19歳女性のナマ告白「私はこうして不倫に落ちました」 #6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-04-11 07:56
投稿日:2020-04-13 06:00

愛する人が自分の体で絶頂を極めてくれる幸せ

――続けて下さい。

「太腿がプルプルと震え、脚がピンとつま先立ちになっていました。

 勃起が打ちこまれるたび、ジュブッ、ジュブッと恥ずかしい音を立てて……そればかりではありません。肉と肉がぶつかり合う、パンッ、パンッという渇いた音まで響きわたりました。

 その声と重なるように、私は鏡の中の淫らな自分を見ながらアエギ声を発して……先生も低く唸っていました。熱い息がうなじにかかって……。

 膣奥まで叩きこまれたペニスが、果てしない快楽の階段を駆けあがらせてくるんです。血が沸騰したかのように全身が火照り、真っ赤に尖った乳首が、揺れる乳房とともに、ぶるんぶるんと上下していました」

――ずっと鏡を見たまま、ですか?

「はい……打ちこまれている間、私は鏡から決して目を逸らしませんでした。

 先生と性器をつなげている瞬間の自分、そして愛する先生の表情も記憶に焼きつけておきたかったんです。

 もちろん、視覚での興奮もありました。自分のあられもない姿を見ながら、互いに高まっていく。紳士的な先生が獣になって、強靭(きょうじん)なペニスで私の体を貫いてくれる――セックスの悦びって非日常の興奮なんだと思いました。

 しばらく抽送を続けていた先生ですが、つかんでいたお尻から手を離し、揺れる乳房を揉みしだき始めました。尖る乳首を摘ままれて、私はのけぞりました。挿入の角度が変わって、互いの粘膜がいっそう吸いつき合うのがわかって……。

『そろそろ、いいかな?』先生は、射精をほのめかしました。

 私は息も絶え絶えに、『イッてくださいッ』と応えて。愛する人が自分の体で絶頂を極めてくれる幸せが目の前に迫っている――その悦びが、さらに私の身も心も歓喜させました」

――フィニッシュはどのような感じでしょうか?

「先生は『うっ』と唸ったまま、突き入れていたペニスを素早く引き抜いたんです。

 次の瞬間、生温かなザーメンが、私のお尻に噴射して――ドピュッ、ドピュッと言う感じで。その後、タラリ……と熱い精液がお尻に垂れていく感覚がありました。

 先生は私を後ろ抱きしながら、『すごく気持よかった』って、頬にキスをしてくれたんです。

 幸せでした。洗面台にあったティッシュで私のお尻に出したザーメンを拭きとってくれた後も、鏡の前で抱きしめながら、唇を押しつけあいました」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


玄関開けたら5秒で挿入…そしてSEX依存の奴隷になりました
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
いきなり唇にキスを…セクハラ女の怪進撃がヒートアップ
 Gが自身のパワハラを認め、謝罪したことで、私はてっきり彼女の行為が今後は収まるものと思っていました。ですが彼女の中では...
週1で月10万円…ゆるいパパ活が貧困女子の家計を支える現状
 パパ活という言葉も、もう世の中に浸透しきったのではないでしょうか。現代版“援助交際”ともいえるパパ活をツイッターで検索...
意外と不評な医者との合コン 「泌尿器科」が素晴らしい理由
 男女の出会いの戦場、それが合コン――。さまざまなプレイヤーがしのぎを削って参戦しており、その質も玉石混合。  や...
肌の露出は無意味! しみけんイチ押しのセックスレス防止法
“セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500組...
先端が悪魔の形…小さな角で気持ちいいところを攻めてみて
「ファンファクトリー ダーリングデビル」は先端が悪魔の形! なんていうと怖い印象を与えかねませんが、シリコーンのマットな...
桃子 2019-11-12 04:46 エロコク
食事に運動…今日からできるしみけん流「性欲アップ」の極意
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
女性器リノベに投資する女たち#5…セックスが痛いんです!
 友だちにも言いづらい女性器の悩み、小陰唇・膣に続く第3位は「性交痛」です。「ダンナさんが巨根ってこと?」とエロい冗談に...
女をセックス依存症にさせる81歳の前頭葉破壊系Hテクとは?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
お酒は禁物? 夜の性生活「難アリ」カップルの5つの共通点
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
レスの原因は「男性80%・女性20%」にあると心せよ!
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
パートナーとの性活は「5/500」の確率で改善できる
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
初心者も挿入しやすい!するりと奥まで届き小回りもバツグン
 シンプル・イズ・ベストとはよく言いますが、ラブグッズの世界でもそれこそ真実だなぁと思うことがたびたびあります。 ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
これで男を虜に…フェラチオの奥義を女流官能作家が教えます
 皆さんはパートナーとセックスする際、オーラルセックスはされていますか? 最近では男女ともに「オーラルセックスは苦手」と...
蒼井凜花 2019-10-02 16:04 エロコク
避妊具がうつに影響?性と健康に関する最近の研究をまとめた
 セックスは美容や健康にいい! と言われながらもその真実はいかに? と思ってる方は多いのではないでしょうか? こうした研...
花弁の先でチロチロと…なぶるように刺激しても気持ちイイ
 ラブグッズに興味がある女性の多くは、まず最初にローターを手に取りますよね。バイブはちょっとハードルが高いのかな。このジ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク