「お受験」界隈で赤っ恥!港区女性との会話が噛み合わない…庶民ママが後悔する“無知すぎた”一言

しろいしろ
更新日:2025-12-24 11:45
投稿日:2025-12-24 11:45

中学受験沼で使われる特殊用語

 どの界隈でもそうだが、こういった微妙な使い分けがあったり、その中では当然のように使われている言葉が数多くある。

 うっかり、掲示板やSNSなどで間違えた文脈で使ってしまうと、私みたいにちぐはぐな会話で恥をかいたり、鬼の首を取ったような指摘をされて、論点がズレてしまったりする。

「半年ROMれ」はインターネット古えの時代から言われてきたネットスラングだが、本当にこれは大事なことだと身に染みる。

“お受験”は最たる例で、中学受験沼の方々によるとリトマス紙のようなワードだとか。(そういえば、漫画「二月の勝者」でもそんな感じのセリフあったなぁ)だからこそ今後、中受に立ち向かうにあたってこれらの語彙力は高めていきたいと思う。

 SNSなどを眺めはじめて、「???」と今の私が感じている用語は、『酷語』『鉄緑会』『コピー機(とそれに伴う作業)』『サンデーショック』『NN』『αクラス』『ボリュゾ』『フォトン』『四大塾』『自走』…などなど。

 説明するときりがないので、意味合いは省略するが、『お受験』よろしく、受験界隈では日常会話用語のごとく飛び交っている。

塾代100万、夏の合宿…数々の「常識」

 言葉だけでなく、6年の塾代が100万越えであることとか、夏休みは塾の合宿があることとか、毎日塾に通い詰めとか、そう言った常識にもなれていかなければならない。

 いろいろ情報収集していくと、最初は驚愕していてもだんだん普通に思えてくるから不思議だ。常識にマヒすること。これが沼にハマることなのだろう。

 正直、“お受験”が「小学校受験だけの意味なんで!」とピリピリ神経質にならなくても、と私は思っている。テストに出るわけじゃないし。意味は伝わるし。ジャガー横田さんの中学受験を扱った書籍でも“お受験”と言葉がつかわれている。

 細かい意味は違くとも、メディア的には“お受験”と言った方がキャッチーなんだよね。しかし、そうおおらかに考えているうちは、まだまだ素人で、沼にハマっていないことなのかもしれない。

 きっといつか、中学受験を“お受験”とのたまう人間に苛立つ日が来るだろう。きっと、来るだろう。

しろいしろ
記事一覧
地方出身。公立中→高校受験でN大付属校から内部進学でそのままN大へ。現在フリーライター。神奈川・湘南地区在住。現在公立小一年生のひとり娘・ミオリの中学受験を検討中。夫も地方出身で、公立高校→私立工業系大学卒のサラリーマン。

ライフスタイル 新着一覧


男性との性交もうダメ?子宮と卵巣を失ったがんサバイバーの限界突破記
 42歳未婚で突然、ステージ1B1期の子宮頸がん宣告。悪性度が高いとされる「子宮頸部腺がん」の疑いで、5年前に「広汎子宮...
2023-06-17 06:00 ライフスタイル
楽しい街で見つけた張り紙の文字にドキリ 2023.6.16(金)
 あぁ楽しい街だ。ビリケンさんも笑ってる。  だけど、さすがに実弾撃つ客はいないよね……?  そうとも言い切...
「投資額ゼロ円」でも効果絶大!仕事運UPのきっかけを作る5つの心がけ
 仕事で成功している人は、仕事のスキルだけでなく、目に見えない風水や運勢なども大切にしている場合が多いですよね。今回は、...
お豆腐メンタルでいいんです!独在住で学んだ天気とメンタルの深~い関係
 みなさんはメンタル不調が起きやすいシーズンや条件を、自分で把握できているでしょうか?  もしもイマイチよくわかってい...
40代女友達の誕生日どうする? デパコス以外に喜ばれる贈り物&過ごし方
 何歳になっても、誕生日をお祝いされるのは嬉しいものですよね。でも、自分が友達の誕生日祝いをしようとした時、「何すると友...
肉汁とチーズが♡ ガストで背徳モーニング!2023.6.15(木)
 一日の計は“朝ごはん”にあり――。今回は、ファミリーレストラン「ガスト」のモーニングに行ってきました。
お呼びじゃない? “たまたま”の胸キュンシーンにひょっこり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“イガイガ”の利用価値は∞!元気と金運を呼び込む「紅花(ベニバナ)」
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべき花屋が商売をさせていただいている地域にも、雨と仲良しにならなければならない季節になりま...
新宿立ちんぼ女性に異変…進む売春のフリーランス化、コスパと開業の裏側
 東京最大級の歓楽街・新宿では、昔から街を歩く男性に対し、女性が性交渉を含む売春を目的に声かけを行う「立ちんぼ」が存在し...
食べたいものを食べるって意外と難しい 2023.6.14(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
結婚5年子なしで不妊断定の過干渉にイラMAX!職場の深入りLINE3選
 あなたの周りには、人の「プライベート」に関する質問をズバズバ聞いてくる人はいますか? 人には「パーソナルスペース」があ...
「絶対いらない」便利グッズ5選 いいね! に乗っかり買っちゃったけど…
 100年前から比べると、時代はどんどん便利になっていますね! 今日も日本中で便利グッズが生み出されています。でも、中に...
ワイヤー矯正装着2週間、バゲット食らうコツを取得 2023.6.13(火)
「冷やし中華はじめました」の張り紙に心踊る今日この頃。「歯科矯正はじめました」の46歳女が、矯正中の食事について綴ります...
ポケモンカード強奪事件で私がとった行動 息子と上級生宅に乗り込むと…
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
尊い! カリカリタイム中の3つの“たまたま”が青空に映える~
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ひとりでもふたりでも 夕暮れ時の過ごし方 2023.6.12(月)
 カップルもおひとりさまも、気持ちよく生きられる社会になったらいいな。  いま相手がいるからって、来年も一緒にいる...