イベント自粛で影響大も…凜とした花「カラー」にもらう勇気

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-03-21 06:00
投稿日:2020-03-21 06:00

自粛ムードでも負けないで!

 修道女の襟(カラー)のような白い布をまとったお花「カラー」は3月、4月がまさにトップシーズン。

 まるで美しく凛とした佇まいの花姿は、女性のみならず男性ファンも非常に多いお花でございます。

「カラー」といえば「白」を連想致しますが、ピンクや黄色、紫色や茶色もあればオレンジもある。最近ワタクシが仕入れたカラーのお色は「真っ黒」。お客様が「これ、ちょうだい!」と即日完売の個性的なお色も実に豊富でございます。

 その容姿からウエディングドレスの裾を連想させ(覗き込んでも女性の脚は見えませんよ)、ブライダルには大変に人気でございます。

 カラーのとてつもなく凄いところは、扱う者の要望に変幻自在に応えていきながら、どんなシーンでも、どんな状況になっても、絶対に自分のスタイルを変えることなく、凛としているところでございます。

 長い茎にカーブをつけてリースにしてみたり、水に入れずに天井から逆さに吊るしてみたり、長い花瓶にスッポリ入れてお水を頭まで入れて水面にキャンドルを浮かばせてみたり。はたまた氷中花としても恐ろしいくらい「カラー」という唯一無二なスタイルを保ったまま存在するタフな女性のようなお花でございます。

 花言葉は数々あれど「いつまでも美しいひと」という花言葉そのままでございますよ。

 ワタクシが一番好きなカラーの楽しみ方は「闇夜に愛でる」。

 日中明るい場所で見る白いカラーは清々しく清潔なイメージでありながら、夜になると一変。闇夜に浮かび上がる「白」は実に妖艶。艶かしい匂いをまとった女性のようにも思えるのでございます……だなんて思っているのは変態なワタクシだけかと思いきや、結構な数の「カラー変態人」がおりました笑。

 老若男女それだけカラーをお好きな方が多い証拠でござんすよ。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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