松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

更新日:2025-04-16 17:03
投稿日:2025-04-16 17:00

 NHK連続テレビ小説「あんぱん」で、漫画家やなせたかしさんをモデルとした柳井嵩の母親・登美子役を演じている松嶋菜々子(51)。その妖艶な美貌と、圧倒的な存在感が大いに注目を集めている。

 しかし、とんねるずの石橋貴明(63)のせいで、思わぬ目立ち方をするハメとなっている。

「3月31日、フジテレビが中居正広氏(52)の起こした問題に関し、第三者委員会による『調査報告書』を公表。彼の性暴力を認定しました。さらに『重要な類似案件』として10年以上前にフジの女性社員が番組の男性出演者と2人きりの状態にされ、下半身を露出されたことが記されていました。報告書では、その出演者が誰か明記していませんでしたが、4月10日、週刊文春が石橋だと報じたのです」(週刊誌記者)

 これを受けてSNSでは、石橋の過去の松嶋に対する"セクハラ"エピソードを蒸し返す投稿が相次いでいる。《石橋の松嶋に対するセクハラは度を越えていた》《コンプラなんてない時代でも、テレビで見ていて気分が悪くなるほどだった》などなど。SNSには当時の動画も投稿されている。

■松嶋に馬乗りになって卑猥な言葉を言わせる石橋

「『とんねるずのみなさんのおかげです』の『近未来警察072』というドラマ仕立てのコントで、石橋は松嶋に馬乗りになり、性行為を連想させる動きをしたり、卑猥な言葉を無理やり言わせたりとやりたい放題でした。当時は、松嶋も嫌がっているようなそぶりは見せませんでしたが、『みなさんのおかげ』は彼女が売れるきっかけとなった番組でもあるので、彼女の所属事務所も強いことは言えず、彼女も断れなかったようです。ただ、その後、松嶋の事務所は、メディアで同番組のことを連想させる取材や、過去映像の使用なども全て断ってきたそうです。松嶋の口からもこれまで一度もその当時のエピソードが語られたことはありません。それくらい、彼女にとっては、記憶からも経歴からも消し去りたい黒歴史なのでしょう」(バラエティー番組のベテラン制作関係者)

 当時、同番組の制作にも口を出していた石橋の力は絶対だった。松嶋ほどではないにしろ、番組内で、今では考えられないレベルのセクハラを受けた女子アナもいた。

「彼女たちにとって、それは下積み時代の懐かしい思い出ではなく、ただの忌まわしい記憶なのだと思います。先日、元フジテレビアナウンサーの長野智子氏が、『Mr.サンデー』で『ほとんどの人たちは、イエス、ノーが、きちんと言えて毅然としてやっている』と発言して炎上しましたが、当時の石橋に対してノーが言える女子アナなんていなかったと思いますよ。新人で売り出し中の松嶋さんはもっと厳しい立場だったはずです」(前出の制作関係者)

 その後、松嶋は、女優として大成功を収め、今やアラフィフを代表する演技派女優として引っ張りだこだ。2019年前期放送の「なつぞら」では、北海道で農業を営む優しい母親を演じ、今回の「あんぱん」では、子供を捨てて自分の人生を選ぶ母親を演じている。母親役が定着してきた松嶋にとって、石橋はただの厄介者でしかないようだ。

  ◇  ◇  ◇

 近年の松嶋菜々子の活躍は若いころにも増して目覚ましいものがある。関連記事【もっと読む】松嶋菜々子・反町隆史が結婚23年目で初共演 夫婦タレントは「CM業界の救世主」になる…では、その活躍ぶりを伝えている。

