更新日:2025-05-10 06:00
投稿日:2025-05-10 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
43歳、レス3年目。夫の要求に辟易
夫婦生活がレスに陥って3年目を迎えたと話す、43歳の明美さん(仮名)。
レス状態そのものに不満はないそうですが、レスなのに“あること”を要求してくる夫・サトルさん(仮名)の趣味に辟易していると言います。
「夫は私よりも15歳年上なので、けっこう“いい年齢”なんです。そのせいなのか結婚2年目にはレスになり、まぁそれ自体は私自身どうでもいいって感じなんですけど、レスのくせに私の身体は見たがって…。
週に何度か、夫からの『見せて』という求めに応じなくてはならず、それがとても苦痛なのです」
【読まれています】45歳女が“夜の営み”作戦に悔やむワケ。友達夫婦の話に刺激されて…
私の気持ちはどうなるの?
レスになった原因が夫にあるため、明美さんは最初「一時的な欲望を満たす行為」と軽く考えていたものの、夫からの頻繁な「身体を見せて」の要求は1年以上継続していると苦しそうに打ち明けます。
「夫婦ですし、見せたからってどうってことないとは思うんですよ。別に変なポーズを要求されるわけではないですし、本当に“見て”、“眺めて”、たまに触ってくるって感じなので。
でも、そういうふうに扱われると、すごく嫌な気分になるんです。“モノ”扱いされているとまでは言いませんが…、私の気持ちは尊重してくれないんだと空しくなります。
夫が大好きで私自身がレスに不満だったら、ひょっとすると何とも思わないどころか、むしろ夫婦のスキンシップの形としてウエルカムだったのかも…。だけど、私は“その時間”をまったく楽しめないし、気持ち悪いなあって嫌悪感もあるんです」
関連記事
ラブ 新着一覧
好きな人とのデートの前日、「明日は何を着よう?」「何を話そう?」と、ついつい夜更かしをした経験がある方は多いでしょう。...
恋のはじめの一歩は、LINEから。
忙しい現代の私たちにとっては、会えない時間のコミュニケーションもとっても大...
今やカードとスマホさえ持っていれば、一日お出かけしてもどうにかなるというキャッシュレス社会になりつつありますね。合コン...
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。
しかし一見すると、そうとは気づ...
さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。
日本性科学会の...
マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
昔から、なぜ「愛人=不幸そう」と思われるのでしょう?そもそも「愛人」という単語がなんとなく後ろめたい感じだったり、淫美...
ひと昔前は、デートの代金は男性がおごるもの、というのが当たり前だった時代がありました。
今は全てを男性におごっても...