靴擦れが…今すぐできる即効対策&痛くならない方法や裏技

コクハク編集部
更新日:2019-08-24 06:25
投稿日:2019-08-24 06:00
 気に入って買った新しい靴で靴擦れが起きた時って、とにかく凹みますよね。サイズも合っているし試着もしているのに、長時間履いていると痛くて歩けなくなってしまうことも。そんな時に今すぐできる対策や、靴擦れしない方法、靴の選び方を今回はご紹介します。

靴擦れはなぜ起こる? おもな3つの原因

 まずは、なぜ靴擦れが起こってしまうのか、原因を見てみましょう。

1. 靴のサイズや形が足に合っていない

 靴擦れの一番の原因は、靴のサイズや形が足に合っていないこと。自分のサイズより小さい靴はもちろん、逆に大きくてもNG。サイズが大きいと、歩くたびにつま先の方へと足が滑ってしまって、足の指に摩擦が起こりやすいからです。

 また、足の幅に合っていない靴にも注意が必要。特に外反母趾の方は、靴の幅が小さいと圧迫されて、症状を悪化させてしまう可能性があるため、フィット感をしっかり確かめて購入するようにしましょう。

2. 靴擦れしやすい素材

 靴擦れしやすい素材にも注意が必要。特に合成の革靴のように、時間が経っても形が崩れないタイプの靴の場合には、履くたびに靴擦れが起こる可能性があります。

 革靴は履くたびに馴染んできますが、下ろしたての時にはかかと部分などに靴擦れが起こりやすいため、対策をすることが肝心です。

3. 歩き方に癖がある

 歩き方の癖も、靴擦れの原因になります。片方の靴底だけすり減るのが早いという方は、歩く時にどちらかの足に負荷がかかりやすい状態で歩いていることが多いです。

 正しい歩き方をすることで靴擦れを起こりにくくすることもできるため、一度チェックしてみると良いでしょう。

もしも靴擦れが起こったら? 今すぐできる4つの対策方法!

 外出先で靴擦れが起こってしまった時には、できるだけ早めに処置をすることで悪化を防ぐことができます。水ぶくれが発生したり破けてしまう前に、これから紹介する方法を試してみてください。

1. 絆創膏を貼る

 一番手軽にできる対策は、靴擦れ部分に絆創膏を貼ること。ドラッグストアなどには靴擦れをした時専用の絆創膏も販売されているため、チェックしてみると良いでしょう。

 あまり履き慣れていない靴を履く時には、バッグに持ち歩いておくと安心です。水ぶくれができる前に貼ると、それ以上の悪化を防ぐことができますよ。

2. 靴擦れ防止グッズを使用する

 靴擦れが起こった時に、靴擦れ防止グッズを利用するのも有効な対策です。人気があるのが、靴擦れやマメを防止するジェルパッドなど直に足に貼るタイプorクッション性のある素材で肌に負担をかけない靴に貼るタイプですね。

 ただし、外出先で手に入らない可能性があるため、事前にこちらも用意しておくと良いでしょう。

3. ワセリンやリップクリームを使う

 薬局やドラッグストアなどで購入できる保湿剤である「ワセリン」も、靴擦れ防止に使えるそう。ただし、革靴や布素材でできた靴の場合にはワセリンの油分が染み込んで、シミになってしまこともあるため、靴の素材には十分に気をつけましょう。

 また、外出先でワセリンを調達するのが難しい場合には、透明なリップクリームでも代用可能です。取れてしまうと効果がなくなるため、塗り直しは必須ですよ。

4. ストッキングや靴下を履く

 靴擦れは、靴と肌が摩擦することによって起こるため、ストッキングや靴下を履いて摩擦を軽減することでも、靴擦れを予防することができます。

 ヒールがある場合には、ストッキングだけだと前へと滑ってさらに足に負荷をかけてしまう可能性があるため、その上から靴下を履くなど工夫をすると良いでしょう。

靴擦れを起こさせない! 知っておきたい靴の選び方

 靴擦れを起こらないためには、靴の選び方にも注意が必要。そこで、気をつけたいポイントを最後にご紹介していきます。

靴を購入するのは夕方にする

「夕方になると足がむくんでブーツがきつくなった」という経験をお持ちの方は多いはず。でも、まさにこの足がむくむ夕方が、靴を買うには最適な時間帯なんです。

 夕方にぴったりだと感じる靴は一日中履いていても足の負担になりにくいため、ぜひ試してみてください。

試着は必ず両足で行い、店内を歩いてみる

 靴の試着をするのは必須事項ですが、中には椅子に座ったまま片足しか履かずに購入を決めてしまう方もいます。でも、これはNG。歩いてみると、座った時には分からなかった靴と足との違和感に気づくこともあるからです。