エンタメ 新着一覧


「買い物ブギ」圧巻のステージ!“キングカズ長男”覚醒、スズ子の虜に
 ワンマンショーに向けて稽古や衣装合わせが続く中、スズ子(趣里)は新しいマネージャーのタケシ(三浦獠太)の様子を見て不安...
桧山珠美 2024-03-01 14:30 エンタメ
タナケン「業界」発言に違和感 喜劇界でも演劇界でもないワードチョイス
 タナケン(生瀬勝久)が入院したと聞き、山下(近藤芳正)とスズ子(趣里)は、タナケンの見舞いに行くことにする。  ...
桧山珠美 2024-02-27 15:05 エンタメ
NHKさん、スーパー家政婦・大野さんのレシピ本出版のご予定は?
 大野(木野花)が家政婦としてスズ子(趣里)の家に来て半年、愛子(小野美音)はニンジンを食べられずにスズ子を困らせていた...
桧山珠美 2024-02-26 16:00 エンタメ
芦田愛菜が少し嫌いになりそう…「さよならマエストロ」本筋以外が楽しみ
 イケメンの息子はやっぱりイケメンです。TBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」を見ながら、確信...
恐るべし、大野さん! おてんば愛子を“瞬殺教育”、白い割烹着は信頼の証
 茨田りつ子(菊地凛子)の紹介で、大野晶子(木野花)がスズ子(趣里)の家政婦として働くことになる。  この日のスズ...
桧山珠美 2024-02-24 13:55 エンタメ
錦戸亮“主演抹消過去”もバネに復活!山ピー、平野ら民放地上波で続々躍動
 2月23日、「不適切にもほどがある!」(TBS系、以下「ふてほど」)に錦戸亮(39)がゲストで登場し、大反響を巻き起こ...
こじらぶ 2024-02-24 16:04 エンタメ
痛快すぎるりつ子のひと言、“眼鏡会計ババア”でざわつかせた女優登場!
 スズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)に新曲にはブギの歌を書いてほしいとお願いする。  はじめは、ブギが続けば面白...
桧山珠美 2024-02-22 15:05 エンタメ
デカッ!急成長を遂げた2歳の愛子にびっくり、愛助さん似?
「東京ブギウギ」に続き、「ジャングル・ブギー」もヒットさせたスズ子(趣里)は、仕事に育児に大忙しの日々を送っている。 ...
桧山珠美 2024-02-19 17:00 エンタメ
「ふてほど」磯村隼斗の白ブリ姿がマッチ! 錦戸亮出演にアノ人も続く?
 あれからムッチ先輩の白ブリーフ姿が頭から離れません(笑)。ほどよく均整の取れたムッチ先輩の細マッチョな肉体に清潔感あふ...
中島健人まさかの大炎上 熱愛報道時の“友人の1人”発言が矛盾ではない訳
 Sexy Zoneからの卒業を発表している中島健人に熱愛スキャンダルが発覚し、彼の発言の矛盾を指摘する声が相次いでいま...
堺屋大地 2024-02-24 14:24 エンタメ
「キターーーー!」で思い出す目薬のCM、趣里の細体型が映えたヒョウ柄
 スズ子(趣里)は、タイ子(藤間爽子)と語り合う。夢を叶えたスズ子と、どん底にいる自分を比べると惨めで恥ずかしいというタ...
桧山珠美 2024-02-16 15:43 エンタメ
“昨日の敵は今日の友”というけれど…NHKさん、展開についていけません
 スズ子(趣里)は靴磨きの少年・達彦(蒼昴)に会いに行く。達彦にタイ子(藤間爽子)との思い出話をし、達彦からは、タイ子の...
桧山珠美 2024-02-15 16:25 エンタメ
偶然が過ぎる親友との再会、「やさぐれタイ子の8年間の謎」が気になる
 昭和23年、羽鳥善一(草彅剛)がスズ子(趣里)に送った「東京ブギウギ」は、明るいブギのリズムが人々の心をつかみ、空前の...
桧山珠美 2024-02-12 14:30 エンタメ
ムロツヨシは「男の顔は履歴書」を地で行く 伸びしろだらけのイケメン説
 先週のテレビはさながらムロツヨシ・ウィークでした。フジテレビ系「だれかtoなかい」、TBS系「日曜日の初耳学」「櫻井・...
東京ブギウギ初お披露目! 第1回冒頭のシーンとの違いは明白だった
 羽鳥善一(草彅剛)の気合が入った稽古に臨むスズ子(趣里)だが、愛子の世話をするために何度も中断することになってしまう。...
桧山珠美 2024-02-12 13:40 エンタメ
斬新な篠田麻里子様 不倫疑惑後に不倫妻を熱演→新シンママで何が悪い?
 元AKB48の神7に名を連ね、2011年リリースの「上からマリコ」なる自身の名が冠した楽曲でセンターという異例の好待遇...
堺屋大地 2024-02-09 06:00 エンタメ