更新日:2019-11-05 07:02
投稿日:2019-09-17 06:00
私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひとりで受けました。誰にも頼れず、心の内側にずっと不安を抱えながらがんと闘うのはとてもつらいこと。なぜ私が……と思う気持ちと向き合って、そして不確かな情報に惑わされないように、私の体験がお役に立てれば幸いです。
床ずれよりも眠気
【Note.20】
9時間に及ぶ手術が終わり、母が帰ったのが午後9時頃。それ以降は、「気持ち悪い」「不快」「眠い」をひと晩じゅう繰り返していました。看護師さんが褥瘡(床ずれ)ができないようにこまめに寝返りをうたせてくれるのですが、バターン、バターン。麻酔が効いた身体はロボットのようにカチカチでしなやかさの欠片もありません。
倒れないようにクッションで身体を斜めに支えられているのも不快ならば、その都度起こされるのも不快。「寝返りいいです、ひと晩で床ずれなんてできません」と言いたいけど、口を開くのもだるければ、目を開けるものだるい。これって個人差があるのかもしれませんが、私がお酒が飲めないせいなのか(?)麻酔がとっても効いてしまい、猛烈に眠くなるんですよね。
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