冬に怖い「隠れ脱水」の原因と対処法!水分補給を欠かさずに

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-11-27 06:00
投稿日:2019-11-27 06:00

冬の脱水を予防するための方法3つ

 冬の隠れ脱水は、日頃のちょっとした心がけで予防することができます。気をつけたい3つのことをご紹介します。

1. 食べ物で水分を摂るように心がける

 積極的に水分摂取をするべきとは分かっていても、「喉が渇いていないから飲みたくない」と思う人も多いでしょう。そんな方は、普段の食事から水分を摂るようにしてみましょう。

 冬は鍋などの食べ物がおいしい季節。鍋の汁やうどんの汁などをついでに啜ってみるのもオススメです。体も温まりますし、汁といえど水分なので脱水を防ぐことができます。高齢者などむせてしまう人は、おやつにゼリーを食べるのもオススメです。あんかけや麻婆豆腐などの料理も水分を多く含むので、料理やスイーツから美味しく水分摂取するのもいいでしょう。

2. ワンアクション・ひと飲みを意識

 忙しい現代では、水分摂取のみに焦点を絞ることは難しいはず。取り入れたいのは、“ワンアクション・一飲み”というフレーズです。

「書類の作成が終わったら」や「子どもの送迎が終わったら」と、自分の動きが止まったタイミングで水分を飲むように心がけるのです。それでも忘れてしまう人は、朝食・10時・昼食・15時・夕食というタイミングで280mlほどの水分を摂取するようにしましょう。時間で管理しておけば忘れません。

 コーヒーやココアなどでもOKです。飲みやすいと感じるドリンクを選んで、日頃から意識的に水分を取るようにしましょう。運動の直後や高熱時など、時と場合に応じて「電解水」を利用するのも忘れないようにしましょう。

 夏と比べて水分を取ることが少なくなる季節ですが、「冬だから」という理由で水分摂取をやめないでください。喉が渇いた頃には、すでに脱水傾向であることが多くあります。喉が渇いていなくても、すすんで水分を取りましょう。

「冬だから」という油断が脱水を招く

3. 加湿器で風邪や乾燥を防ぐ

 加湿器を利用するのも、手段の一つ。乾燥による脱水を甘くみてはいけません。50~60%の湿度を意識して保つようにしましょう。

 暖房を継続して利用している人はウイルスを室内で保持し続けないためにも、1時間に1回は換気をするようにしましょう。また、換気は乾燥を防ぐこともできます。そのほか、入浴後の濡れたバスタオルを部屋内に干したり、脱衣所を少し開けて廊下やリビングに蒸気を送り込むことも有効です。さらに、花を生ける花瓶を置くのも湿度のコントロールに役立ちます。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ライフスタイル 新着一覧


オンナが恋愛ネガティブになる“不幸のスパイラル”脱出法とは
 いつからだろうか? 仕事は楽しくできるのに、プライベートではなぜかネガティブ。特に恋愛に関しては腰が重い。 「この人...
犬を飼いたいと思ったら…救える命があることも知ってほしい
 近ごろは空前のペットブームですね。「犬って可愛いなぁ」と思う人も多いのではないでしょうか。散歩をさせている犬をみれば「...
小さな優しさが呼んだ奇跡…ワタクシは花のチカラを信じます
 死ぬまでにしたいことはなんですか――? そんなことを突然聞かれても、どれだけの方が答えられるのでしょうか。  あ...
大人のストレス発散方法5つ! イライラ社会をどう生き抜く?
 日々、ストレスを感じることは多くあります。仕事や人間関係でどうにもならないことに遭遇すると、やきもきしてしまいますよね...
愛しいあの子を待ち伏せ…気品あふれる白い“にゃんたま”王子
 きょうは、幸せの白いにゃんたまω。  綿アメみたいにふわっと品性あるにゃんたまなので、「白にゃんたま王子」と名付...
身近な人の変化に気づいて 認知症の兆候が疑われる3つのこと
 身近な人の変化に「認知症かも……」と疑いたくなることはありませんか? 認知症が社会的な話題となり、「もしかして」と思う...
ストレス発散や美肌にも…キックボクシングで女性の悩み解決
 働き方改革で残業が少なくなりアフター5(ファイブ)を楽しむ時間の余裕ができた今日この頃。早く帰っても何をしたらいいのか...
いよいよ子宮全摘へ 入院女子が涙した必須&便利グッズ17選
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
暑い日はずっとシエスタ…大事な“にゃんたま”を冷やす後ろ姿
 暑い日をどう過ごすか。  きょうは「夏だって毛皮を纏ってるぜ!」のにゃんたま君の知恵を拝見しましょう。  ...
ピルでツルツル肌に? 知っておきたい8つのメリットと危険性
 ピル連載も4回目。第1回目の「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」でも少し触れましたが、今回は、ピ...
勤務時間が長い! “自分しかできない仕事”をゼロにする方法
 定時上がりは憧れるけど、いつも勤務時間内に処理しきれず残業――。当然、プライベートの時間はカット。1日1時間の残業で、...
不妊症大国ニッポン…卵子凍結で産みたい人が産める社会へ
 子供を産みたい人がちゃんと産めるような社会にしたい。不妊治療で悲しむ人をゼロにしたい。これが私の願いであり、目標です。...
ワンオペ育児の日本と違う…台湾の妻が悩む“親戚の過干渉”
 国や地域によって、育児にまつわる文化の違いは様々ですよね。日本では日々忙しく過ごしているワンオペ育児ママが沢山いらっし...
「サボテン」には感情が? あなたの優しい言葉がトゲを抜く
「スマホをやりながら寝るのって絶対に睡眠妨害されてますよ。」  最近ワタクシの体メンテナンスをしてくださる方から言...
高級タワーマンションのラウンジで自撮りをする女の一生
 最近、たまたま都内の最高ランクのタワーマンションに行く機会が数回あったのですが、そこで2人組の美しい女性がラウンジのソ...
去勢手術は3日後…にゃんたま記念撮影でモフモフとお別れ
 これぞ! 鈴カステラ! 出来立てホヤホヤの美味しそうなにゃんたま!  食べちゃいたくなる、愛おしいにゃんたまω!...