更新日:2025-06-19 06:00
投稿日:2025-06-19 06:00
一方、ライブ本数が減少しているデメリット
ただやはり、全てが良いことばかりではないようだ。吉本在籍時は数十本あったライブがわずか数本にまで減少した。漫才が好きな令和ロマンにとっては、出られるライブが減ったという点だけは厳しそうだ。
「吉本の劇場には基本的には所属芸人以外は立てない」という厳密なルールが去年明言され、「吉本鎖国の変」と芸人やお笑いファンの間で大きな話題になった。一応「基本的に」ということで他事務所の芸人が出られないわけではないが、数年前よりは確実に難しくなった。ちょっと揉めたくるまの出演はハードルが高そうだ。
そうするとくるまは吉本以外のライブ制作団体にオファーされるか、自分でライブを主催するしかない。退所後はライブシーンで引っ張りだこになるかと思いきや、現状は意外とそうでもない。おそらくライブ制作団体はまだ遠慮というか様子見しているのだろう。
稼ぎや露出減の心配はしなくていいが、舞台数だけがファンの心配事になっている。やっぱり個人的には令和ロマンの一番の強みは漫才だと思うので、外野ながらこればっかりはもったいないと思う。
もう一度M-1に出て優勝するのはどうだろう
そこで提案なのだが、もう一度M-1に出て優勝するのはどうだろうか。三連覇となれば、やはりライブシーンも無視できないし、かなり話題にもなるのは間違いない。ちょっと突飛な思いつきだが、令和ロマンならできそうと思ってしまうのもすごいところだ。
何はともあれ、事務所に所属せずフリーに好きなことをやっていくほうがくるまにはあっていると思う。今後の新しい芸人としての道を切り開いていってくれそうで期待したい。