大切な“お盆”は何を供える? 花屋がオススメする4選。ホオズキにはご先祖様を導く願いが

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-08-06 11:45
投稿日:2025-08-06 11:45

夏場に切り花を長持ちさせるには?

 せっかくご先祖様にお花をお供えしても、悩ましいのが昨今の猛暑。

 物価高も相まって、少しでも長持ちさせたいものです。

 切り花を長持ちさせるための4大ルール、こちらが鉄板でございます。

1. 毎日の水替え
2. 茎を洗う
3. 茎を1〜2cm程度、切り戻す
4. 水を冷やす(氷ひとつ入れるだけでも効果大)

 まずはこちらを実践してくださいませ。

さらに効果が期待できる!夏場のアクション7選

 余裕がある方には、こちら7アクションも追加するとお花の持ちがぐんと変わります。お試しあれ。

1. 花瓶の消毒

 ヌメリは絶対NG。定期的に台所用漂白剤でしっかり洗浄を。

2. 水量を控えめに

 水に浸かった茎が腐りやすいため、夏場は水を少なめに保つのが基本。

3. 花を入れすぎない

 口元がギュウギュウでは蒸れてしまい、花が傷みやすくなります。グラグラするくらいがちょうどよろし。

4. 切り花延命剤を使う

 最近では、花を買うと付属してくることも多いです。一番確実で手軽な方法ですな。

5. 炭酸水やサイダーを活用

 バクテリアの発生を抑えるだけでなく、糖分が花の栄養にもなります。必ず未開封のものを使いましょう。

6. 水200mlに台所用漂白剤1滴

 たった1滴でOK。入れすぎるとお花に毒になりますのでお気をつけて。

7. ステンレスコップで保冷効果

 保冷機能のあるステンレスコップに氷を入れてお花を活けると、だいぶ長持ちいたしますよ。

  ◇  ◇  ◇

 一年に一度、彼岸の国から帰ってこられるご先祖様を大切にもてなすということは、あなた自身を大切にすることと同じでございます。

 ご先祖様が、あなたの幸せを安心して彼岸の国から見守っていられますように…。

 遠いお空の向こうから、心よりお祈りいたしておりますよ~。

(2024年7月等の初出を元に再構成)

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


優しく光る植物が心を整えてくれる…快適な夏の夜の過ごし方
 世の中、またもやコロナが再流行の兆しでございます。  首都圏内に住むワタクシ、このコロナな世の中に慣れたとはいえ...
郊外に家を建てた若夫婦…幸せ絶頂の妻を襲った夫の浮気疑惑
 郊外に念願の一軒家を手に入れた若夫婦。会社への通勤には少々不便な地だが、最近ではテレワークがメインになり「少し無理をし...
晴れた日は絶好のお手入れ日和…日光浴中の“にゃんたま”君
 きょうも、にゃんたまωにロックオン!  晴れた日はUV対策をしっかりして、にゃんたま撮影にでかけましょう。 ...
自信がない人必見! 自己肯定力が低い人の特徴&高める方法
 あなたは自分自身に対して否定的ですか? それとも肯定的でしょうか? 自分をいつも卑下してしまったり、自分のことが好きに...
2度の流産に苦しむ私に…同じ悩みを抱えた友人がくれた言葉
 みなさん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。婚活や恋愛のコンサルをしている私自身が、結婚後に女...
9月開始の“マイナポイント”で確実に5000円をゲットする方法
 9月から始まるマイナポイント事業、6月に終わったキャッシュレス還元とどうちがうのでしょうか?実はキャッシュレス還元以上...
見ていいよ♪ ユーモアたっぷりにおどける“にゃんたま”少年
 ニャンタマニアのみなさんこんにちは。  きょうは、にゃんたまωを見せてください!のお願いに、コロリン♪と、おどけ...
夏のお悩みの定番!“切り花の長持ちの秘訣”で快適おうち生活
 暑いです。えぇ、毎日が灼熱地獄でございます。  これからの季節、全国のお花屋さんが毎日お客様からお伺いするであろ...
どれを選んだらいい? NYで人気のハーブティーフレーバー!
 西洋の漢方ともいわているハーブティー。リラックス効果があるのはもちろん、健康食品としても注目を集めていることをご存じで...
負けたことは一度もにゃい!男の戦いに挑む堂々“にゃんたま”
「オトコは黙ってにゃんたまωで語る」  きょうは、自信に満ち溢れ、堂々のカッコイイにゃんたまです。  好きな...
妊娠中の嫁を助けるどころか…姑の“口だけ番長”なエピソード
 世の中には、大きなことを言うだけ言って、いざとなったら、まったくあてにできない人も散見されますよね。義母がその部類だと...
おひとりさま女子に「理想的な部屋の広さ」はどれくらい?
 せっかくマンションを購入するなら、できるだけ広い部屋に住みたい! と誰もが思いますよね。でも部屋の掃除も気になるし、購...
白湯とお湯の違いって?女性に嬉しいメリット&簡単な作り方
「白湯は美容や健康に良い」と聞いたことがある女性は多いでしょう。でも、「お湯を飲むだけで何が変わるの?」と思ってしまう方...
コロナ禍にバイト先を失い…ママ活に走った男子大学生の事情
 コロナ禍でアルバイト先が休業し、バイトできなくなった。そんな大学生が大勢います。彼らのなかにはバイト気分でママ活を始め...
コロナ対策に成功した台湾の事情から学ぶこと…現地リポート
 皆さん、コロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか? 世界でコロナによる感染者や死者が爆発的に増えている中、私が住んでいる台...
夢の中で夢を? ぐっすり眠る茶トラ“にゃんたま”をそっと…
 猫は一日の半分が睡眠時間です。晴れていても曇っていても……眠~い!  雨の日は特に深く長い眠りにつきます。きょう...