14歳の平手が欅坂46お見立て会で語ったアイドルとしての決意

こじらぶ ライター
更新日:2020-02-05 00:29
投稿日:2020-02-04 17:05

記録と記憶に残るデビュー曲「サイレントマジョリティー」

第28回日本映画批評家大賞新人賞受賞時。ベテラン芸人土田の直感は正しかった(C)日刊ゲンダイ
第28回日本映画批評家大賞新人賞受賞時。ベテラン芸人土田の直感は正しかった (C)日刊ゲンダイ

 結成から約7カ月後の16年4月6日、「サイレントマジョリティー」で満を持してデビューした欅坂46。そのセンターはいうまでもなくグループ最年少で当時14歳の平手だった。彼女の圧倒的眼力、存在感、表現力は鮮烈なものだった。この「サイレントマジョリティー」は初週26万1580枚を売り上げ、当時の女性アーティスト初週売上記録を樹立。MV(※)は現在まで1.4億回再生を達成しており、名実共に記録と記憶に残る大ヒット曲となった。

 だが平手は順風満帆にデビューをスタートさせたのではない。デビュー前の15年11月14日、欅坂46としてファンを前にした初イベント、お見立て会で彼女はオーディションを受けるまでの経緯をこのように語っていたという。

「私は人気者になってチヤホヤされたくてアイドルになったわけじゃありません。私は小さい頃からあまり期待して貰えない子でした。抱え込んで悩む自分で何がしたいのか分からない子でした。怖くなって体調を崩す日々が続き、いつもおばあちゃんに励まされながらなんとか生きてきました。そんな時、私は自分を変えたくて応募した欅坂46のオーディションで初めて自分を認めていただけたと感じました。苦しみに打ち勝ってきた姿で私に勇気をくださった(乃木坂46の)白石麻衣さんや生駒里奈さんのようになりたいです」

 上記の発言ではオーディションを受けた経緯を「自分を変えたくて」と語っているが、「ROCKIN’ON JAPAN」(19年6月号)では、「早く家を出たかった。それこそ留学も考えていたし」と述懐している。

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ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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