 試着をする際には、必ず両足で試し履きをして、できれば店内を少し歩きまわってみるようにしましょう。

靴擦れが起こったら傷にならないうちに早めの対策を!

 一度靴擦れが起こると、水ぶくれになってしまったり、時にはその部位から菌が入ってしばらく化膿してしまう可能性もあります。そのため、できれば傷にならないうちに対策をすることが肝心!

 でも、それよりも大切なのが、靴擦れを起こしにくい靴を購入すること、そして、履き慣れない靴を履く場合には、事前に靴擦れ防止グッズを使うなど、十分に対策をとっておくと安心ですね。

 ぜひ、靴擦れを防いで、お気に入りの靴でおしゃれを楽しみましょう♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


黄金色の葉と朱赤の柿の景色 心まで秋色に染まるような日
 秋は色鮮やかな季節。まるで黄金色のイチョウの葉、鮮やかな朱赤の柿。  心まで秋色に染まるような日だった。 ...
「何で後ろから撮るにゃ?」“たまたま”の質問攻めにきゅん♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
年末大掃除、夫が戦力にならない…今年こそやる気を出してもらう方法4つ
 年末の大仕事といえば、家の大掃除ですよね。やはり、一年の汚れを綺麗にしてから、新しい一年を迎えたいものです。でも、何か...
コスパ最強!シクラメン超長生き育成術、この冬は美しい姿をキープさせる
 暖冬にも程がある2023年師走ですね。  カントリー風情たっぷりの立地にある猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花...
日用品は見た目も大事よね♡ 好みの香りで良質な睡眠時間を
 コクハクリーダーズ1期生の「あんず」と申します。今回、ワクワクしながら新商品を使う機会に恵まれました。  日常生活で...
2023-12-16 17:32 ライフスタイル
「見慣れる」ってこわい 散らかった部屋を眺めて考えたこと
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
温泉旅行を計画中! でも浴衣の下は何が正解? オトナ女性の3つの選択肢
 彼氏や女友達と楽しむ温泉旅行。最近では旅館に添えつけの浴衣が用意されているところも多いですよね。  でも浴衣姿で...
悪臭漂う子どもの地獄汚部屋にもう限界!私がブチ切れた“ゴミ袋事件”の夜
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
尾道の町並みより絶景也! 恥ずかしがり屋のクロ“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ふわっと何かが降り立った? 神々の宿る土地の光は優しい
 夜道を歩いていたら、ふわっと何かが降り立った気がした。  振り返ると黄色い稲穂が揺れていた。でも全然怖くはなかっ...
『姑息(こそく)』本来の意味は“ずるい”ではなく、一時しのぎ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ぼっちの年越し最高!大人の女性だからこそ許される“心の洗濯”プラン5選
 お正月といえば、恋人と過ごしたり、実家に帰省したり、賑やかに過ごす人が多いですよね。でも実は今、ぼっちでも一人のお正月...
【45歳からの歯科矯正】まじか。矯正8カ月で主治医から衝撃の提案が…
【これまでのお話し】 45歳で歯科矯正を始めようと思ったワケ(#1)/45歳女、5年越しにワイヤー矯正を決断!(#...
ほっこり読み切り漫画/第63回「フクフクモフモフ規格外ナノダ」
【連載第63回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
子、姪、甥への「お年玉適正価格」問題 親戚と決めた我が家のルールは…
 子供たちのお正月の楽しみといえば、なんといっても「お年玉」ですよね。でも、大人にとっては「親戚の子へのお年玉の額をどう...
「自信がない人」必見! 必要なのは“勇気”なのかもしれない
 突然ですが、みなさんは自信と勇気の違いって説明できますか? 私はよく自信がなくて悩むのですが、本当は「勇気のなさ」こそ...