混乱する「2025年7月大災害」騒動。ネット上の噂や陰謀論にハマった人にどう対応すべき?

コクハク編集部
更新日:2025-05-17 06:00
投稿日:2025-05-17 06:00

「2025年7月5日」を恐れる人々

《イワシやクジラの海岸への大量漂着は地震の前兆や影響である》

 この情報に接した4人に1人が家族や友人に話したり、SNSで拡散させたという。総務省が今月13日、こうしたインターネットに広がる偽・誤情報の認識に関する初の調査結果を明らかにしたが、今まさに世間を騒がせているのは「2025年7月5日」問題だ。

 漫画家のたつき諒氏の著作『私が見た未来』は、彼女の予知夢をもとにした予言を描いているが、それによれば今年の7月に太平洋全域に影響を及ぼす自然災害が発生する可能性があるという。

【こちらもどうぞ】2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?

 かつて社会現象になった「1999年7の月に人類が滅亡する」で知られるノストラダムスの大予言にも似ているが、たつき氏の場合、「2011年3月の大災害(東日本大震災)」を当てたといわれているだけに注目を集めている。

47.7%が偽情報を信じた

 ちなみに先の調査では、実際にあった15種類の偽情報のうち、一つでも見聞きした上で「真実」と誤認していた人は47.7%もいたそうだ。意外とネット上の偽・誤情報を信じてしまう人が多いことが分かったが、中には根拠ない噂にハマってしまって「陰謀論」などに捉われてしまうことも……。

 家族や恋人・友人、同僚がネットのウソや陰謀論を拡散していたら、周囲はどう対応すべきなのだろうか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏に聞いた。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


夢物語の2000万円より老後に役立つヘルスリテラシーとは?
 NYのセレブたちがこぞって実践している「ヘルスリテラシー」という考え方があります。自らが現地でこの概念を学び、最強のパ...
大問題作? “にゃんたま”の奥に秘めた貴重な部位がチラリ!
 にゃんたマニアのみなさま、にゃんと! きょうは大・問題作です……!  普段は可愛いにゃんたまωの奥に秘められてい...
冬季うつに負けない! 寒い季節にメンタルを強くする習慣4つ
「寒いのが苦手ってわけじゃないけど、毎年冬が近づくと気持ちがふさぎこんでしまう」  それは、日照時間が落ちてセロトニン...
なぜ貯金がたまらないの? 超低金利時代のおトクを追求する
 まじめに働いているのに全然お金が貯まらない――。「〇歳代の平均貯蓄額」なんて記事を読むと、自分はお金にだらしがないから...
「もしかしたら卵巣は…」退院前に主治医が放った衝撃の一言
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
オトコが離さない!「恋愛市場価値の高い」モテ女子って?
 狙っている彼やパートナーといい感じの期間を過ごした後、ほかの女子に目がいってしまったり、浮気の予感……なんて経験、あり...
夢か現か…山奥の神社で精霊のような“にゃんたま様”に遭遇
 すっかり「にゃんたま教」な皆さま、こんにちは!  きょうは、夢か現か幻か……白い精霊のようなにゃんたま様にロック...
お腹に水が溜まってる? 卵子凍結後のホルモン剤の影響とは
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
ポジティブなあなたに生まれ変わる「トルコキキョウ」の威力
 このような御商売をさせていただいておりますと、本当にいろいろな方にお会いする機会に恵まれております。いわばワタクシの趣...
電車で座る確率を上げる7つの方法!移動時間を有意義に♪
 電車が混み合う時間帯に通勤や通学をしていると、そこらじゅうで始まる椅子取り争奪戦! 乗車時間が長ければ長いほど「座りた...
かくれんぼのメリット!子どもの空間認識能力を高めてくれる
 子どもがよく遊ぶ「かくれんぼ」ですが、大人からすると“見つけて隠れての繰り返し”で何がそんなに楽しいんだろう、と思って...
明日に向かって撃て! “にゃんたま”パワーで年末を走り抜く
 重版出来! にゃんたま写真集(自由国民社)が、またまた増刷決定しました。  そして、2020年「開運!にゃんたま...
ピルの価格はどれくらい? ピルを安く購入する4つのポイント
 これまで、ただの「避妊薬」ではないピルのメリットや効果について連載の中でお話ししてきましたが、うっかりお伝えし忘れてい...
楽しく健康に! 老後に趣味を持つメリット4つ&おすすめ趣味
 もともと介護士をしていた筆者は、今でも高齢者とたくさんの交流があります。まだまだ老人ホームに入る必要がない“現役”の高...
SNSに疲れた女性が急増中! SNS疲れの原因と賢い対処法3つ
 女性のみなさん。流行りのSNSを楽しんでいるでしょうか? InstagramにTwitterなど趣味の合う人たちの交流...
仕事のやる気が出ない…目標設定で再び“やる気スイッチ”ON
 仕事をするためのモチベーションって大切ですよね。私は名指しで任されたものについては、はりきっちゃうタイプです。特に得意...