「一生独りかも…」諦めた女性が“地方×年下男子”に辿り着くワケ。バリキャリが見つけた新しい幸せ

内藤みか 作家
更新日:2025-10-24 11:45
投稿日:2025-10-24 11:45
 近頃、地方出身年下男子と都会の年上女性とのマッチングが増えています。年上女性が何かと教えてあげる関係なのかと思ったら、それだけではなさそう。なぜこの組み合わせが増えているのでしょうか。

婚活に疲れたアラフォー女性の心の中

 今回話を聞いたのは、アラフォーのR子さん。婚活アプリや婚活パーティーで頑張ってきたけれど、ピンとくる男性がいないと嘆いている女性のひとりです。この年齢になると、結婚に対する諦めが次第に出てくるようになります。

 しかし「自分は一生独りなのかもしれない」という恐怖感があり、孤独な老後を送りたくないと考えています。なので老後は女友達とシェアハウスしたいなどと、お一人さま仲間たちと計画し、少しでも不安を減らそうとしてきたそうです。

【こちらもどうぞ】ぽっちゃり30女、地方街コンでまさかのモテ期到来!? ガッキー似の美人よりもチヤホヤされた納得の理由

上京したての年下男性と知り合う

 一方、R子さんの彼氏は8歳下のアラサー男性。最寄りの駅まで車で40分という東北の田舎出身の彼は、東京の本社に昨年転勤してきたばかり。人が大勢いる都会にいきなりやって来て、右も左も分からない状態でした。

 大抵の男性は東京に来ると喜び、買い物や外食などを楽しむものですが、彼はそうした情報を集めるのも人混みも苦手で、会社と自分の部屋の往復しかしていないような状態でした。

道案内をきっかけに急接近

 R子さんは、彼と同じ部署に勤務しています。地下鉄の路線図もよく分からないような彼に、「私も近くまで行く用事があるので」と、何度か一緒に電車に乗っているうちに親しくなったということです。

 R子さんは、スマホの地図アプリも使ったことがないという彼に呆れながら、使い方もレクチャーしました。会社で取引先に向かう時にも必要なスキルだと思ったからです。

 そしてそのうち、彼の方から「お礼に食事でも」と誘ってきて、初めて2人で食事をすることに。

おしゃれな店も知らない彼に好意を

 良い店を知っているわけもない彼の代わりに、R子さんがビュッフェレストランに案内しました。よく食べる彼もここなら満足できるだろう思ったからです。たくさんの料理に彼は驚きつつも、元気よく平らげていきます。

 都会のことをレクチャーするR子さんを頼りにする甘えん坊の年下彼氏、と想像する人が多いと思いますが、実はそうではありません。彼に先に好意を抱いたのは、R子さんのほうだったのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


ついていけない!男が悲鳴をあげた“体育会系女子”とのデート
 うまくいくカップルの秘訣として、「味覚が合う人がいい」とか「笑いのツボが一緒」なんてことがよく言われますが、もしかする...
田中絵音 2019-07-30 06:00 ラブ
女性の恋愛依存は危険! 依存を抜け出すための2つの方法とは
 近頃の恋愛ソングを聴いてると、筆者はとても不安になります。「どうして私の気持ちをわかってくれないの?」と嘆く歌詞が多く...
東城ゆず 2019-07-29 06:00 ラブ
実はおいしい!イケメン新人役者と交流できる小劇場鑑賞
 イケメンと仲良くなりたい!でもどこに行けばイケメンと仲良くなれるの?そんな悩みを抱えている人におすすめしたいのが、小劇...
内藤みか 2020-02-21 17:24 ラブ
スピード結婚 “曇りなきまなこ”で男性を見定める方法とは?
 結婚を考えている皆さん、今から新しい人と出会って数年付き合い、それから結婚という道筋を考えると「一体いつになるの?」と...
しめサバ子 2019-07-28 06:00 ラブ
倦怠期をどう乗り切る? 交際に苦労し始めたら試す秘策3つ
 倦怠期は、ありがちなカップルのトラブルの一つですよね。そのまま別れてしまうカップルもいるほどです。交際期間が長くなるに...
東城ゆず 2019-07-28 06:00 ラブ
男性とのデートで割り勘は嫌! おごられ女子の落とし穴とは
 男性とデートするとき、割り勘が嫌だという女性って多いですよね。レストランのランチでも“レディースセット”があるのに、“...
東城ゆず 2020-02-21 17:40 ラブ
キスで相性が分かる♡ 良い相手か悪い相手か嗅ぎ分けるには
 男性とキスをする時、「うっとりとして気持ちが良い」と思う人と、「なんとなくしっくりしない」と思う人がいませんか?実は、...
リタ・トーコ 2019-07-27 06:00 ラブ
お金の支払い方でも…立ち飲み屋でこそわかる“男性の人品”
 立ち飲み屋の客が大切にしているのは、モテ云々よりも、自分が居心地よく飲めるこの場所。  世間には訊いてもいないの...
うかみ綾乃 2019-07-26 06:00 ラブ
女性からの告白は嫌? 両思いの男性に告白させる究極の方法
「もしかしたら両思いかも?」男女の間では言葉にせずとも、そう確信できる瞬間がありますよね。待てない女性の場合には「今すぐ...
孔井嘉乃 2019-07-26 06:00 ラブ
「天気の子」と合わせて…年上好き男子がハマる新海誠作品
 大ヒット映画「君の名は。」から3年。いよいよ新海誠監督の新作アニメ「天気の子」が公開となりました。  この新海誠監督...
内藤みか 2019-07-25 06:00 ラブ
あざとい女性は嫌われる!同性から嫌われても男にモテる理由
 あざとい女性が、話題になっていますね。しかし、“あざとい”を言葉で説明するのは案外、難しいのではないでしょうか? そこ...
東城ゆず 2019-07-25 06:00 ラブ
男友達ができないのはあなたが原因かも? 作り方のルール!
 あなたには男友達がいますか? 男友達ってさっぱりとしていて、でも、いざという時は頼りになったり、やけ酒に付き合ってくれ...
孔井嘉乃 2019-07-24 06:00 ラブ
彼氏が欲しいのにできないワケ…夏本番までに恋人が欲しい!
 今年も夏本番が近づいていますね。旅行の計画を立てたり、休暇の調整をしている人も多いのでは? 夏の楽しい思い出に欠かせな...
東城ゆず 2019-07-23 06:00 ラブ
隙がない女性はモテない? 男性のために「スキ」を作る方法
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第10回は、男性から選ばれる女性が持っている「隙(スキ)」について。隙がないと言わ...
山本早織 2019-07-23 06:00 ラブ
本命彼氏がいないなら…“ボーイフレンドを3人作る”作戦も?
 恋愛から遠ざかる若者が増えていると報道されています。その原因のひとつとして高望みしすぎること、選びすぎることがあるよう...
内藤みか 2019-07-22 06:00 ラブ
男性が彼女のことを可愛い!と思う“5つの瞬間”が意外な結果
 付き合ってる彼氏を「誰よりも好き」とゾッコンな女性も多いはず。ならば、考えることは一つしかありませんよね。「彼氏にも私...
東城ゆず 2019-07-22 06:00 ラブ