毛の悩みとサヨナラ! 医療脱毛のアレコレを専門医に聞いた

canちゃん ライター・デザイナー
更新日:2019-11-29 06:00
投稿日:2019-11-29 06:00

Q. 黒ずみのお手入れ方法を教えて下さい!

 黒ずみ(色素沈着)の原因は、表皮に存在する色素細胞(メラノサイト)から過剰に分泌されたメラニン色素が表皮や真皮に沈着しておこります。紫外線や物理的な刺激(ナイロンタオルの使用、スクラブの使用、締め付けの強い衣服、衣服のこすれ)や、ストレスやホルモンバランスの乱れが関係している場合もあります。

 肌は刺激を感じると、メラニン色素を生成し肌を守ろうと防御機能が働きます。一般的なのは「炎症後色素沈着」で、紫外線による日焼けやニキビや傷、虫刺されや火傷の痕など茶色く色素沈着を起こした状態が分かりやすいと思います。肌の炎症が刺激となり、肌を守ろうとメラニン色素が生成されます。

 通常は「肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)」によりメラニン色素が皮膚の外側に押し出されて、次第に消えることがほとんどです。しかし紫外線を浴び続けたり、ターンオーバーが正常に行われないと、そのまま色素沈着となって残り、消えにくくなることがあります。そのため黒ずみの予防には紫外線対策をすることと、物理的刺激を避けること、また「肌のターンオーバーを正常化する」必要があります。(メラニン色素が剥がれ落ちれば良いのです)

 肌のターンオーバーを正常化するためには自分のお肌にあったクリームやワセリンなどでの保湿とバランスのとれた食事や良質な睡眠の確保など、不規則な生活習慣を改善することも重要です。

 皮膚科では状態に応じてメラニン色素を新しく作らせないためのハイドロキノンクリームや、メラニン色素を排出するトレチノイン(ビタミンA)やビタミンCなど抗酸化作用があるクリームを処方することもあります。

まとめ

 医療脱毛について詳しく教えてもらい、介護脱毛をする人が増えていることを知りました。 脱毛する適齢期は特にないそうですが、白髪はレーザーのターゲットとなるメラニン色素がないため脱毛ができないそうです。白髪が増える前に脱毛しなきゃ!

教えてくれたドクター

 医療脱毛専門院『リゼクリニック』新宿院院長・大地まさ代ドクター

canちゃん
記事一覧
ライター・デザイナー
本業デザイナー、副業ライター。デザイナー業ではUI、web、グラフィック、立体など幅広く対応。ライター業ではライフスタイル、Web3、美容、音楽など人生を楽しむ「何か」を経験したい&伝えたいとアレコレTRY中! 趣味はキックボクシングとカラオケ。
X(旧Twitter)

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


プレ更年期でニキビ?女性ホルモンの乱れが…【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【夏の脇汗】毎シーズン悩む…洋服の黄ばみ&ニオイどう防ぐ
 夏になると多くの人を悩ませるのが「脇汗」ですよね。洋服の種類によっては、くっきりと脇汗部分だけ色が変わって、黄ばみやニ...
2022-06-15 06:00 ビューティー
実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家か...
梅雨・台風の不快を減らしたい!1日1分の耳穴ストレッチ<前>
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経...
疲れ目対策&美鼻狙いで「耳穴ストレッチ」1日2分でOK<後>
 前編では、骨格矯正士の清水ろっかん氏の著書「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)から、「気象病」を治せ...
髪色より眉色チェンジ!垢抜け狙いの時短メイクは目元がカギ
 メイクのテイストを変えるなら、“眉色”に変化をつけるのも人気ではあるけれど、せっかく眉を変えても「なんだか垢抜けないか...
やせたいのに食べてしまう!脱・過食は歯磨き粉を味方にする
 ダイエット中、やせたい気持ちとは裏腹に食べてしまった経験はありませんか? そのたびに自己嫌悪に陥り、さらにストレスで過...
低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...
万年ダイエッター卒業? 夏までに無理せず緊急ダイエット5選
 ダイエットは、女性にとって永遠のテーマです。「年中、ダイエットをしている」なんて人もいれば、なんらかの理由で「すぐに痩...
2022-06-04 06:00 ビューティー
【ドラコス3選】ギョッ!シミ・シワのケアは毎日の習慣に
 久しぶりにデパートのコスメカウンターに座って鏡を見た時に、自分の目元のくすみにギョッとしてしまいました。デパコスを買う...
「本気デートに合うバッグ」男性は金銭感覚も見てるんだと!
 大好きな彼とデートに行く時、メイクや洋服のコーディネートはばっちり決めていくのに、バッグに関してはいつもの使い慣れたも...
痩せられる人と痩せられない人には明確な“境界線”があります
 女性の多くは、ダイエットを経験しているでしょう。でも、「結果を出せた!」という人は、意外と少ないもの。どうして同じよう...
「刈り上げ女子」への疑問 伸びてきたらメンテどうしてる?
 最近増えている「刈り上げ女子」。下ろしていればいつも通りのスタイル、アップにすればクールな印象になり、2WAYのスタイ...
叶姉妹は無理でも40女のセクシーメイクは“カモメ”を意識して
 家事や仕事、子育てに奮闘する30代を過ぎ、少し落ち着いてくるのが40代。あらためて、女性としての色気や魅力を大切にして...