洗顔後タオルでゴシゴシはNG?ティッシュ拭き取りで美肌に♪

七海 ライター
更新日:2020-07-15 06:00
投稿日:2020-07-15 06:00
「丁寧に泡立てて顔を洗ってるけど、なぜか肌荒れが治らない」「高い化粧水を使っているのに、なぜかおでこの吹き出物がずっと残っている」こういった悩みがある方は洗顔方法ではなく、”洗顔後”の行動に注目してみましょう。
 洗顔後、ほとんどの人がタオルで水分を拭き取っていると思いますが、実はそこに肌トラブルの原因が隠れているのかもしれません。

タオルで拭き取ると肌トラブルの原因になる? その理由とは

肌荒れが治らない…(写真:iStock)
肌荒れが治らない… (写真:iStock)

 濡れた手や顔を拭いたタオルに雑菌が繁殖するというのは、みなさんご存知でしょう。たとえば家族が拭いたあと、翌朝も同じタオルで顔を拭くのは……あまり想像したくないですよね。

 しかし、こまめに清潔なタオルに変えていたとしても、まだ肌トラブルの原因を取り除けたとは言えないんです。

タオルに残った洗剤の残留物で肌トラブルが…

タオルに残った洗剤でトラブルを招いてるかも(写真:iStock)
タオルに残った洗剤でトラブルを招いてるかも (写真:iStock)

 タオルを洗濯するときに使っている「洗剤」。実はこれも、肌トラブルの原因の一つなんです。

 食品添加物の指定がされていて添加・無添加の基準がはっきりしている食品と違い、洗濯洗剤などの日用品に関しては国として添加物の基準がはっきりとありません。

 そのため、洗濯洗剤における無添加の定義は、製品を販売するメーカーの判断によって変わってきます。強力に汚れが落ちる洗剤を使っていると、直接肌に触れるタオルに成分が残ってしまい、これが肌トラブルの原因になることがあるそうです。

 洗剤は、できるだけ肌に優しい成分のものを選ぶようにしましょう。

ペットの毛が洗濯物にくっついているかも…

ペットの毛には要注意(写真:iStock)
ペットの毛には要注意 (写真:iStock)

 犬や猫を飼っていると、どこにでも毛が付着している、というのはあるあるですよね。

 実は、タオルにペットの毛がついていて、それが肌に付着して痒みなどの肌トラブルを起こしたり、毛穴詰まりの原因になることもあるんです。

 あるいは、単にタオルの繊維が肌に付着し続けて、吹き出物の原因になってしまうことも……。敏感肌の方は特に注意しましょう。

洗顔後の拭き取りはティッシュで!

ティッシュはお安い硬めのものを(写真:iStock)
ティッシュはお安い硬めのものを (写真:iStock)

 添加物のない洗剤を使ったり、タオルをこまめに替えることは肌荒れ対策としては有効ですが、どんなに気を配っても繊維が肌に付着してしまったり、タオルが足りなくなってしまうなど防ぎきれないことはあるでしょう。

 おすすめは、ティッシュを使ってやさしく拭き取る方法です。

 やり方は簡単。洗顔後のデリケートな肌に2〜3枚のティッシュを優しくのせるだけ。拭くというよりは、水分を吸わせるようなイメージで行いましょう。これなら、タオルについた雑菌や繊維から、肌を守ることができます。
  
 また、タオルでゴシゴシと拭くと肌に摩擦が起こり、シミなどの原因となるメラニン色素を活性化させてしまう可能性がありますが、ティッシュであればそんな心配も要りません。さらには、必要以上に肌の水分を取り除くことがないため、乾燥対策にも有効でしょう。

 肌にやさしいふわふわの高価なティッシュも破れやすく繊維が顔に付着しやすいので、どちらかと言えば安価で売っている硬めのティッシュの方が良いようです。

 ちなみに、水溶性のトイレットペーパーはポロポロと繊維が肌に張り付いてしまうため、避けた方が良いでしょう。

終わりに

「肌荒れの原因が見つからない」「肌に気を使ってるけど、妙に痒くなることがある」という方は、洗顔後の行動に気をつけてみましょう。

 もしかしたら、何気なく使っているタオルが、肌トラブルの原因になっているのかもしれません。

 使い終わった後のティッシュで水回りや鏡を拭けば、掃除にもなるので一石二鳥。ぜひ、肌に優しい拭き取りを心がけてくださいね。

七海
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ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

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