「大金に手が震えた」若手芸人が打ち明ける“営業”の実態…VIP相手の席で抱いた違和感の行方

おがわん ライター
更新日:2025-09-05 11:45
投稿日:2025-09-05 11:45

後輩芸人の相談に返した言葉

 いまAは後輩芸人から営業の相談を受けることがあるそうだ。

「営業の誘いが来たんですけど、行った方がいいですか?」

 そのときAは必ずこう答えるという。

「行くなら、自分が本当にその場を笑わせたいかどうかで決めろ。金のためだけなら、絶対にやめたほうがいい」

笑いと金の関係は紙一重

 営業は芸人の覚悟を試す場。事務所やテレビに守られたステージとは違い、そこでは自分の価値を自分で判断しなければならない。

 ギャラの金額、渡される場所、相手の素性――それらを見極める力がなければ、ただ利用されて終わってしまう。

 深夜のバーで封筒を受け取ったときの光景を、Aはいまも忘れられないという。

 金の重みと同じくらい、そのざらついた不安が胸に残っているからだ。

 芸人は笑わせることで生きる。しかし、笑いと金の関係はいつだって紙一重なのだ。

おがわん
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かつてちょっとだけ芸能の世界に所属。現在は縁あって、雑誌やWebメディアなどでライターとして活動中。エンタメ系から日常ネタまで、気になるあれこれを取材。楽しく読んでもらえる文章を目指して、日々ゆるっと執筆中です。

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