気にはなるけど…実は美容整形しないほうがいいタイプって?

七海 ライター
更新日:2020-03-26 06:00
投稿日:2020-03-26 06:00
 いくつになっても何となく気になり続ける究極の美容、それが「整形」。ユーチューバーやキャバ嬢の中にも、整形を公表して人気が出ている人も多いですよね。身近に感じられて「いいな、私もしたいな」と、整形外科のHPを夜更けにこそこそ覗いてしまった……そんな女性は少なくないはず。
 でも、実は整形が向いている性格の人と向いていない性格の人がいるんです。では、整形が向いていない人のタイプとは一体どんな人なのでしょう?

外見だけではなく、内面にも自信がないタイプ

「学歴が人より低いことに、ずっとコンプレックスを感じている」

「うじうじしてるし、行動できない自分をどうしても好きになれない」

 外見だけではなく、精神的に卑屈で自信がないタイプは整形にあまり向いていません。向いていないというよりも、まずは内面に自信を持てるような行動を起こす方が先でしょう。

 もし、整形をして可愛くなったとしても「でも、中身が伴ってないのに」など、ズルをして美を手に入れたような気になってしまい、自信を持てるどころか落ち込んでしまう可能性があります。

小さなことにも一喜一憂して落ち込みやすいタイプ

 整形にはダウンタイムがつきもの。そして、成功するかはやってみないと分からないため、いわば「博打」のようなものでもあります。

 ダウンタイムで腫れが引かずに見た目が落ち着かなかったり、整形箇所が不自然な気がして人の目が気になったりなど、整形後はする前以上にいろんなことに敏感になりがち。精神的に図太くないと、乗り越えられない可能性があります。

「ダウンタイムの間は有休消費!家でゲーム三昧しようっと」

「整形した?って聞かれたら……花粉症ってごまかすか!」

 こんな風にどーんと構えていられる自信がないなら、やめた方が吉。プチ整形と言われている「埋没法」ですら、ダウンタイムが引かずに半月ほど腫れた瞼でい続けなければいけないケースもあるんです。

可愛くなりたい! と漠然と思っている人

 整形は、万能な最終手段ではありません。たとえば、薄い顔の人が鼻だけ高くしてもちぐはぐですし、奥二重を大きな目にしたことでバランスが崩れてしまうなど、全体を見た時に「何もしない方がベター」ということもあります。
 
 整形をする場合には、骨格や皮膚の質感、脂肪の量など、個人の適性を見なければいけません。まずは、自分の顔の分析をしましょう。

 転職活動をしたことがある人ならなんとなく分かる感覚だと思うのですが、「今の環境から逃げたい、職場が嫌い」など、マイナスな動機で転職をしても、あまり上手くはいかないものです。

 逆に、「もっと自分の能力を向上させたい」「こういう仕事ができる場に環境を変えたい」といったようなプラス方向のモチベーションで動くと、不思議なほど上手くいきます。

 整形と転職、全く方向性の違うイベントではありますが、「もっと良くしたい」という動機は共通です。それがマイナススタートなのか、プラススタートなのか、よくよく吟味してくださいね。

 もしかしたら現実逃避として整形をしたいと思っているだけで、それ以外にもできる努力があるのに目をそらしているだけなのかもしれませんから。

終わりに

 何かと話題に事欠かない「美容整形」。誰もが無関心を装いながらも、少しは気になったことがあるはず。

 整形に向いていないタイプをご紹介してきましたが、逆に整形に向いているタイプはこういう人です。

・「片方だけ一重だから、二重に揃えたい」など、顔のバランスを取ることが目的の人
・容姿は気に入らないところもあるけれど、精神的にはコンプレックスを持っていない人
・アイドルやモデル、芸能活動など、外見を生かした仕事をしている人

 もしもあなたが性格的に向いていないのであれば、整形に踏み切る前に別の方法で自分の見た目や中身を良くしていくのもいいかもしれません。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

ビューティー 新着一覧


夏の紫外線+秋の乾燥でボロボロ…化粧水だけじゃない「うるおい対策」で肌を守ろう【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
急に泣きたくなる…30代以降は“情緒不安定”に注意。不安定な心を整える3つのセルフケア【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今季のプチプラは大当たり! 大人も“盛れる”目元・口元・肌の新作コスメ3選。「キャンメイク」で老け感を一掃♡
 今季のプチプラが、ものすごく「当たり!」です。コスメの進化は著しく、もはやデパコス要らずの実力!? とざわついてしまう...
女性の6割が悩む「生理前の便秘」痔やイライラ悪化の原因に? 放置せず試したい改善法4つ【医療従事者監修】
 生理前の便秘に悩む女性は、6割もいるといわれています。「でも生理が終われば治る」「便秘くらい、大したことはない」こんな...
流行りの「耳つぼジュエリーダイエット」信じていいの? 貼るだけで楽痩せできる噂の真相【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【再現メイク】今田美桜になれるか!? 大人世代が3つのポイントを真似してみた。“への字眉”でぐっと近づく
 これまではキュートで華やかなイメージが強かった今田美桜さん。しかし今放送中のドラマ『あんぱん』では40代の役柄に挑戦し...
暑くて無理~! “ドライヤー”キャンセル界隈に捧ぐ、お風呂上りの汗だくを回避する6つの方法
 お風呂上がり、せっかくすっきりしたのにドライヤーをかけてるうちにまた汗だくに…。こんな経験、ありますよね。  髪...
30歳から「骨活」のススメ。将来の“寝たきり”リスクを防ぐため大切な3つの対策【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
健康診断でわからない「隠れ貧血」のリスク。 だるさ、イライラの原因は年齢以外にあり?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...
日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...