美人は本当に性格が悪い? 元CA官能作家が「美人」を斬る!

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2019-11-20 10:58
投稿日:2019-11-20 06:00

3. 美人イコール幸せの法則はなり立たない

 美人には、様々なチャンスが訪れます。華やかな容姿を強みに「稼げる」職種がありますし、パーティや食事会などへのお誘いも多く、人脈も広がります。

 しかし、あまたの美女を見てきて「美人=幸せ」の方程式はなり立ちません。

 例えば、夜の世界を例に挙げましょう。筆者は六本木のクラブで10年間クラブママを務めましたが、美女はお客様からの指名が多い一方で「容姿のよさに胡坐をかいて努力しないホステスほど、新人の美女ホステスに指名替え」されます。初対面での印象がいい女性ほど、内面磨きに努めないと、すぐに飽きられるデメリットもあります。

 それに、1でもお伝えしたように「美人は色恋沙汰に巻きこまれやすい」ため、賢く立ち回らなければ大きなトラブルになったり、ビジネスで食い物にされてしまいます。

 私の同期CAは、安達祐実さん似の美人で聡明な女性でしたが、売れない芸人に一目惚れし、尽くして貢いで同棲までしたあげく、あっけなく捨てられました。(その芸人も、世に出ることなく消えました)。その他にも、輝かしい20代を50代上司との不倫にささげ、婚期を逃したインテリ美女もいます。

 また、次のような例もあります。

 過去に美人と言われていただけに、年老いていく自分を受け入れられず、美容整形をくりかえす美女、インスタの「いいね」欲しさに加工に加工を重ねた人工的な画像をアップする美女もいます。SNSのためだけにインスタ映えする食事、スポット、洋服やメイクに散財した貧乏美女もいます。

 以前、フォロワーが数万人というインスタ美女にお会いして「そんなに加工して、大丈夫? フォロワーさんとリアル対面した時はどうするの?」と訊いたところ、返ってきた答えは「平気。フォロワーと会うことは一生無いから」と、実にあっけらかん。

まとめ

 いかがでしょうか?

 美人にも不美人にも一定数の「性格ブス」「サイコパス」「返報性の無いフリーライダー」がいます。そして、フラれた男性の恨みや、同性の嫉妬心から、「美人は性格ブス説」が影響しているのも事実。

 最後になりますが、女の嫉妬への対処法、口説かれた男性への上手な断り方など書かれたモテ本「いつまでも魅力ある女性の秘密」が現在発売中です。

 お気が向いたら、ぜひお手に取ってみて下さい。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


今では私が彼を追いかけている…好きが“逆転”してしまう理由
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。好きだ愛していると追いかけられて一緒になったはずなのに、ふと気がつけば愛が逆...
山崎世美子 2021-02-13 06:00 ラブ
結婚へと進みたいのに…彼氏の浮気に振り回される女性の苦悩
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-02-13 05:46 ラブ
交際6年の彼女がいても…浮気を繰り返してしまう男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.31〜女性編〜」では、浮気を繰り返す彼氏の真意が分からない女性・Aさんの苦悩をご紹介しました...
並木まき 2021-02-13 05:52 ラブ
ずるずるは嫌…不倫の上手なやめ方! やめる準備&注意点
「不倫がいけないこと」というのは、誰もがご存知の通り。しかし、人知れず不倫をはじめる人は、あとを断ちません。とはいえ、気...
リタ・トーコ 2021-02-12 06:00 ラブ
“長すぎた春”って交際歴何年? “長い春”に終止符を打つ方法
 長い間お付き合いしている人がいるものの、先が見えなくて悩んでいる方は多いでしょう。交際期間が長くとも、結婚に至らず破談...
恋バナ調査隊 2021-02-12 06:00 ラブ
「Clubhouse」に恋愛に発展する出会いはあるのか考えてみた
 会員制の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が話題です。招待制で、現段階ではiPhoneでしか使えないアプ...
内藤みか 2021-02-11 06:00 ラブ
男性は結婚相手に何を求める? 6つの条件&意識させる方法
 数年交際している彼氏がいるにも関わらず、結婚話がまったく出ないと不安になるものです。「私のこと、どう思っているのだろう...
恋バナ調査隊 2021-02-11 06:00 ラブ
もう限界!「コロナ破局」を迎えた男女にありがちな特徴3選
 コロナ禍によって、良くも悪くも男女間に潜在的に存在していた問題をあぶり出している話が多く聞こえています。これまで「だま...
並木まき 2021-02-10 06:00 ラブ
彼から連絡が来ない…私に飽きたの? 連絡しない男性の本音
 好きなカレから連絡が来ないと不安になりますよね。スマホを見るたびLINEの既読や未読などが分かったり、SNSではつぶや...
若林杏樹 2021-02-10 06:00 ラブ
彼に愛されているか不安…愛情の確かめ方&4つのNG行動
 交際期間が長くなると、ふとした瞬間に「彼にちゃんと愛されているのかな……」と不安を感じてしまうことがあります。男性は女...
恋バナ調査隊 2021-02-09 06:00 ラブ
結婚相手に経済力を求めて何が悪い?失敗と成功の境界線は…
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-02-18 20:32 ラブ
なんで嫌がることするの…?共に暮らすために大切な基準とは
「私があんなに嫌がってたのに、全然やめてくれなかった……」そんなパートナーがいた経験、ありますか? もしくは今のパートナ...
七味さや 2021-02-09 06:01 ラブ
状況別“好きな人の忘れ方”!片思いの未練を断ち切るには?
 心がときめくような楽しい恋もあれば、胸が締め付けられるような切ない恋もありますよね。中には、なんらかの事情で「好きな人...
恋バナ調査隊 2021-02-07 06:00 ラブ
彼も男だったと再認識…浮気されて気付いた夫への愛情と後悔
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。長年連れ添うとお互い空気のような存在になってきます。  トキメキも薄れて相...
山崎世美子 2021-02-06 06:00 ラブ
信じていたのに…持病への理解がない夫と別居した妻の嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-02-06 04:42 ラブ
別れたらみっともない…別居には応じるも離婚を拒む夫の主張
「冷酷と激情のあいだvol.30〜女性編〜」では、持病を理解されずに夫への別居を突きつけた妻・Yさんの決断をご紹介しまし...
並木まき 2021-02-06 04:41 ラブ