メンバーは除隊ラッシュ! BTS「第2幕」で所属事務所HYBEの株価上々、兵役はキャリアにプラス
メンバー7人中、6人が除隊
世界的K-POPグループの、BTSメンバーの除隊ラッシュが話題になっている。今月10日にはRM(30)とV(29)、11日にジミン(29)とジョングク(27)が陸軍での約1年半の兵役を終えた。
ジミンは「私たちが軍隊に来てみると、とても簡単ではない所だったと思います。もしよろしければ、道を歩いていて軍人の方々を見かけたら、軽くでも温かい言葉を言ってくだされば」とコメント。北朝鮮と接する最前線に配属され、氷点下20度の寒さを経験したことなど過酷な軍隊生活も明かした。
昨年にはジン(32)とジェイホープ(31)が除隊した13日と14日には、ジェイホープに世界ツアーの最終公演が韓国・高陽総合運動場で開催され、メンバーが集結。韓国ではBTSの完全体での復帰を「第2幕」と報じ、所属事務所HYBEの株価も上々だ。日本からもBTSファンの韓国旅行が増えているという。
BTSが“兵役はキャリアにプラス”という前例を作る
これまで兵役は男性タレントにとっては鬼門。兵役の間、芸能活動がゼロになり、そのまま忘れ去られてしまうことがほとんどで、年齢制限ギリギリまで芸能活動をして、少しでも知名度を上げてから兵役に行ったり、健康上兵役不適合を理由に義務を果たさないタレントも多い。
「特に韓国は歌番組が多く、それでなくてもアイドル達の移り変わりが早いのに、兵役で2年もテレビ露出がなければすぐ忘れられる。日本は2年のブランクがあっても忘れずに待っていてくれるので、人によっては兵役後に日本のファンミーティングが増やしたり、日本でファンサービスが手厚くなるタレントも多いんですよ」(韓国通)
しかしBTSに関しては、忘却の心配は皆無。メンバーもアラサーになり、方向性を大きく調整するタイミングともっぱらだ。
「兵役の経験が今後の楽曲製作にも生きてくるし、同じ兵役を経験した韓国男性たちからも共感を得られるし、BTSと同じタイミングの入隊が増えたという話もあり、男性からの支持が増えそうです。BTSが“兵役はキャリアにプラス”になるという前例を作ることで、この後のK-POP第4世代、第5世代も安心して兵役に行けるようになるでしょう」(K-POPライター)
残るは21日のシュガ(32)の除隊。BTSの再始動は様々な角度から注目度が高まっている。
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