肌断食で美肌に♡ 効果とやり方&成功させる5つのポイント!

コクハク編集部
更新日:2020-04-29 06:00
投稿日:2020-04-29 06:00
 モデルや芸能人の間でも広まっている「肌断食」をご存知ですか? 肌断食は、“スキンケアをやめて肌の調子を整える”という美容法ですが、実際のところ、スキンケアをストップさせても肌に悪影響はないのでしょうか?
 そこで今回は、肌断食の効果や正しい方法についてご紹介します! 大人になってから、肌のコンディションが悪くなったと感じている方、必見ですよ!

肌断食で美肌になれる? そのメカニズムをチェック!

 まずは、肌断食についての基礎知識! 美肌になれると言われているメカニズムについて、ご紹介します。

そもそも「肌断食」とは

「美肌には保湿が欠かせない!」というのが通説。毛穴目立ちやシミ、シワなどの肌悩みを回避すべく、日々丁寧なスキンケアを行っている方は多いでしょう。しかし、「肌断食」というのは、その真逆の美容法。“肌へのケアをストップさせて、肌本来の力を取り戻させる”という方法なのです。

肌断食で美肌になれるメカニズム

 私たちは当たり前のようにスキンケアやメイクを行っていますが、これらは本来、肌にとっては不必要なものです。

 そもそも肌は何もしなくても肌内部に水分を保ち、肌外部には適度な皮脂を分泌させるという働きを持っていますが、保湿成分を外部から補い、常在菌までもを洗い流してしまう過剰なケアによって、肌は自らの力を眠らせてしまっています。要は、スキンケアを行い続けた肌は、「ケアをしなければ、肌のコンディションを保てない状態」だということ。

 肌断食はすべてのスキンケアをストップさせることで、保湿力などが備わった本来の肌力を取り戻すための美容法。これが、美肌になれるメカニズムなのです。

肌断食はこんな方におすすめ&おすすめできない人

 肌断食が向いている人、向いていない人の特徴をまとめてみました。参考にしてくださいね。

【肌断食がおすすめな人】

・良いスキンケアアイテムを使っても効果が感じられない人
・大人になってから“ゆらぎ肌”になったと感じている人
・どんなスキンケアをしても肌の調子が落ち着かない人

【肌断食がおすすめできない人】

・アトピー肌の人
・乾燥が激しい状態にある人
・肌状態がひどく悪い人

肌断食の効果は? どんなメリットがあるの?

 肌断食の基礎知識が分かったところで、次に肌断食の効果やメリットについてチェックしていきましょう。

肌負担を減らすことができる

 スキンケアアイテムやメイクアイテムの中には、界面活性剤や防腐剤など肌負担となる成分が配合されているものがあります。さらに、日々の潤いを与える&落とすケア&摩擦によっても、肌は疲れてしまいがち。

 これらの肌負担を一度に解消できるのが、肌断食です。「ケアをしないことが、一番のケアになる」ということなのです。

肌本来の力をアップさせることができる

 スキンケアは、紫外線や外気の乾燥などの外的刺激から肌を守るためのものでもあります。しかし、過保護に肌を守ることで、肌は自らの力で外的刺激に対抗することを怠けてしまいます。

 肌断食でスキンケアをストップさせると、肌は外部から補っていた潤いを得ることができません。つまり、肌本来の力を発揮せざるを得なくなるため、外的刺激に強い肌質へと変化させることができるのです。

皮脂の分泌量を正常化できる

 肌の乾燥を防ぐため、化粧水をたっぷり肌に浸透させて乳液などの油分で蓋をするというのが、一般的なスキンケアの定説です。しかし、この状態だと肌がスキンケアの油分を「皮脂で潤っている」と勘違いしてしまい、自らの皮脂分泌機能を狂わせてしまう可能性があるそう。

 肌断食を行うと、肌は必要な分だけ皮脂の分泌を行うことができるようになるため、乾燥肌や脂性肌などの肌質改善に期待ができます。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


45歳で歯科矯正を始めようと思ったワケ 2023.4.8(土)
 価格は100万円前後、治療期間は最低2~3年はかかるとされる歯科矯正。なかなか踏ん切りがつきませんでした。決して安くは...
岩盤浴デートでもすっぴん回避!肌にも優しいマル秘メイク術
 空前のサウナブームにより、「ととのう」状態を楽しむ人が増えていますね。でも、カップルの間では、サウナよりも低温でじっく...
意外と知らない「コラーゲンの効能」美肌・白髪対策に効果的に摂るには?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
お魚さんぽい?アラフォーの離れ目、メイクで今っぽモテ顔に
 離れ目といえば、芸能人では永作博美さんや宮崎あおいさんなど、美人な人が多いですよね。実際に、愛らしく親やすい印象を持た...
人中短縮メイクでイメチェン メス入れずとも若見え&小顔が狙える♡
 美人かどうかの判断は、顔のちょっとしたバランスで決まってしまいます。中でも最近注目されているのが「人中短縮メイク」です...
40代の花柄着こなし術 膝丈ワンピ&スカートは危険と隣り合わせ
 春めいてきましたね! 爽やかな季節に取り入れたくなるのが花柄の洋服。フラワープリントにときめく乙女心はいくつになっても...
膣内フローラって何? 繰り返す膣炎は悪玉菌が原因?(専門家監修)
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
30代40代「VIO脱毛」のメリット、もっと気になるデメリットは?
 肌の露出が増えるこの季節、ムダ毛処理って厄介なものですよね。私たちアラサー、アラフォー世代が若い頃はカミソリや毛抜きで...
雑誌の付録で憧れのブランドのファンデーションを試してみた
 最近はマスクなし生活に戻りつつあり、メイクアップに力を入れる方も多いのではないでしょうか。私も同様で、急いでファンデー...
ぽっちゃり体形を礼賛する男たち
 いつの時代も、女性は今より痩せたいと願っている。少なくとも私は、男性からの「スリム」は褒め言葉だが、「ぽっちゃり」は、...
フォーマル服の悩み ぽっちゃり体形40代は何をどう着る?
 3月といえば、入学式や卒園式、転職などの機会でフォーマル服を着る機会が多いですよね! でも、着慣れないフォーマル服を選...
初めての海外ランジェリー選び 40代の新しい魅力が開花されるかも
 海外のランジェリーは、おしゃれでデザインが豊富ですよね! 日本のランジェリーも良いけれど、40代になってワンランク上の...
吸水ショーツにやっぱり半信半疑…体験談&漏れない履き方
 現代では、さまざまな生理用品が販売されていますが、特に気になるけれど使うのが怖いアイテムが「吸水ショーツ」です。「見た...
傷んだ爪どーにかしたい!美爪ケアに実は漢方もおすすめ【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラの進化ハンパない!ナチュラルアイになれるメイク術
 ドラッグストアやショッピングモールなどで手軽に購入することのできるプチプラコスメ。最近のプチプラコスメには、デパートコ...
40代の「髪ぺたんこ」問題 3つの原因&ボリュームアップ方法
 40代を超えると、だんだんと髪のボリュームがなくなってきて「ぺたんこ髪」になってしまう人が多いですよね。髪の毛にボリュ...