「納得がいきません」未婚主義の彼から突然のプロポーズ。同棲8年目で決意した男の呆れた仰天理由

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-07-26 11:45
投稿日:2025-07-26 11:45

ペアローン目的に納得できず

 以前は法律婚を望んでいたけれども、今になってペアローンを組む目的で求婚をされても「納得がいかない」と憤ります。

「“ちゃんとしたいから”“法律的に妻にしたいから”とか、そういう理由があるならまだわかるんです。

 でも、ローンを組みたいからって…。しかも私自身は、2人の名義でローンを組んで家を買うのが、ピンと来ないんですよね。ローンって組んだら終わりじゃないんですよ。そこからずっと支払いが続くんですよ。

 家が欲しいなら、カズマひとりでローンを組めばいいし、カズマが住みたいレベルの家のローンを自力で組めないのであれば、諦めればいいだけ。そう言ったんですけど…」

 麻里奈さんが入籍に難色を示した途端、カズマさんは不機嫌になり、2人の仲に亀裂が。このままでは同棲解消にも繋がりかねないと麻里奈さんは危惧しています。

求婚に応じる気はない

「だからって、ペアローンのために結婚しようなんて言われても、ロマンティックでもなんでもないし。そもそも法律婚を嫌がっていた私たちが、ローンを組んだからってこれからもずっと添い遂げられるんでしょうか。

 法律婚をして何年か経ったあとであれば、カズマさんからのペアローンの申し出もすんなり受け入れられたかもしれないけど。

 カズマとは、ここまではうまくやってきています。でも、生涯の仲を誓ったことは一度もありません。だからこそ、入籍のフックが“ローン”っていうのが、私はどうしても納得いかないんですよ」

 今の段階ではペアローンを理由とした求婚には応じる気はないと麻里奈さんは強調します。

 では、カズマさんはなぜ麻里奈さんの気持ちを大きく乱してまで、法律婚をしてローンを組みたいのでしょうか。そこには、カズマさんなりの理由が隠れていました。次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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