9月1日は「防災の日」。経験者が教える“我が家の地震対策”7選。マウスウォッシュやヘアゴムが役に立つわけ

コクハク編集部
更新日:2025-09-01 08:00
投稿日:2025-09-01 08:00
 9月1日は、関東大震災に由来して制定された「防災の日」。災害は一人暮らしの女性にとって大きな不安ですが、いざという時に備える準備は欠かせません。

 しかし、実際にどんな防災グッズを揃えればよいのか悩む方も多いはず。今回は女性の一人暮らしに必要な基本的な防災グッズと、大地震を経験した人たちの実践的な地震対策をご紹介します。

一人暮らしに揃えておきたい。基本の防災グッズ10個

 日常生活の中では、何が必要な防災グッズなのかピンとこないもの。まずは一人暮らしの女性が最低限、揃えておきたいリストがこちらです。

1. 非常食

 防災グッズとして欠かせないのが非常食。水や食料は、3日分ほど準備しておくと安心です。食料は、ぜひ栄養価が高いものを選んでくださいね。

 水も食料も賞味期限があるため、定期的に入れ替えを。やっておかないといざという時、役に立たなくなってしまいます。

2. モバイルバッテリー

 災害時には電気が使えなくなる可能性が高いので、スマホ充電用のモバイルバッテリーも必要不可欠。

 スマホさえあれば家族や友人と連絡を取り合うことができますし、情報取集もしっかりと行うことができるでしょう。

3. タオル

 災害が起きた際、さまざまな用途で使えるのがタオル。タオルは汗や汚れをふき取るだけでなく、布団や枕代わりにすることができます。

 避難所生活では硬く冷たい床で寝る場合もありますが、タオルを敷けば少しは寝やすくなるはずです。

4. 生理用品

  女性ならではの防災グッズが、生理用品。災害時に突然生理になることもありますから、慌てないためにも忘れずに準備しておくことが大切です。

 おりものシートもあると便利。何日も下着が変えられないとき、おりものシートを交換することでショーツをある程度清潔に保つことができます。

【読まれています】あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話

5. 薬

 日頃から薬を服用している人や頭痛持ち、お腹が弱い人などは、ただでなくても薬がないと不安ですよね。防災グッズにも必ず薬を入れておきましょう。

 災害時は精神的負担も大きく、体調を崩しやすいですから、風邪薬や胃薬、整腸剤なども入れておくと安心です。

6. 現金

 最近は、スマホ決済やクレジットカードを利用している人が増えています。

 しかし停電になった場合、スマホ決済などは利用できません。災害が起きても変わらず頼れるのが、現金! 防災グッズの中に、現金も多めに詰め込んでおきましょう。

7. 衛生用品

 災害時はシャワーを浴びることができない可能性が高いため、衛生用品も必要です。

 身体を拭けるシートやドライシャンプー、簡易トイレ、歯磨きセットなどが揃っているといいでしょう。

8. 洋服&下着

 被災地では、当然おしゃれなんて楽しんでいる余裕はありません。しかし、何日も着替えができないと気持ちが悪いもの。防災グッズの中に、洋服と下着も1セット入れておけば、そんな不快感を解消できます。

 衣替えの時期に、防災グッズの中の服も季節に合わせたものに変えておきましょう。

9. トイレットペーパー

 普段の生活で、ティッシュを使うことは多いですよね。しかし、防災グッズにティッシュ箱を入れると、どうしてもかさばってしまいます。

 そんな時に便利なのが、トイレットペーパー。トイレの際にも使用できますし、普段使いもできるため、1ロール入れておくと安心です。

10. ヘアゴム

 髪の長い女性は、ヘアゴムも防災グッズに入れておいて。「なぜヘアゴム?」と不思議に思われるかもしれませんが、ヘアゴムは意外と汎用性が高く、災害時に役立ちます。

 髪をまとめる本来の使い方以外にも、非常食を保管する際などに便利。寝る時にヘアゴムで髪をまとめれば、寝癖も防げます。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


家族よ感謝したまえ!死なない程度の生活水準で家事をこなす
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
この斜面を登った先には、また斜面が… 2023.1.9(月)
 同じ苦難でも、先が見えるよりも、見えない苦難のほうがつらい。  この斜面を登った先には、また斜面があるのだろうな...
毎日ちゃんとお腹が減るってすごいこと 2023.1.8(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
仕事、趣味、恋愛…今年こそ逃げ癖を直したい! 5つの克服法
 仕事でトラブルを抱えると、誰だって嫌になりますよね。社会人ともなれば自分で一つひとつ解決していくことが求められるはずで...
「当たってくじけろ」とハッパ!間違い慣用句のやらかしLINE
 普段何気なく使っている「慣用句」。上手に使いこなすことができれば、周囲に知的な印象を与えられますが、ちょっとしたミスで...
金欠なのにウニイクラ丼を求めた40女の末路 2023.1.7(土)
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。  っていうかね、新年早々ね、やばいんですよ。 ...
今年は自信をつけたい!残念な目標を上手な目標に変えるテク
 新しい年がスタートしました。早速ですがみなさん、今年の目標を決めましたか? まだなら、自信がつくような上手な目標を立て...
夜も更けてそろそろ眠くなってきた 2023.1.6(金)
 終わらせたい仕事があって、帰宅時間が遅くなった夜。冷えた空気の中、コートの襟を立てて帰り路を急ぐ。夜も更けてそろそろ眠...
【2022年アツかった記事】イオンのど真ん中にフェムテック専門店!「性」商品はタブーなんかじゃない
(2022年8月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ※  ※  このところ、フェ...
【2022年アツかった記事】なるほど納得!「若さ」についてイヤミを言う人の残念な正体
【愛のスナック どろんぱ】 (2022年3月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ...
お腹も“たまたま”も出し惜しみなし! 解放感を満喫にゃん♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
デート中にやらかした…赤っ恥「トイレ失敗談」を告白します
 人間は、きっと誰でも人には言えない恥ずかしい「やらかし失敗談」を持っているはず。今回は数あるシチュエーションの中でも、...
花屋がお宅訪問で実感!「お金持ちになるための12の約束事」
 あけましておめでとうございます。  2022年が良い年だった方もそうでなかった方にも、2023年という新しい年が...
作家・重松清さんの愛情、時々イジリまじりのメッセージ
「日めくりコクハク」でおなじみ、写真家・Koji Takano(髙野宏治)さんの個展「めくりゆく日々」が1月7日~15日...
2023-01-04 06:00 ライフスタイル
この「動きたい」気持ちに素直になりたい 2023.1.4(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「今の仕事、辞めます!」女性が退職を決める8つのきっかけ
 仕事をしていれば誰だって、一度や二度は「辞めたい」と思ったことがあるでしょう。一時の感情で収まればいいけれど、中には辞...