プロ童貞の足が「渋谷」から遠のいたワケ。行かなくなった街と人気が出た街、どう違う?

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-08-03 19:54
投稿日:2025-07-12 11:45
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳の時に仕事中心で働く生き方をドロップアウト。現在は悠々自適な老後(?)を送りながら、還暦過ぎの童貞としてメディアに登場して注目を集めています。

再開発でキレイにはなったけど…

 Hello、本日も童貞なり。

 この前、テレビで「そういえば行かなくなった街」みたいなランキングの1位に渋谷が紹介されているのを見たんだけど、自分も渋谷に1年以上行っていないことに気がついた。

 数年前までは海外の写真集や洋書、アート関係の書籍を扱う書店に定期的に通っていたんだけど、そこが閉店して以来、渋谷とは何となく疎遠になっていたんだ。

 渋谷はどこも再開発していて新しいビルが次々とできるけど、正直、中に入っている店は松戸の駅ビルの店とあまり変わり映えしない(?)から、わざわざ電車を乗り継いでまで行こうとは思わないんだよね~。

 街はキレイになったけど、なんだか面白くなくなったように思うのはオレだけ?

【読まれています】人生64年ずっと実家暮らしですが何か? 介護に看取り…「子ども部屋おじいさん」が至った境地

 街が洗練されていく過程で、その魅力が失われてしまうことがある。一方、原宿の竹下通りや新大久保みたいにゴチャゴチャして何やら混沌とした街は、今も若い人たちで溢れてるよね。

 でも、外国人旅行者の行きたい街ランキングでは渋谷は相変わらず大人気だし、これからはインターナショナルな観光地としての存在感を高めていくのかもしれないね。

代官山がゴーストタウンに?

 渋谷のお隣の代官山は、オレたちの世代からしたら「オシャレな街」の代名詞なんだけど、そんな代官山がゴーストタウン化しているというニュースを読んだ。

 もともと「知る人ぞ知る」みたいな、先鋭的というか「ちょっとマニアックなブランドを扱うショップとかある街」というのがオレの代官山の雑なイメージなんだけど、こういう感じの街って最近は求められていないのかなぁ。

 だって、銀座や表参道にある誰もが知ってるようなハイブランドのショップは今も賑わっているわけで、やっぱり「エルメスのバッグ」とか、ブランドロゴが大きく入ってるTシャツみたいな一見して高級品とわかるアイテムじゃないと、マウントもアピールもできないもんね。

 あとは、若い人たちの好みとかライフスタイルの変化もある。

 最近は、どうせ高い家賃を払うんだったら代官山のデザイナーズマンションより豊洲のタワマンに住みたい人の方が多いだろうし、お金を持っている・いないに関わらず、気取った店員さんがいる謎に敷居の高いショップよりも「ららぽーとで買い物する方が気がラク」みたいな人もいると思う。

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


好きな男性が既婚者だった…引き際がジブンの価値を高める
 片思いが始まると、ついつい相手を追いかけてしまいがち。“ああ、まだLINEが返ってこない”“仕事中だから既読が付かない...
お姉にゃんとお庭でコロン 小粒“にゃんたま”は遊びたい盛り
 ニャンタマニアのみなさんこんにちは。きょうのにゃんたまは、まだまだ小粒っ子ω♪  坊やはどこから流れてここにやっ...
ママ友トラブルに巻き込まれた!穏便に済ますための方法は?
 “ママ友”という言葉が、あまり好きじゃない――。そんな人も多いのではないでしょうか。そのくらいママ友にはトラブルがつき...
友人関係も一瞬で壊れる 女同士の熾烈マウンティングLINE3選
 女同士の争いというのは、時として男性同士のそれよりも恐ろしいものです。取っ組み合いのケンカにはならない代わりに、態度や...
観葉植物で福を呼ぶ パキラは成功と発展もたらず“奇跡の木”
 ワタクシのお店の近所には、美味しくて特盛が評判の中華料理屋さんがございます。オーナーは中国人御夫婦……といってもマスタ...
家探しでも最優先…台湾の人がこだわる風水の知識~健康編~
 皆さんは日々の生活の中で「風水」を気にされたことはありますか? 雑誌やテレビの星座占いでは西洋占星術による運勢がわかり...
日本はピル後進国! 「ピル=避妊」の考え方は遅れています
 あなたは、ピルを飲んだことがありますか? きっと「ない」という方が、ほとんどでしょう。それどころか、飲もうという考えす...
草越しのチラリズム…お昼寝明けのねむねむ“にゃんたま”
 見えるか見えないかは…アナタ次第です♪  きょうは、にゃんたまファンの皆様から「にゃんたま写ってないよ?」と、ご...
2人目どうする? 私があえて「一人っ子」を選んだ理由
 女性の人生の大きな分岐点、「子どもを産むか産まないか」。その問題をクリアした瞬間に始まる「2人目どうする問題」。思い悩...
介護が疲れた時にとるべき対処法…共倒れにならないために
 子育て中の親に対しての支援は、ようやく政府が向き合い始めたところが現実でしょう。一方で、介護を行う人に対しての援助は、...
がん→子宮全摘まで“カウントダウン1カ月”の記録<仕事編>
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
お昼時間こそ即行動! ダラダラしたいなら“合理的ランチ”を
 この話は、働く女性の誰もが思い描く「仕事中はダラダラして、定時にさっさと帰りたい!」という願望を確実に実行し続けている...
屋根の上を元気にお散歩 “にゃんたま”探しは早朝と夕方が吉
 きょうはにゃんたまωを見つけに行こう……そんな気分の日は、お弁当を持ってお気に入りのスニーカーを履いて「にゃんたま散歩...
人付き合いに疲れた! 本音を言うと「煩わしい」時の対処法
 人付き合いって面倒ですよね。女性ほどこう思ってるに間違いありません。建前文化の日本では、さらに疲れている人も多いのでは...
七夕の日に飾りたい…疲れた心は“地上の天の川”に癒されて
 地方によってどうやら8月もあるようですが……7月は七夕の月でござんす。  五節句で言うところの七夕は正式には「シ...
男は黙って背中で語る…大吉“にゃんたま”の後ろ姿に惚れ惚れ
 きょうは、先日「汚れた毛並みは男の勲章 超貴重なワイルド三毛“にゃんたま”」でご紹介した3万分の1の確率といわれる“大...