ウィズコロナ生活…パートナーとの部屋の間取りはどうする?

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2020-08-13 06:00
投稿日:2020-08-13 06:00

自粛をいいことに部屋から出てこなくなった旦那

「大手企業で働く旦那は3月からずっとテレワーク。飲食業だった私も、家にいる時間が長くなりました。子どももいるのでもともと広めの間取りの家に住んでいて、間取りは3LDKです。

 しかし、家が広いことをいいことに旦那が仕事部屋を持つようになってからは、平日どころか土日も部屋にこもるようになってしまい、イライラ。部屋が別れていることで、私が家事をしている時も見えなくなるので、いつも以上に”やってもらって当たり前”な雰囲気ができてしまいました。

 そのうち別にベッドを買う、なんて言い出されそうだったので、しっかりケンカして話し合い、土日は仕事部屋に入らないことを約束させました。“子供部屋おじさん”じゃないけど危ないところでした」(36歳・飲食スタッフ)

  ◇  ◇  ◇

 部屋をきっちり分けてしまうことにもデメリットはあるようです。自分の部屋があるとだらけてしまう人もいるので、部屋を分ける時にはしっかりルールを決めておくといいかもしれません。

サテライトオフィスで時間のメリハリを

「結婚して2年目の旦那と、1LDKの部屋に一緒に住んでいます。サービス業の私とIT関係で働く彼は、休みの日が合わないことが逆にちょうどいい距離感でした。でも、彼のテレワークが始まってからは、私が休みの日も毎日家にいて、しかも仕事をしているということがストレスに。

 いろいろ話し合った結果、彼は職場の既婚の仲間と一緒にサテライトオフィスを借りてくれるということになりました。ソーシャルディスタンスも保たれている場所のようで彼も安心していますし、私も休みにゆっくりできるようになりました。せめてもの償いで、シェアオフィス代は家計から捻出しています」(33歳・BA)

  ◇  ◇  ◇

 どうしても間取りが変えられない人は、お互いにカフェ作業したりサテライトオフィスを契約することで仕事時間のメリハリをつけるようにしているようです。需要の増加からディスタンスの保たれたシェアオフィスも増えているようなので、困ったら探してみてもいいかも。

夏のうちに対策を話し合っておこう

 これから秋冬にかけて、また外出自粛の強制力が高まったりすることも考えられます。今すでに、コロナで同棲生活に暗雲が立ち込めているという人は、間取りを考え直したり、今のうちに快適な部屋に引っ越しておくというのも手です。

 しかし、部屋を分けることもシェアすることも一長一短なので、恋人と一緒にしっかりと考えて決めることが重要です。コロナ中はカップル間の問題も大事に発展しやすいこともあるでしょうから、じっくりと決めてみて。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ラブ 新着一覧


本命彼氏がいないなら…“ボーイフレンドを3人作る”作戦も?
 恋愛から遠ざかる若者が増えていると報道されています。その原因のひとつとして高望みしすぎること、選びすぎることがあるよう...
内藤みか 2019-07-22 06:00 ラブ
男性が彼女のことを可愛い!と思う“5つの瞬間”が意外な結果
 付き合ってる彼氏を「誰よりも好き」とゾッコンな女性も多いはず。ならば、考えることは一つしかありませんよね。「彼氏にも私...
東城ゆず 2019-07-22 06:00 ラブ
男のプライド問題はメス力的な「プチ天然」を武器にしろ!
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2019-07-21 06:00 ラブ
地獄でしかない…サイコパス夫に苦しめられた女性のコクハク
 サイコパス…。それは、偏った行動や考えをもち、身近な人を追い詰めることもある存在です。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)...
並木まき 2019-08-14 17:47 ラブ
ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの避妊の危うさ
 前回の「日本はピル後進国! 『ピル=避妊』の考え方は遅れています」に引き続き、連載2回目の今回は、きっと女性のみなさん...
リタ・トーコ 2023-01-26 20:16 ラブ
新たなモテ男?本当はダメじゃない“ファッションダメ男”とは
 時代は今、空前絶後の「ダメ男」ブームです!  バリキャリ女性が増えて十分な収入がある自立した女子が増えてきている...
しめサバ子 2019-07-20 06:00 ラブ
ジワリと怖い…メシマズを指摘された妻の恐ろしい「ひと言」
「メシマズ」と呼ばれる女性たちには、面と向かって夫から料理について指摘をされると、激昂するタイプもいるようです。  意...
並木まき 2020-02-21 16:57 ラブ
大人の出会いの場所って? いつまでも素敵な恋をしていたい
 私は大人の女性と主張するみなさん。最近、“恋愛”してますか? 「恋愛したい」と思っていても、仕事にたび重なる残業、休日...
東城ゆず 2020-05-20 11:22 ラブ
結婚相手に一流を選んだつもりが…「三流の男」だった話3選
 一流の夫を選んだと思ったら、見事に三流の男だった…という苦い結婚生活を送っている女性もいるようです。  魑魅魍魎(ち...
並木まき 2020-02-21 16:54 ラブ
夫婦の愛も冷める…グータラ夫の奇行に嘆く妻たちの心の叫び
 大好きだった夫と結婚した妻たち。しかし同じ屋根の下で生活し、やがて子供も産まれると、日に日に気持ちが冷め始める……。そ...
インリン 2019-07-18 06:00 ラブ
会話スキルなしでもOK 「立ち飲み屋」は自然な出会いの宝庫
 出会いは欲しい。できるだけ自然に。もっと言えば運命を感じる形で……。  古今東西の人類の望みです。たとえ出会いを...
うかみ綾乃 2019-07-17 06:24 ラブ
これってセレブ?「電車に乗らない男」との結婚生活はアリか
 毎日通勤ラッシュの電車に乗って、仕事へ行くのは大変ですよね。休日も、人気のスポットへ電車で向かうには、どうしても混むし...
田中絵音 2019-07-16 14:51 ラブ
バツイチ女性が今モテる! 彼女たちに学ぶ“恋愛の極意”とは
 バツイチ女性は、スピード婚の人が多いです。バツイチ女性が再婚を切り出すと、「一度は失敗してるんだから、ちょっとは慎重に...
東城ゆず 2019-07-16 06:00 ラブ
離婚するべき? やめるべき? 離婚に踏み切るべき3つの理由
 今や3組に1組が離婚するとも言われているからか、離婚しようかどうしようかと迷う女性もかなり多いのです。けれど、いったい...
内藤みか 2019-07-15 06:00 ラブ
都合のいい女にならない! 逆手にとって恋愛を楽しむには?
 世の中的に「都合のいい女」の対義語は「本命の女」らしいのですが、でも、それって本当? と、疑問に思ってしまう私。本命だ...
リタ・トーコ 2019-07-14 06:00 ラブ
交際中の顔は演技…見栄っ張りな夫を間違えて選んだ妻の苦悩
 見栄っ張りな男と結婚してしまった女性は、苦労が絶えないのも実態です。 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意...
並木まき 2019-09-05 14:47 ラブ