ひじ&ひざの黒ずみはニベアで消える?正しい角質ケア方法♪

コクハク編集部
更新日:2020-01-11 07:02
投稿日:2019-08-29 06:00
「ひじやひざの黒ずみが気になって、おしゃれを楽しめない……」そんな悩みを抱えている方は多いかもしれませんね。黒ずみはなかなか解消できないと思われがちですが、そんなことありません! ポイントは角質ケアと保湿! 適したケアで、しっかり解消しましょう。

ひじ・ひざはなぜ黒ずむの? 黒ずみの3大原因をチェック!

 ひじ&ひざは角質が溜まりやすく、黒ずみやガサガサが起こりやすい部位。まずは、なぜ黒ずみが起こってしまうのか、原因をチェックしていきましょう。

日常生活での摩擦や圧力

 ひじ・ひざの黒ずみの一番の原因は、日常生活での摩擦や圧力にあります。

【黒ずみが発生しやすい習慣】

・デスクワークが多く、頬杖をよくつく
・家事や育児中に、ひざ立ち姿勢をしている
・きつめのパンツを履く機会が多い
・ナイロンタオルでゴシゴシと体を洗っている

 日常生活でこのような刺激を受けると、肌を守ろうとメラニン色素が過剰に生成されます。ターンオーバーの乱れなどで体外に排出されなかったメラニンは色素沈着を起こして、やがて黒ずみとなってしまいます。

間違ったケア

 ひじ・ひざの黒ずみをどうにか除去しようと、お風呂でゴシゴシとこすってしまったり、ピーリングを頻繁に行ってしまう方がいます。でも、これは、かえって黒ずみを悪化させる原因となるので注意が必要です。ターンオーバーを促すためには、保湿ケアを併用して行うことが必須! 後ほど正しいケアについてお伝えするので、ぜひご覧ください。

乾燥

 ひじ・ひざはもともと皮脂腺や汗腺が少なく、乾燥しやすい部位。乾燥している肌は、ターンオーバーがきちんと行われにくいため、古い角質が溜まりやすく、黒ずみができやすいだけではなく見た目にもガサガサとしやすくなります。

【あわせて読みたい】ひじのカサカサがつらい…毎日のバスタイムでツルツル肌に♪

角質ケア&保湿重視!ひじ・ひざの黒ずみの正しいケア方法!

 ひじ・ひざの黒ずみの原因が分かったところで、正しいケア方法をお伝えします。正しくアプローチすることで、きちんと効果が現れますよ。

1. ピーリング剤で角質を除去する

 ひじ・ひざに角質が溜まって分厚い層になっている場合、その上からどんなに保湿ケアだけ行っても効率よく黒ずみを解消することができません。まずは、溜まった角質を除去するケアから始めましょう。

 おすすめは、AHAなどが配合されている肌に優しいピーリング剤でのケアです。ローションタイプや石鹸タイプ、こするタイプなど種類はさまざま。各製品の使用用法・用量を守って、優しくピーリングケアを行うようにしましょう。

2. たっぷりと保湿を行う

 ピーリング後の肌はデリケートな状態。乾燥しやすいため、たっぷりと保湿ケアを行うことも大切です。お手持ちのボディクリームや乳液のようなものでもOKですが、より効果を出したいということであれば、美白成分配合のクリームor角質を柔らかくする尿素配合のクリームがおすすめ。

 クリームを塗った後に、ラップでその部位を覆うとより成分を浸透させることができますよ。

ニベアや重曹で黒ずみが消える?噂の真相を検証!<

 ひじ・ひざの黒ずみがニベアや重曹で消える!?という噂があるようです。間違ったケアを行わないためにも、真相について検証していきましょう。

保湿ケアとしてニベアを使うのはあり!

