コロナウイルスなんかに負けてたまるか!免疫力と花のお話

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-03-09 15:53
投稿日:2020-03-07 06:00

そもそも免疫とはなんぞや

二つの免疫システムが私たちを守っている(写真:iStock)
二つの免疫システムが私たちを守っている (写真:iStock)

 細菌やウイルスなどの異物が目、鼻、口、腸からの侵入を防ぐバリア機能を担っているのが「粘膜免疫」。血流に乗って全身パトロールしながら「粘膜免疫」を突破して体内に侵入してしまった細菌やウイルスを抹殺しているのが「全身免疫

 この二つの免疫の仕組みが我々を菌やウイルスから守ってくれているようではございますが、この「全身免疫」として働く免疫細胞は、加齢と共に生産数も減少し、どうやら20代をピークにその力は低下。

 60代を過ぎると20代の約半分以下になってしまうようでございます。

 またストレスによる活性酸素の増加も老化のスピードを上げてしまい、更に免疫力をさげてしまうようでございます。

 とはいえ加齢は仕方ないにしても、なんとか免疫力を上げる方法はないものか……調べてみるとどうやら免疫力を高める方法の鍵は「自律神経」にございましたのよ〜。

自律神経を整えよ!

十分な睡眠も必要不可欠(写真:iStock)
十分な睡眠も必要不可欠 (写真:iStock)

 免疫力を高めるためにはどうしたらよいか。それは自律神経のバランスを整えるべし!ということ。

 自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」の2種類があることは、アナタもご存知のはず。

 平たく言えば「交感神経」は「攻撃」、「副交感神経」は「休息」のようでございます。

 自律神経は血液循環、呼吸、消化吸収、体温調整など 24時間休むことなく私たちの生命活動の動きを司る神経だそうで、日中優位に働くアクセル神経「交感神経」と夜間優位に働くブレーキ神経「副交感神経」のバランスが 高いレベルでキープされているのがベストバランスだそうでございます。

 今、テレビなどで専門家の方々が盛んに訴えている「手洗い」「うがい」「咳エチケット」のほかに「質の良い食事」と「十分な睡眠」とおっしゃっているのは、自律神経を整えよ!と言っているのと同じことなのでございます。

 心理状態に大きく影響してしまう自律神経は 乱れると血流や内臓の動きが制限されて、細菌やウイルスをやっつける免疫細胞が全身に運ばれづらくなってしまうようでございます。

 ならば「免疫力」をアップするには、自律神経を整えるためにアナタからストレスや緊張、不安を取り除き、癒しを与え心身共にリラックスした状態にする努力をすれば良いのだ!というところに行き着くのでございます。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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