正しいブラッシングのポイント&意外と知らない5つの注意点

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-08-06 06:00
投稿日:2020-08-06 06:00
 美しい理想的な髪を目指し、シャンプー選びやトリートメントに気を使っている人も多いでしょう。しかし、美髪にはブラッシングによるケアが欠かせないのをご存知でしょうか? そこで今回は、意外と知らないブラッシングのポイントやタイミング、注意したい点をご紹介します。

美髪を目指す! 正しいブラッシング3つのポイント

 毎日のヘアケアとして、誰もがブラッシングをしているでしょう。しかし、ブラッシング方法は誰かに習うことがないため、意外と間違った方法で行っている人も多いようです。まずはじめに、正しいブラッシング方法のポイントを見ていきましょう。

1. 毛先からとかす

 髪の毛をとかす際、頭皮から毛先にかけて一気にとかしている人も多いでしょう。でも、これはNG! 実はこのブラッシングの方法だと、髪や頭皮に大きな負担がかかってしまうんです。特にロングヘアの人にとっては枝毛など髪のダメージの原因に。

 ブラッシングは最初に毛先をとかすのが基本です。まずは毛先のからまりなどを落としましょう。

2. 髪の中間部分をとかす

 毛先のからまりがなくなったら、次は、髪の毛の中間部分をとかしていきます。特に髪が長い人は、中間部分にからまりや汚れなどが残っていることがあるため、優しくブラッシングしていきましょう。

3. 髪の根元からとかす

 毛先から中間をとかし終わったら、最後は髪の根元からブラッシングしていきます。毛先にかけて、スッと優しくブラシを通していきましょう。この時、力を入れ過ぎないのがポイント。ブラシの重さで手を動かすようにしましょう。

 忘れがちな襟足は顔を下に向け、フロントに向かってブラッシングするとやりやすくなります。

美髪へ導く絶好のブラッシングのタイミング3選

 ブラッシングは、「朝のヘアセット時と髪が乱れた時だけ」という人も多いはず。確かに、この2つのタイミングでブラッシングをすることは欠かせませんが、実はほかにも絶好のタイミングがあるので、チェックしていきましょう。

1. 朝起きた時&寝る前のブラッシング

 ブラッシングは髪の絡まりや汚れを落とすだけでなく、頭皮に刺激を与えて血行をよくする効果があります。そのため、朝起きた時だけでなく、寝る前のブラッシングもおすすめのタイミング。頭皮の血行が良くなることで、安眠効果を高めることができるでしょう。

2. シャンプー前のブラッシング

 シャンプーをする際、すぐに髪を濡らしてシャンプーを始める人が多いのではないでしょうか? 実は、シャンプー前にはブラッシングをするのもおすすめです。

 ブラッシングをしてからシャンプーすることで髪の絡まりや汚れが落ち、シャンプーの泡立ちをアップさせてくれます。

3. 洗い流さないトリートメントをプラスしたブラッシング

 美髪を作る上で、トリートメントは欠かせないケアのひとつ。シャンプー後にトリートメントをしている人は多いと思いますが、髪を乾かす前やスタイリングの前に洗い流さないトリートメントをプラスしてブラッシングをすると、摩擦などによるダメージを減らすことができます。

せっかくのブラッシングが逆効果に? 注意したい5つのこと

 ブラッシングで美髪を目指せるとなると、ことあるごとに「ブラッシングをしよう」と思う人もいるでしょう。しかし、ブラッシングは間違った方法で行うと逆効果になってしまうため、注意が必要です。5つの注意点を見ていきましょう。

1. ブラシは用途に合わせて使い分ける

 ブラシにはさまざまな種類がありますが、形状ごとにそれぞれ用途が違います。

 たとえば、シャンプー前のブラッシングには、クッション性の高さで頭皮に程よい刺激を与えるピン先が丸い「パドルブラシ」を。朝、夜寝る前のブラッシングには、柔らかい「豚毛ブラシ」を使うなど、目的に合わせて使い分けることが大切です。

2. 髪が濡れている時はブラッシングしない

 シャンプー後、髪を乾かす際にブラシを使っている人が多いでしょう。しかし、濡れた髪はキューティクルが傷つきやすいため、ブラッシングするのはNG。ある程度、髪の毛が乾いてから行うようにしましょう。

 どうしてもブラシを使いたい場合には、ウェット用のパドルブラシを使うとダメージを減らすことができますよ。

3. 頭皮トラブルがある時はブラッシングしない

 ブラッシングは髪や頭皮に良いケアではありますが、頭皮トラブルがある場合には悪化してしまう可能性があるため、避けた方が良いでしょう。

 できるだけ刺激を与えないようにして、改善してから再開しましょう。

4. ブラッシングのやりすぎは逆効果

 ヘアスタイルの乱れが気になるたびにブラッシングをしている人もいるでしょう。確かに、ブラッシングは美髪に導いてくれるものですが、やりすぎは逆効果。ブラシと髪の間で摩擦が起こってしまうため、ダメージを与える原因になってしまいます。

 上記でご紹介したように、ブラッシングは、朝、寝る前、シャンプー前の3回を目安に行いましょう。

5. ブラシもお手入れが必要

 どんなに髪や頭皮に良いブラッシングでも、ブラシが不衛生な状態では頭皮や髪に悪影響を与えてしまいます。

 毎日使っているブラシはきちんとお手入れをしましょう。薄めたシャンプーで定期的に洗ったり、ブラシの目に挟まった髪の毛や埃などはきちんと取り除いておくことが大切。丸洗いできないような素材のものは、専用のブラシクリーナーを使用すると良いですよ。

正しいブラッシングで健康的な美髪を目指そう!

 毎日のブラッシングを「間違った方法で行っていた」という人も多いのではないでしょうか? いつまでも美しい髪を保つためには、正しいブラッシング方法を身につけることが大切! ぜひこの機会に正しいブラッシング方法を身に付けて、美髪を目指してくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


ヒゲが濃くなってる!女性の「鼻下産毛の剛毛化」正しいセルフ方法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
甜妹メイク知ってる? 国産プチプラコスメで“120%の再現度”が叶うテク
 最近話題の「甜妹(てんめい)メイク」をご存じですか?  白湯メイクや純欲メイクの次に流行っているメイクで、ふわ...
初ハルメク!超定番・骨盤底筋サポートショーツはお値段以上?それとも…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
【UNIQLO】洗濯が間に合わん!“ユニフォ化”した3品 2023.6.25(日)
 UNIQLO(ユニクロ)を愛用している40代半ばの婦人です。とくにアンダーウェアや靴下などは、ほぼユニクロ! 毎日身に...
意外にも立体感が出るんですよ☆ 40代こそ「単色アイシャドウ」のススメ
 時代と共に変化していくアイメイク。少し前までは、複数の色を使って綺麗なグラデーションを作るのがトレンドでしたが、最近で...
ショート丈のトップスかわゆすだけど…アラフォー流上品な肌見せテク
 アラフォーだって肌見せスタイルを楽しみたい! そんな気持ちもあるけれど、うまく着こなせるかちょっと不安。一歩間違えてし...
肌の老けにびびる!美容成分コラーゲンペプチドとコラーゲンの違いは?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
話題の「ブライトニングケア」ってなに?「美白ケア」とは全く別物です
 最近美容雑誌などでよく見聞きする「ブライトニングケア」。多くの女性が「美白ケアのこと?」と混同しているかと思いますが、...
2023-06-21 06:00 ビューティー
デートの前は処理しときますか!男性ががっかりした「私の見逃しムダ毛」
 大好きな彼氏とのデート中、彼氏にムダ毛の存在を指摘された経験はありますか? 最近では、全身脱毛をしている人も増えていま...
最旬!韓国アイドル風・スモーキーアイメイクってなに? 絶対ルールは1つ
「スモーキーメイク」って聞いたことはありますか? 今、韓国で流行しているメイクの1つで、実は多くの韓国アイドルもスモーキ...
どんよりしてない?「40代肌の透明感」スキンケアとメイクの裏技
 年齢を重ねていくにつれて失われていくのが、肌の透明感。鏡を見て、自分の肌があまりにもくすんでいてビックリ……なんていう...
おしっこのニオイがキツイ!尿でわかる体内サインと対処法【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
一度は履いてみたい?「初めてのTバック」選ぶ際に知っておきたい基準
 Tバックというと、セクシーな女性が履くものという印象がありますよね。でもTバックは、セクシーだからという理由だけではな...
イヤーカフってなに? 40代デビューでもイタくない大人が似合うデザイン
 耳のおしゃれといえば、ピアスやイヤリングが主流ですよね。でも、最近は「イヤーカフ」でおしゃれを楽しむ人が増えているよう...
40代になって透明感がなくなった…くすみの原因&改善方法
 40代はお肌の変化が出やすくなるタイミング。鏡を見て「透明感がなくなってきた!」とショックを受た人もいるのではないでし...
「髪が増えた」と言われて思い当たること 2023.6.10(土)
 先日、自宅のある千葉県の流山市から電車で1時間以上かかる都内の美容院に髪を切りに行ってきました。  夫の転勤で茨城県...