トロフィー妻が欲しい男ほど言いがちな毒々しいフレーズ3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-10-14 06:28
投稿日:2019-10-14 06:00
 トロフィー妻を欲しているモラ男ほど、口にしがちなフレーズもあります。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなモラ男たちが頻繁に口にする毒々しいセリフを3選ご紹介します。

1:「黙っていれば、かわいいのに」

 トロフィー妻を欲している男は、結婚相手となる女性の外見を過剰に気にします。

 周囲にうらやまれる美女、あるいは誰もが見惚れるモデルばりの美スタイルの女性……と、優れた見た目を有していることが、自分の妻となる女性の第一条件。見た目だけで女性を選ぶことから、その女性が意見や文句を口にしようものなら、不機嫌になる傾向が強いのです。

「君はさ、黙っていればかわいいのにね」と平然と言い放ち、相手の人格を認めないのは、トロフィー妻を欲しているモラ男の常套句。トロフィー妻が欲しいだけの男は、とにかく見た目が整っている観賞用の女性を求めているだけなので、その女性が自らの考えを有するなんて、想像もできないのです。

2:「あの格好してきてよ」

 トロフィー妻が欲しいモラ男は、とにかくパートナーである女性の見た目には口うるさい傾向に。デートのたびに、そのときの容姿をジャッジメントし、気に入ったファッションやメイクが見つかると「あの格好、してきてよ」と注文をつけてくる男も珍しくありません。

 いかに“まわりに自慢できる美しい女であるか”だけにしか興味がないので、アレコレと注文をつけては、自分が満足できる容姿を保持させようとします。この傾向は、自分の仲間内で集まる場など、あからさまに美女な彼女を自慢したい欲が高まる場面で顕著です。

3:「あの友達は、かわいいね」

 トロフィー妻を探しているモラ男は、とにかく女性を見れば、まずは容姿をチェック。まるで「女の価値は、外見にしかない」とばかりに、目に入った女性を容姿で選別するかのような発言が目立ちます。

「君のあの友達は、かわいいね」「かわいい友達がいるじゃん」など、友人の容姿にいちいち言及してくるのも、トロフィー妻が欲しいモラ男にありがちな癖。結婚後、妻だけでなく、その周囲の女性も美女揃い! となれば、自分自身のプライドが大きく満たされるため、彼らにとっては“妻となる美女のまわりも美女なのか”も、最重要テーマなのでしょう。

 ◇  ◇  ◇

 トロフィー妻を欲しがる男には女性に対し、容姿だけでなく知性や肩書きを求めるタイプも一般的です。しかしモラ男気質な男ほど、大前提として“モラハラできる対象”として女性を選びたがるため、知性はむしろ「あると困る」。よって、容姿にばかり言及するフレーズが際立つのも傾向と言えるでしょう。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


「高収入なのに金出せってイミフ」自らの女運を憐れむヒモ男
「冷酷と激情のあいだvol.131〜女性編〜」では、事実上の同棲中の恋人・トモキさん(仮名)に対して、お金にまつわる違和...
並木まき 2023-02-25 06:00 ラブ
「カップル旅行あるある」お金で喧嘩するのは目に見えている
 付き合いはじめて3カ月のラブラブな時期に旅行に出かけるカップルは多いとか。旅行中は相手の性格か見え、相性がハッキリわか...
恋バナ調査隊 2023-02-25 06:00 ラブ
男性のうざい武勇伝は強制終了が正解!ベストなあしらい方
 男はかっこつけようとする生き物。目の前に気になる女性がいるとしたら、その意識は格段と強まります。  そこでやらかしが...
恋バナ調査隊 2023-02-24 06:00 ラブ
宅飲みに誘われた!付き合っていない男だよ、上手な断り方は
 まだ付き合っていない男性から、宅飲みに誘われたらどう断っていますか?「もう少し相手のことも知りたいから、断って嫌われた...
恋バナ調査隊 2023-02-24 06:00 ラブ
40代彼女の“草”発言にゲンナリ…「あ、無理」と感じる男性たちの本音
 今回ご紹介するのは、40代の彼女を持つ男性の不満。直接彼女には言えないけれど、ひそかに「そこ無理!」と思っていることが...
恋バナ調査隊 2023-02-23 06:00 ラブ
優良物件!妻や彼女を大事にする「いいマザコン」の見抜き方
 恋愛や結婚相手を選ぶ際、あなたは何をNG条件にしていますか? 人それぞれとはいえ、きっと「マザコンだけは避けたい!」と...
恋バナ調査隊 2023-02-23 06:00 ラブ
「僕からは動きません」マッチングアプリで急増する“定型プロフ”に要警戒
 コロナ禍以降、すっかり市民権を得たマッチングアプリ。その中には首を傾げたくなるようなプロフィールをアップしている男性も...
内藤みか 2023-02-23 06:00 ラブ
デートのお礼LINEは二の矢三の矢を!「また今度」の社交辞令回避テク
 素敵な男性とせっかくデートまでこぎつけても、2回目につながらずフェードアウトしてしまう恋はたくさんありますよね。実は、...
恋バナ調査隊 2023-02-22 06:00 ラブ
本命彼女になりたい…男性を沼らせて手放せない女になる方法
 いつも彼女になれず、都合のいい女止まりになってしまう。彼女になっても全然大切にされない……。  男性になかなか大事に...
若林杏樹 2023-02-22 10:58 ラブ
既婚者マッチングアプリで出会った男性と“お寿司ランチ”した
「コクハク」の本コラムで、「既婚者マッチングアプリって?実際に使ってみた感想と注意点」を書いたのですが、今回はさらに深掘...
豆木メイ 2023-02-21 06:00 ラブ
黒歴史!借金、束縛、浮気常習…別れてよかった元カレ大集合
 交際中に「この人しかいない」「絶対結婚する!」と、相手に執着してしまう女性もいるでしょう。でも、もしかしたら“別れたほ...
恋バナ調査隊 2023-02-21 06:00 ラブ
マンネリ打破に!夫婦のラブホテルデートはメリットだらけ
 新婚の頃は夫への愛情でいっぱいだったのに、結婚生活が長くなり、子供が生まれてみると、すっかりときめきがなくなってしまっ...
恋バナ調査隊 2023-02-20 06:00 ラブ
サレ妻が浮気夫に復讐!ダメージ100倍・スカッと1000倍エピ
 世の中には、浮気や不倫をして、愛していたはずの妻を「サレ妻」にしてしまう夫が存在するようです。でも現代において、黙って...
恋バナ調査隊 2023-02-19 06:00 ラブ
私のテクじゃつまらない? 交際1カ月でのレスに悩む37歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-02-18 06:00 ラブ
ムラムラするのに反応しない! 予想外の事態に困惑する50男
「冷酷と激情のあいだvol.130〜女性編〜」では、交際中の恋人と交際1カ月にしてすでにレスに悩んでいる女性・里香さん(...
並木まき 2023-02-18 06:00 ラブ
夫の2回目の不倫が発覚! 冷静にソッコーで手を打つべきこと
 一番信頼している人に「不倫」という形で裏切られた妻は、たくさんの葛藤や苦しみと戦いながら、必死で笑顔を作ろう、前に進も...
恋バナ調査隊 2023-02-18 06:00 ラブ