平手友梨奈“素顔”のラジオ 超ハイテンション~涙の答辞まで

こじらぶ ライター
更新日:2020-03-21 06:45
投稿日:2020-03-21 06:00

負傷した平手 ラジオの番組スタッフは「右手無理奈」と命名

17年NHK紅白の全力パフォーマンスで右腕を床に強打し「右手無理奈(みぎてむりな)」になってしまった平手友梨奈(C)日刊ゲンダイ
17年NHK紅白の全力パフォーマンスで右腕を床に強打し「右手無理奈(みぎてむりな)」になってしまった平手友梨奈 (C)日刊ゲンダイ

 平手は17年大晦日のNHK紅白歌合戦で右腕をケガして欅坂46の活動を休止していた時期もラジオの出演を継続。ギプス姿で収録に参加したこともあった。

 番組スタッフは利き腕である右手が使えない平手を「右手無理奈(みぎてむりな)」といじったりしていたが、それも彼女への愛があってこそ。平手も元気に、慣れない左手で書き初めをするなど笑顔をみせた。

 19年12月には放送内で犬の話題が出たことで、番組での年内最後の挨拶「良いお年を! メリークリスマス!」と締めくくりながら、誰に頼まれるでもなく突然「ワォ~~~~ン!!……上手いでしょ!?」と犬の遠吠えのモノマネを高らかにやってみせた。それも、めちゃくちゃ上手かった。

 最終週となった今月の16日放送回では、雑誌の撮影中、欅坂46時代からのヘアメイクスタッフMao氏が丁寧に髪をセットしてくれたにも関わらず、平手はパーカーのフードをかぶって顔がわずかにみえるほどまで紐で絞り、撮影スタジオにBGMとして流れる洋楽に合わせ歌ったり踊ったりしていたという。案の定Mao氏から「最悪! クソガキ!」と怒られたことを嬉しそうに(?)暴露していた。

 この放送を受けてMao氏はInstagramで、小道具のような物に知らない間に平手がパンダのシールをイタズラで貼り付けた画像をアップし「ksgk?の仕業です。(たまにはやり返し)」と応戦。このようなやりとりもラジオではお馴染みとなっており、Mao氏との深い信頼関係が伺えた。

 また平手が最も好きだったのはリスナーであるファンに電話してトークをするコーナーだった。ノリのいい男子学生相手なら友達感覚でツッコミを入れたり、将来に悩む女の子相手なら親身に相談に乗った。

お母さん・おばあちゃん世代もメロメロ

 基本的には同世代である10代への電話コーナーだったが、ある時は、応募した娘が不在で代わりに対応したお母さんも平手の大ファンで「キャー! すごい嬉しい! もう死んでもいいって感じ!」と大興奮。そんなお母さんに、「お母さん死んじゃダメですよ!」と的確なツッコミを楽しそうにしていた。

 中には孫の横から電話口に出た65歳のおばあちゃんもいた。欅坂46のヒットシングルではなく、世間的にはあまり知られていない平手初期のソロ曲でゾクッとする色気に落とされたというガチヲタおばあちゃんにも優しく対応し、話せて嬉しいと喜んでいた。

 そして、平手個人のレギュラーラジオではあったが欅坂46のメンバーも多く友情出演するなどグループ内での絆もよくみられた。

 17年5月中旬から6月末まで、平手は連続センターへのバッシングから来たストレスのためか、理由は定かではないが、声が出ない失声症とみられる時期があった。

こじらぶ
記事一覧
ライター
ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


元モー娘。加護亜依様の“セクシー女優匂わせ”が冗談に聞こえないワケ
 モーニング娘。黄金期の人気メンバーだったものの、現在はお騒がせタレント化してしまっている加護亜依。昨年も週刊誌やネット...
堺屋大地 2024-01-20 11:16 エンタメ
シン・スズ子誕生!タナケンに「面白いね」と言わしめたヒロインの魅力
 喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は...
桧山珠美 2024-01-19 14:45 エンタメ
タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...
スズ子と愛助の無償の愛、平和ボケの今とは違って生きるも愛するも命がけ
 東京に戻ったスズ子(趣里)は、空襲で一面ががれきになっている惨状を目の当たりにする。  スズ子が三鷹の家に戻ると...
桧山珠美 2023-12-28 14:10 エンタメ