 ドラッグストアや薬局で手軽に購入できる「ニベア」。スキンケア効果に優れていると、たびたび美容界でも話題となる商品ですね。確かに、ニベアには保湿効果が十分にありますが、美白効果や角質ケア効果を持つ成分は配合されていません。したがって、ニベアだけで黒ずみを除去するのは難しいでしょう。もし使用するのであれば、保湿ケア目的で使用すると良いと思います。

【あわせて読みたい】ニベア青缶で美容効果を得たいなら?知っておきたい注意点

巷で話題の「重曹オイルパック」のやり方

 重曹には、角質を柔らかくする効果があるようです。比較的安価で、体にも害を与えないため、試してみる価値あるかもしれませんね。そこで、巷で話題の重曹オイルパックのやり方をご紹介します。

【重曹オイルパック】

1. 小皿など適当な容器に、重曹とオリーブオイルを各大さじ2杯入れます。
2. トロトロとした感じになるまで、よくかき混ぜます。
3. 黒ずみが気になる部分に塗り、くるくると円をかくようにマッサージします。
4. 5〜10分後に洗い流します。
5. その後、保湿ケアを行いましょう。

※注意点
・粒子が細かい食用の重曹を使う
・強くこすり過ぎない

 重曹オイルパックは、週に1回ほど行うようにしましょう。ひじやひざだけではなく、ガサガサかかとのケアにもおすすめです。

ひじ・ひざの黒ずみケアを習慣に!日常生活での予防も大切

 ひじやひざの黒ずみは、角質ケア&保湿ケアを重点的に行うことで徐々に改善できます。でも、ケアと同時に、日常生活でこれ以上黒ずみを作らせない予防を行うことも大切。

 とにかく、日常生活における摩擦や圧迫を避けること。頬杖をついたり、ひざ立ちをしないなど姿勢に気をつけること、そして、きついデニムを履かないなど、服装を見直してみると良いでしょう。また、黒ずみの根本的な原因はメラニン色素ですので、UVケアを忘れずに行うことも大切。ぜひ、黒ずみケアを習慣にして、365日いつでも見せられる肌を作ってくださいね♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


あっつ…夏の不眠、どうにかできない? 熱帯夜に「ぐっすり眠る」ための4つの方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
去年の「日焼け止め」使っていい? 意外と知らない買い替え時期、あの場所での保管は極力避けて!/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
 炎天下でもドロドロ顔面を回避したい40代にとってファンデーション選びは死活問題。最近では比較的安価なツヤ肌ファンデーシ...
「化粧めんどい界隈」に伝えたい。ずぼらな私が発見した“ラクして可愛いを作れる”6つのウラ技
「あと15分で家を出なくちゃいけないのに、まだメイクできてない! 手抜き感は出さずにパパッと終わらせたい!」「出勤しなき...
えっ、食物繊維が逆に「便秘の原因」になるってホント? “正しい摂り方”を知っておかなきゃ【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痩せたい…でも食事制限は嫌! ダイエット中の間食、何時に何を食べればセーフなの?【医療従事者監修】
 ダイエットをしていると、厳しい食事制限をしがち。とはいえ、食事制限でストレスがたまって過食してしまっては、元も子もあり...
知ってた?「レチノール」に紫外線は大敵です。夏にヘビロテする前にちょっと待って!【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大人だって「バブみメイク」をしてみたい! 童顔風になれる4つのコツ
 最近よく見聞きする、「バブみメイク」。「10代、20代の子がやる分には可愛いだろうけど、私の年齢ではちょっと…」なんて...
2025-05-28 22:04 ビューティー
昭和バブル→令和メイクに即変身!40代でもトレンド顔になれる簡単プチプラコスメ3品【美容家厳選】
「今どきらしさ」のあるトレンドメイクをしたいけれど、何を買ったらいいのかわからない…と感じているOVER40歳にこそ、プ...
雨の日の「頭痛」は水のせい? 梅雨の前に知っておきたい“気象病”の対策方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ケアしてるのに~! 40代の「イマイチ肌」を乗り切るアイテム3つ。日焼け止めから見直して【美容家厳選】
 今年は、5月から真夏のような暑さの日も多く、「ちゃんとケアをしているのに、なんだかイマイチ」の声もチラホラ。  物価...
対策は万全に!「水虫」に感染しやすい人の特徴って? 気温15度以上は要注意【医療従事者監修】
 夏になると、水虫になる人が増えるといわれています。「自分は大丈夫」と思っていても、プールや温泉などで知らない間に感染し...
物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...