平手友梨奈&長濱ねる 欅坂46最後“ミニライブ”詳細レポ<前>

こじらぶ ライター
更新日:2020-03-28 06:00
投稿日:2020-03-28 06:00

長濱ラストの挨拶「私の大好きな子たち」

何度も迷いながら本当の自分を見つけたいと歌う長濱(中央)ソロ曲「否定した未来」(「黒い羊」通常盤)
何度も迷いながら本当の自分を見つけたいと歌う長濱(中央)ソロ曲「否定した未来」(「黒い羊」通常盤)

「先日、卒業を発表させていただきました。今日があるのもこうしてたくさんの皆さんが足を運んでくれて、欅坂46を大きくしてくれたおかげです。ありがとうございます。これからも欅坂と日向をよろしくお願いします。それでは次は、私の大好きな子たちのこの曲です」

 こう挨拶してはけた。ミニライブでの長濱のパフォーマンスはここまでだった。

 そんな「大好きな子たち」との紹介を受け、けやき坂46から日向坂46へと改名した後輩たちが「黒い羊」収録のカップリング2曲を力強く歌い上げた。

日向坂と欅坂 最後の“合同握手会”

 欅坂46と共に全国握手会に参加するのが最後となった大阪会場。日向坂46としてのMCで齊藤京子(22)は「これが最後の欅坂さんと一緒の全国握手です。(欅坂46の2ndシングル)『世界には愛しかない』から8枚目までずっとお世話になって……」と涙ぐみ始めた。

 それ以降は泣きながら、「欅坂さんや欅坂さんのファンの皆さんも本当に優しくてよくしてくれて本当にありがとうございました」と挨拶した。これには日向坂46の多くのメンバーも、そして会場も貰い泣きをしていた。

 また欅坂46からの2つのユニットも同じくカップリング曲を披露した。

 その後、欅坂46一期生と二期生が全員並んでのMCでは、髪が短くなっていた井上梨名(19)に対し、キャプテンの菅井友香(24)は唐突に「井上ちゃん髪切った!? 切れって言われたの!?」と謎の質問を明るくすると、会場がドッと笑いに包まれた。これにはMC中、相変わらず伏し目がちだった平手も「え?w」という表情になった。

 おかしさを分かち合いたいのか、右にいる小池や、左にいる石森虹花(22)の方をキョロキョロ見るも、立ち位置的にそれぞれ距離があったため両者気づかず、平手一人で笑いを必死に堪えながらも笑顔を隠し切れず、後ろを向いて吹き出しそうなのを耐えていたのが印象的だった。

武道館ライブの告知で沸いた千葉会場

 日程が3会場の中でトップバッターとなった千葉会場では、欅坂46の3周年記念追加公演として、同年5月、日本武道館での3daysライブ敢行がVTRで緊急告知された。

 会場は大いに沸いたが、メンバーにはその告知VTRを映すスクリーンが見えておらず、他メンバーと共に「どこ見たらいいの!?」とわちゃわちゃ楽しそうにしていた平手も見られていた。

 欅坂46は2018年冒頭に一度、初の武道館ライブ開催を発表しておきながらも、その後、2017年末NHK紅白歌合戦で平手が全力パフォーマンスの結果負った右腕上腕三頭筋のケガが全治1カ月であることが判明。その結果、欅坂46ワンマンでの武道館公演2日間を後輩グループけやき坂46ワンマンという形で任せることとなった。

 それから1年超の時間を経て、欅坂46の3周年記念公演で再び巡ってきた武道館ライブへ、平手も、他のメンバーも万感の思いであっただろう。

 後編では、ミニライブラスト、観衆で埋め尽くされた会場を飲み込むほど破壊力があった“圧倒的平手友梨奈”の表題曲「黒い羊」パフォーマンスについてお伝えする。

※表題曲「黒い羊」のボーイッシュな姿から一転、平手の大人っぽい妖艶さが山口百恵を想起させるカップリング「Nobody」

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ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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