽しいデートであればあるほど、寂しくなるのが別れ際。でも、このデートの別れ際は男性に感謝や好きな気持ちを伝える大切な時...
孔井嘉乃 2020-01-03 06:00 ラブ
妻はウンザリ!夫の“サイレントにトゲトゲしい”モラ発言3選
 世の中には、褒めているように聞こえて、実は相手を辛らつに批判している会話も存在します。そんな暴言を妻に吐く夫は、ジワジ...
並木まき 2020-01-02 06:00 ラブ
情で彼氏と別れられない 後悔を防ぐ3つのこと&綺麗な別れ方
 長年同じ恋人や夫と過ごしていると、「とっくに潮時だけど、この人がいない生活を想像できない」「人としては嫌いではないから...
孔井嘉乃 2020-01-02 22:47 ラブ
女性は追う恋より追われる恋が幸せ?追われる恋のデメリット
 巷で囁かれる恋愛論では、「女性は追う恋より追われる恋の方が幸せになれる」というのが鉄則です。でも、これって本当でしょう...
リタ・トーコ 2020-01-01 06:06 ラブ
彼氏の「パパ適正」をチェック! 旦那選びに役立つ豆知識5つ
 付き合っているときは何も不満のない完璧な彼だったとしても、結婚して子どもが生まれると次第に「あれれ、こんなはずじゃなか...
田中絵音 2019-12-31 06:00 ラブ
女好きなだけじゃない…浮気男にありがちな“困った悪癖”3選
 彼女や妻がいながら、別の女性を口説く浮気性な男には、女好きであると同時に、困ったクセがある場合も少なくありません。魑魅...
並木まき 2019-12-31 06:00 ラブ
俺がルールだ!ドン引きしたモラハラ夫の狂気言動ワースト3
 こんにちは、モラハラ夫と10年間の交際期間に加え、約10年間もの地獄の結婚生活してしまった犬田です。前回は結婚してしま...
犬田さちこ 2019-12-30 06:34 ラブ
ワンナイトラブで男を見る目を磨ける? 意外な5つのメリット
 一晩の恋とも呼ばれる「ワンナイトラブ」。人によっては、「そんな不誠実な恋愛は絶対に嫌!」と思われるかもしれませんが、実...
東城ゆず 2019-12-30 06:00 ラブ
目を背けて結婚…20年間で悟ったモラハラ夫の前兆と地獄実例
 モラハラ夫と約10年間、付き合っていた期間も含めると約20年間も過ごしてしまった経験アリ、犬田さちこと申します。 ...
犬田さちこ 2019-12-30 07:08 ラブ
自ら鬼嫁を生み出している…“鬼嫁メーカー”な夫の性格3選
「ウチの嫁、鬼なんです!」と語る男性たちの中には、気づかないうちに鬼嫁メーカーになっていそうなタイプも散見されます。魑魅...
並木まき 2019-12-29 06:00 ラブ
ダメを近づけているのは自分? 男をダメにする女性の3タイプ
 好きな男性のタイプは「頼りになる男性」とか「仕事ができる男性」と挙げるのにも関わらず、気がつけばいつも彼氏がダメ男……...
東城ゆず 2019-12-28 06:00 ラブ