本当は教えたくない! 美容マニア直伝“崩れない”ななめ前髪

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2019-12-30 06:39
投稿日:2019-12-30 06:00
 日頃、ストレートアイロンで「なんとなく」髪を巻いていませんか? 王道の“ななめ前髪”が好きだけど、その日のコンディションで上手くいかないことだってありますよね。筆者も、以前は前髪のスタイリングに毎朝苦労していました。でも、試行錯誤を重ねた末に簡単な方法を見つけてからは、二度と失敗しなくなりました!
 そこで、私が「本当は教えたくない」ストレートアイロンを使った“ななめ前髪”を 1日中キープするテクニックをご紹介します。

失敗してしまう原因は?

不自然な仕上がりの失敗例(写真:時短美容協会)
不自然な仕上がりの失敗例 (写真:時短美容協会)

 ストレートアイロンの初心者が失敗してしまう原因は、主に2つあります。

 1つは前髪を全て巻いてしまうこと。もう1つは、ストレートアイロンの向きを垂直にして巻いてしまうことです。こんな風に巻いてしまった場合には、直角に折れ曲がったような前髪になりやすく、仕上がりも不自然になってしまいます。

 こちらの写真は失敗例。グルンと巻かれた前髪は垢抜けず、どこか古くさい印象です。前髪は、髪型の印象を左右する大切な箇所だからこそ、失敗したくないですよね。

ストレートアイロンにコレを足すと崩れにくい前髪に!

(写真:時短美容協会)
(写真:時短美容協会)

 “崩れない前髪巻き”には、お道具の準備が大事! こちらは筆者が前髪を巻く際に使っているグッズです。左から「ヘアスプレー」「ヘアウォーター」「カーラー」「クリップ」「コーム」(全て筆者私物)。

簡単に崩れない前髪をつくる手順

 まず前髪をヘアウォーターで濡らし、カーラーで巻いておきます。巻いている間に化粧などしておくと、自然と時間が経つので、ふんわりと癖づけができます。癖づけした前髪を左右、中央に分けます。アイロンをするときに、邪魔になる髪があればクリップで留めましょう。

(写真:時短美容協会)
(写真:時短美容協会)

 アイロンをするときには、中央の髪のみとって、ななめに引っ張りながら巻いていきます。巻きすぎるのを防止する意味で、左右に分けた両端の前髪は巻きません。両端の毛は頬骨にかかるので、小顔効果も期待できます。

(写真:時短美容協会)
(写真:時短美容協会)

 これで、ナチュラル感のある、ふんわりとしたななめ前髪になりました。

スプレーはコームにつけてから

(写真:時短美容協会)
(写真:時短美容協会)

 ボリュームの少ない人や猫っ毛の人は、前髪に直接スプレーをかけないほうがベター。スプレーをするとぺちゃんこになってしまい、せっかくのふんわりとした前髪がガチッと固まってしまいます。この場合は、ヘアコームにスプレーをかけ、やさしく髪をなでるようにコームを滑らせるといいでしょう。

 そのまま、ストレートアイロンで巻いた時と同じように、ななめにといていきます。これで完成です! コームで前髪をとく回数は1回のみ。ピタッとくっついてくれるので、上から固める必要はありません。これだけで1日中つぶれずに、ふんわりとした前髪をキープできますよ。

(写真:時短美容協会)
(写真:時短美容協会)

 忙しい朝はストレスフルだからこそ、髪型は失敗なく、キレイに仕上げておきたいのが女心。切りすぎてしまった前髪や、伸ばそうか迷っている長めの前髪もうまくカバーしてくれます。簡単テクで崩れにくい前髪のスタイリングも楽々。ぜひみなさんも試してみてはいかがでしょうか。

〈文・社〉時短美容協会/石田沙耶加〉

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

ビューティー 新着一覧


デリケートゾーンの改善策に辿り着かない叔母…保湿オイルを勧めてみた
「デリケートゾーンケア」や「フェムケア」というワードは、雑誌などのメディア上では当たり前のものとなったけれど、どれくらい...
最近“老けて見える”と嘆く40代女性! 避けたいNG眉色と若見えのコツ
「メイクをしたのになぜかげっそりして見える」「最近なんだか老けた?」と感じているアラフォー女性の皆さん。もしかしたらその...
来年の夏までさようなら「サンダルを長持ちさせる」保管前のお手入れ方法
 夏に大活躍したサンダルですが、しっかりお手入れしておかないとすぐにダメになりますよね……。今回は、「来年の夏も綺麗にお...
ムダ毛処理は義務ですか? 毛を剃らない理由から考える“疲れない”美意識
 近年は、性別や働き方、美の基準など、あらゆる価値観が新しくなり、多様化した時代になっていますよね。中でも注目したいのが...
天然ヘアカラー剤「ヘナ染め」の末路は? 知っておくべきデメリット5つ
 おしゃれのためのヘアカラーと必要に迫られてする白髪染め、どちらもアラフォーにはおなじみです。こんなに続けて髪が傷まない...
U-2200円!美容家も納得の香りグッズ3選、おセンチ&悩める秋の夜長に
 夏が終わって秋が訪れると「秋の夜長」を楽しむ人もいる一方で、なんとなく心細い気持ちになって、くよくよと悩んでしまうとい...
台風による体調不良、気象病かも!?【専門家監修】すぐに試せる対処法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
時間1分ください!唇ぷっくり血色リップは「6V」チョイ塗りから3工程
 リップメイクは、唇に色がついて「血色感」さえあればいい、と思っていませんか? それで十分といえば十分でもありますが、短...
お疲れ頭皮&髪にオレンジシャンプーがグッジョブ 時短美容家が惚れた2品
「オレンジシャンプー」って、聞いたことはありますか?  文字どおり柑橘の「オレンジ」にまつわる成分を使っていて、洗い心...
Amazonで酷評の✩1.9「毛穴ステルス隔離棒」で40女の肌に奇跡が…!
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
薄い・強すぎ・不揃い!20代が見たアラフォーの「残念な眉毛3選」
 いよいよ秋ですね〜。この時期、アラフォー世代の眉毛メイクには注意が必要です。  というのも年齢を重ねるごとにメイ...
40代女が眉毛パーマ初体験!細くなった眉毛をどうにかした話
 以前、眉毛迷子を解決するべく流行りのアイブロウアイテムに刷新した話を書きました。  購入したアイテムのおかげで、...
春じゃないのに鼻ぐじゅ…「秋の花粉症」におすすめの対策【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容の達人いわく「牛乳の一滴は血の一滴!」真似っこするかはあなた次第
 女性なら、いつでも綺麗でいたいですよね。「美は1日にしてならず」というように、本当に美を追求している人の中には、24時...
【ダイソー】メイクブラシクリーナーが優秀な件!ぬるま湯が濁ってきた…
 メイクする人の必需品、メイクブラシクリーナーはどんなものを使っていますか? ネットで検索してみると、安いもので1000...
若い頃の自分を褒めてあげよ!40代女がやってよかったと思う美容法4つ
 美は1日にしてならず。スキンケアやボディメイクなどの美容は、やったその場で効果を感じられるのではなく、毎日の蓄積により...