釣った魚に餌をやらない男性の心理と特徴…賢い対処法は?

リタ・トーコ ライター
更新日:2020-01-15 06:00
投稿日:2020-01-15 06:00
「付き合ったばかりの頃は大切にしてくれたのに、気づけば適当に扱われてる……」そんな“釣った魚に餌をやらない”男性によって、悲しい思いをしている女性は多いよう。そんな男性の特徴や、愛され続けるためのポイントをレクチャーします。

釣った魚に餌をやらないのはなぜ? 男性の心理

 “釣った魚に餌をやらない”というのは、その言葉通り、釣り上げるまでは一生懸命試行錯誤をするのに、手に入った途端に餌すら与えずに雑に扱う様子のことを言います。

 恋愛においては「魚→女性」に置き換えられることが多く、お付き合いが深まるうちにだんだんと適当になる男性の様子を指しますね。まずは、なぜ男性がそんな心理になるのか、リサーチしてみました。

自覚がない場合がほとんど

 驚くべきことに、釣った魚に餌をやらないタイプの男性には、“餌をやっていない”という自覚がない場合がほとんど。むしろ「自分は十分に与えている」と思っている人すらいるんです。女性と男性の考える「餌」の与え方には違いがあるということを、まずは頭に入れておきましょう。

釣った魚に餌をやらない男性は2タイプに分かれる

 自覚があるにせよ無いにせよ、釣った魚に餌をやらない男性は2タイプに分かれると思います。

①関係が安定しているから餌をやらない

 餌を一生懸命与える時=魚を手に入れたい時。でも、その魚が水槽の中で「自分のもの」となったら、“逃げていかないだろう”と、餌を与えなくなる男性は多いです。要は、関係が安定していることで慢心を覚え、相手に対して努力をしなくなるということ。

 でも、これはある意味、自然体の彼の姿です。これが分かった時にどのように歩み寄れるか、これが関係を続けるポイントになります。

②関係に飽きたから餌をやらない

 上記のように、安定から餌をやらないというのであればまだしも、中には女性との関係に飽きたから餌をやらないという男性もいます。

 女性を落とすまでの行程が楽しく、落とすためなら餌を与えまくります。そして、目的が達成できたら、また次の女性を探すという無限ループを繰り返すハンター気質のタイプです。

餌をやらなくなるのはいつから?人によって違うのが厄介

 お付き合い中に「この人、餌をくれないタイプだな」と感じられたら、軌道修正をすることもできますし、別れを考えることもできるでしょう。でも、厄介なのが、餌をやらなくなる時期は人によって違うということ。特に結婚後、子どもができてから態度がガラッと変わってしまう男性はとても多いです。

 こういった男性が、「妻を女性として見られない」と言って浮気をするんですよね。そしてもちろん、不倫相手には惜しみなく餌を与えたりもします。

早く見抜くためには? 釣った魚に餌をやらない男性の特徴

 釣った魚に餌をやらない男性に悩まされたくないのであれば、しっかり特徴を押さえておくことが肝心。そんな男性の特徴を見てみましょう。

自己中心的

 釣った魚に餌をやらない男性の一番の特徴は、「自己中心的」だということでしょう。相手のことを考えるよりも、いつでも自分が中心。最悪な場合には、自分の欲求を満たすだけの相手として彼女のことを見ている人もいます。

 そもそも、付き合っているのに相手を雑に扱うことができるというのは、思いやりがないということ。こういうタイプの男性は、普段の人間関係においても自己中心的な部分があります。十分に観察してみてください。

自分に自信を持っている

 自分に自信を持っている男性は、「女性が自分から離れていくことがない」と思っている節があります。女性から片思いをしてお付き合いをしたケースに、多く見られるかもしれません。

 ちなみにこの手の男性は結婚願望があったとしても、結婚したら何もしなくなるタイプが多いです。妻を褒めない、育児や家事を手伝わない、記念日や誕生日も忘れる、など、典型的な「餌をやらない」夫になる可能性があります。

比較的モテる

 困ったことに、釣った魚に餌をやらない男性は、比較的モテるタイプが多いんです。女性を落とすためのスキルはもちろん、自分をどう見せたら相手がなびいてくれるかをちゃんと計算して行動するスキルに長けています。恋愛をゲームのように見ているため、相手を落とすことができたら、途端に興味がなくなってしまうんですね。

 この手のタイプに引っ掛かったら大変。魅力的ゆえにハマってしまい、ずるずると付き合いが続いていくケースも多くあります。要注意!

釣った魚に餌をやらない男性への賢い対処法

 付き合っている男性が、釣った魚に餌をやらないタイプだと分かったら、あなたはどうしますか?本当に効果的な対処法をお伝えします。

餌を与え続けてみる

 なぜ、釣った魚に餌をやらない男性が女性を適当に扱うようになるのかというと、「女性を失って困った経験がない」から。特徴である「自己中心的で自信家、モテる」となると、たとえ1つの恋愛が終わっても、新たな女性がすぐに見つかるから寂しくありません。

 では、どうすればずっと餌を与えてくれるようになるのか?それは、「いなくなったら困る女性」になることが重要なポイントになると思います。「距離をおく、冷たくする、ほかの男性の影をチラつかせて引きつけるのが効果的」という考え方もあるようですが、そんなことをずっと続けるなんて疲れてしまいませんか?

