そこで今回は、憂うつな梅雨を乗り切る簡単な前髪アレンジをレクチャーします。前髪を下ろすだけではなく、ひと手間アレンジを加えるだけで「うねり・ぺたんこ悩み」が解決されますよ。全体的にヘアスタイルが洗練して見えるメリットもあるので、ぜひチェックしてくださいね。
1. うねり前髪は「ねじってホールド」
くせ毛にアイロンをかけても、湿気でハネてしまう「うねり前髪」には、毛先をねじるアレンジテクがオススメです。
しかし、ただねじるだけだと、短いアホ毛がピンピンと出てきてしまうので、ワックスを先になじませておきましょう。なじませたら、くるくると髪を指に巻きつけるようにねじっていきます。ポイントは、いつもうねってしまう方向とは逆にねじること。うねらずに落ち着きやすいです。
そして、前髪をヘアアクセサリーで留めましょう。大理石風やパール、レザーなどといったトレンドのアクセサリーを取り入れるのがオススメです。サイドにアクセサリーを付けるときには、きっちりとねじった前髪を少し指で引き出すようにほぐしてあげると、“こなれ感”がでます。甘い洋服に合う、大人ガーリーなイメージにぴったり。
また、アクセサリーを斜めに付けるときに2つ以上使うようにすると、手の込んだアレンジに見えやすいですよ。
2. ベタベタしてぺたんこの前髪には「NO前髪」
湿度のせいでベタつきが激しく「前髪が邪魔!」となったら、アレンジで「NO前髪」にしたら楽チンです。
やり方は簡単。まずは、耳横の上の髪を分けたらガバッと大胆にサイドに持ってきて、ブラシやクシで馴染ませます。そして、自然なカーブを作ったらピンで止め、その後に逆サイドの髪の毛を下ろせば完成です。
前髪を入れ込んでいるので、うねりやベタつきを気にしなくてもOK。そのままポニーテールにすると、スッキリして洗練されたスタイルにもなります。
3. ポニーテールで品良く仕上げる
ポニーテールアレンジを品良く仕上げるには、後頭部のボリュームを控えめにするアレンジがおすすめ。かっちりとした面接の場や、ビジネスシーンでも使えますよ。さらに、このアレンジを華やかに仕上げたいときには、カチューシャを着けるのもおすすめです。
梅雨時期には前髪をしっかり巻いてスプレーをしても、時間の経過とともに元どおりになってしまうことが多いですよね。「思うようなヘアスタイルができない」と諦めたくもなりますが、ひと手間アレンジを加えるだけで、お悩みが解決する人も多いのではないでしょうか。
前から見た髪型がきちんと整っていれば、他の部分が多少乱れていてもきちんとしたスタイルにも見えやすいです。時短ながらしっかりとかわいい前髪アレンジで、梅雨をハッピーに乗りきりましょう!
〈文・社〉時短美容協会所属/石田沙耶加〉
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