中学受験、お金の話はタブーなの? “貧富の差”だけじゃない親の複雑事情。マウントじゃないのに!

しろいしろ
更新日:2026-01-17 11:45
投稿日:2026-01-17 11:45

お金で悩むなら「中受」しない方がいい?

 ただ、一方で、曖昧に答える回答者の気持ちも理解できる。中学受験を検討しだして、色々な人の話を聞いてわかったこと、それは――お金の価値観、家庭環境なんて人それぞれ――。

 改めて書いてみると、当然と言ったら当然のことすぎて、はずかしくなる。とにかく、その前提の上で、「いちいちお金に配慮しながら話していたらキリがない」ということ。曖昧に避けているのではなく、省いていると言った方がいいのかもしれない。

 とある塾は、入塾の説明会でこれからかかる塾代と私立中学学費をトータルした何百万もの明細を見せて、意志確認と線引きをはかるそうだ。私がそれを聞いたわけではないけど、1人当たり、塾代3年間300万円、私立中学3年間で300万円、どの塾、学校かにもよるが最低でもこのくらいだと思う。

「この金額が出せないなら私立中学を受験しない方が得策です」と。受験塾は合格させるのが仕事。いちいち親御さんの懐具合を伺いながら受験指導はできない、ということなのだろう。お金のことで悩む位なら中学受験はしない方がいいと断言する人もいる。

必要な世帯年収に決まりはない

 同じ世帯年収でも、子どもの数や、教育への熱量、子どもにかけるお金に対する考え方によって、塾代や私立の学費に対する感じ方は違う。教育費のイニシアティブが両親どちらにあるか、スポンサーがいるかによってもかわってくる。

 だからよく「中受はどのくらいの世帯年収が必要?」という質問を見かけるが一概には言えないのが正しい。

 我が家は、世帯年収は平均か低い方だと思うが、子どもはひとり(これは大きい)で、独身時代から今までコツコツためた貯金やNISA、学資保険、ジュニアNISA(2023年で終了)があるので、今のところは塾代と中学卒業分までだいたいの確保のめどはついている。

 ちなみに、教育費はすべて私持ちだ。その方が、子どもには自分の方針で惜しみなく使えるので。

しろいしろ
記事一覧
地方出身。公立中→高校受験でN大付属校から内部進学でそのままN大へ。現在フリーライター。神奈川・湘南地区在住。現在公立小一年生のひとり娘・ミオリの中学受験を検討中。夫も地方出身で、公立高校→私立工業系大学卒のサラリーマン。

ライフスタイル 新着一覧


給料だけじゃ足りない! 会社員でも副業を始めてみませんか
 不景気でお給料が大きく上がることはないし、将来の年金の支給額も不安ですよね。「世の中、お金が全てではない」けれど、「お...
秋彼岸が近づくと紅に咲く「彼岸花」にご先祖様の知恵と想い
 秋でございます。9月に入り、カレンダーをめくると「あと3枚かぁ……」  今年も年末のカウントダウンが始まり、お花...
島の船着き場でお出迎え…毛繕い後のこぼれ“にゃんたま”
 今回は小さな島の船着き場で出会った、にゃんたまポロリにロックオン♪  フェリーから降りると、にゃんたま君が駆け寄...
「私、おばさんだから~」と言われたら? 上手な返し方!
「私、もうおばさんだから〜」と言われると、正直困るその後の対応。特に年上の女性上司などに言われてしまうと、下手に返すと今...
自分の「老後の不安」どうする? お金と健康が気になる人へ
 介護士をしていると、高齢者と接する以外にも定年間際の人たちから「老後は、どうしたらいいの?」と質問を受けます。社会問題...
ママになっても…鏡に映る「セクシーな私」は原動力になる
 独身時代「美」や「セクシー」の追求ばかりしていた私が、結婚後、家事に育児にと日々追われ「食事や睡眠時間すらないのに自分...
背中に太い針! 9時間の“がん退治”手術後に待っていたもの
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
姿勢よく尻尾をピン! 男前“にゃんたま”君の向かう先は?
 きょうは、折り目正しいにゃんたまωにロックオン!  シッポはピンと天高く、膝をしっかり上げて草むらを前進。カッコ...
子育てと仕事の両立どうする? 疲れた時に試すべき方法4つ
 筆者も現在、保育園児を2人養育しています。常々思うのは、子育てをしつつ仕事をすることは大変だということ。きっと筆者と同...
真面目はソン!頼むハードルを下げて早く仕事を終わらせよう
 毎日、仕事に終われる日々。 真面目にやっているのに新しい業務を押し付けられて残業……みたいな状況になっちゃいますよね?...
いざ卵子凍結するため病院へ…施術が始まるまでの長い道のり
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
おいとましてほしい女友達とは? 実は嫌われているその一言
「あの子の言葉、なんか鼻につくのよね~」  女同士が集まって女子トークが盛り上がるときのネタは大抵、彼氏や旦那の悪口で...
宇宙と秩序の花「コスモス」 お部屋に飾って女子力アップも
 夏の夕暮れにトンボが飛び始めると、だんだんと日が短くなり夏の終わりを感じてなんだか物寂しく、ちょっぴりセンチメンタルな...
子どもと電車の長距離移動! 飽きさせない&騒ぐ時の対処法
 電車やバスなどの公共機関で小さな子どもと出かける時、楽しさ反面、「イヤイヤしたら?騒いだらどうしよう……」と親は心配で...
絶妙なポロリ感…ひょうきん茶トラの“にゃんたま”をパチリ
 きょうは、「茶トラ白」君のにゃんたまωにロックオン。  茶トラの中でも、白い靴を履いているみたいでかっこいいだろ...
介護はやっぱり家族が? 貧困家庭はどう切り抜ければいい
「親の介護をしてあげたい」と思っても、大きな問題になるのがズバリ、お金のことでしょう。  介護をしてあげたいと思っ...