 だからこそおすすめしたいのが、餌を与え続けてみること。計算なしの優しさや愛情を感じた時、男性は初めて「いなくなったら困る」と考えますし、与えてもらうことの嬉しさを感じて、「してあげたい」と思うようになるかもしれません。

自分磨きを忘れない

 恋愛をするにあたって、自分磨きを忘れないのは大切なこと。特に、相手が釣った魚に餌をやらない男性の場合、魅力的な女性であることが重要です。

「いつまでも自分の水槽の中に入っていてくれるとは限らない」と感じた時、男性はほかの男性に奪われないように大切に扱うようになるでしょう。

 自分磨きをすることは男性のためだけではなく、自分のためにもなります。外見だけではなく、内面にも自分に自信を持つことができるような、そんな女性を目指せると良いですね。

釣った魚に餌をやらない男性を上手に飼いならして♪

 釣った魚に餌をやらない男性……頭によぎります(笑)付き合うまで一生懸命愛情を注いでくれる姿を見ているからこそ、「この人と付き合ったら幸せだろうなぁ」と、期待してしまうんですよね。

 でも、そもそも「餌を与えてほしくて付き合うのか?」という話だったりもします。それだと、いつまでも相手の水槽の中ですよ。大切なのは、いつでも水槽から抜け出せる心持ちだったりするのかも。

 そのためにも、まずは自分が餌を与えて上手に飼いならしてみましょう。与え続けても変わらない男性はいますが、尽くし続けて見えるものはあるはずです。「やり切った感」から相手をすぱっと捨てることができるかもしれませんし、もしくは、餌を与え合えるような関係ができあがるかもしれませんから。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

ラブ 新着一覧


もう自分には何も残ってない…? 絶望の淵で頼れるものとは
 自分には何もない…もう人生投げ出したい! 離婚は、人によっては絶望経験ですよね。この連載を始めてから「離婚をして自分に...
七味さや 2021-04-26 06:00 ラブ
男性にモテる♡ 魅力的なぽっちゃり女性の特徴&目指す方法
 モテる女性というと、細くてスタイルの良い女性をイメージする人が多いでしょう。確かに、スタイル抜群の女性は同性から見ても...
恋バナ調査隊 2021-04-25 06:00 ラブ
いつも彼氏が途切れない…モテ女必須事項の「隙」の正体とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。いつも彼氏が途切れない、美人じゃないのにモテているなど、「隙」がある女性には...
山崎世美子 2021-04-24 06:00 ラブ
彼の食事姿に幻滅…「育ちが違う」発言に込めた彼女の真意
「冷酷と激情のあいだvol.36〜男性編〜」では、コロナ禍に交際をスタートさせた彼女から、予兆もなく振られた男性であるT...
並木まき 2021-04-24 06:10 ラブ
交際の絶頂期に何の予兆もなく…別れを告げられた男性の困惑
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-04-24 06:27 ラブ
子供っぽい彼氏にイライラ…!5つの特徴&困った時の対処法
 気になる男性といざお付き合いを始めてみたら、彼氏の子供っぽい部分を見て「ついイライラしてしまった……」という経験がある...
恋バナ調査隊 2021-04-23 06:00 ラブ
コロナ禍で婚活市場に変化が…地味な女性がモテ始めたワケ
 長引くコロナ禍、男性が恋愛や結婚の相手として選ぶ女性像が大きく変化し続けています。今までのように、美人で社交的な女性が...
内藤みか 2021-04-22 06:00 ラブ
長く付き合えないナゼ? 男性が一生大事にしたい女子の特徴
 最初はラブラブだったのに、3カ月くらいで付き合いが終わってしまう……なんてことありますよね。あんなにイチャイチャしてい...
若林杏樹 2021-04-21 06:01 ラブ
結婚相談所の知っておくべき3つの実態&よくあるトラブル
 近年の婚活ブームで結婚相談所を利用する人が増加する中、それに伴ってトラブルも増えているようです。せっかく出会いを求めて...
恋バナ調査隊 2021-04-18 06:00 ラブ
おかん2号になってない? 男性の魂を揺さぶる女性になる秘訣
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。恋愛が下手な人は「わがままが非常に苦手」です。一方、モテる女性は「わがままが...
山崎世美子 2021-04-17 06:00 ラブ
いきなり結婚前提も…恋活アプリで男性が敬遠するメール3選
 なかなか外出しづらい状況の時期は、恋活や婚活などの出会いの場も限られてしまいがち。苦肉の策でアプリを始める人も少なくあ...
内藤みか 2021-04-15 06:00 ラブ
男性から届いた“意味深LINE”5選…これってどういう意味!?
 男性から届く意味深LINE……。「これって、いったいどういう意味!?」と、一喜一憂していませんか? そんなLINEメッ...
恋バナ調査隊 2021-04-14 06:15 ラブ
男性に「一緒にいたい」と思わせる!手っ取り早くモテる方法
 特定の彼氏ができなかったり、付き合ってもすぐに別れて長続きしないと、目標にしている「結婚」まで辿り着けずにどんどん落ち...
若林杏樹 2021-04-21 05:25 ラブ
どうしてモテるの?小悪魔女性の特徴&5つのモテテクニック♡
 女性からすると、小悪魔女性は「あざとい」と思われがち。しかし、男性はそんなあざとさを感じていても、心惹かれてしまうこと...
恋バナ調査隊 2021-04-13 06:10 ラブ
「Clubhouse」で明暗…彼氏ができた人と離婚危機に陥った人
 近ごろはブームもひと段落した感のある、アメリカ発の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。iPhone利用者...
田中絵音 2021-04-13 06:07 ラブ
理想は成長し合えるカップル♡ 彼を尊敬できなくなったら?
 大人の男女のお付き合いでは、「成長し合える関係」を理想とする人が増えてきます。実は、お互いに成長し合える関係でいること...
孔井嘉乃 2021-04-12 06:00 ラブ