花を贈られるのは迷惑? 受け取る女性の心理を花屋が考察

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-10-07 06:00
投稿日:2020-10-07 06:00

 もうすぐ閉店準備にかかろうかという時間、猫店長「さぶ」率いる我が花屋へ、今日も悩める中年の男性のお客様がご来店でございます。

お客様「あのぉ。まだやってますか?」

ワタクシ「どうぞどうぞ。大丈夫ですよ」

お客様「僕、お花屋さんというところに初めて入ったので、まったく買い方がわかりません。なんか、おかしなこと言っちゃったらスイマセン。まず、何からお話すればいいのですか?」

 ワタクシが気が付くまでお店の外でウロウロなさって、こちらが恐縮するほどの低姿勢でご来店なさったお客様は「勇気を振り絞ってきました」と言いながら、入っていらっしゃったのでございます。

ワタクシ「奥様か彼女に、プレゼントのお花をご所望ですか?」

お客様「えぇ、妻に。結婚記念日なんです。何を贈って良いかわからず、いつかはお花でも……と思ってはいたのですが、なかなか恥ずかしくて……」

 猫が店長の花屋なんて、どこをどう見ても敷居が低くないかぃ? と思いながらお話を伺ったところ、3人のお子さんを育てていらっしゃる奥様に日ごろの感謝の気持ちを伝えたいが、それも恥ずかしい。でも、3人の子供たちが自分に代わって花を手渡すことで、家族の感謝の気持ちが伝わることに期待している……とのこと。

 しかも、そのあとに続くお客様のお言葉が、

お客様「でも僕、お小遣いがあまりないんです。すみません」

ワタクシ「最高じゃないですか! 大丈夫ですよ! ぜひ、ワタクシ頑張らせていただきます!」

 花屋というお商売は、意図せず毎日さまざまな人間模様を見させていただくお商売なのでございます。時に人は、「花」という生き物に自分の「思い」を寄せて、誰かに差し上げたりするものではございますが、最近それが「お花をもらうと迷惑」という女性の意見がネットで話題に……。

 理由を伺うと、平たく言えば「花は面倒だから、ほかのものが欲しい」ということ。

 お花が苦手ならば致しかたございませんが、お花をいただいたときは嬉しいけれど、そのあとのお世話が……とアナタがもし思っていらっしゃるのであれば、花屋であるワタクシからのアドバイスがございます。

 ということで、今回は「運気を上げるサヨナラの見極め方」の解説でございます。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


クーラーいつ掃除する?在宅勤務の“上から夫”に怒り爆発LINE
 コロナ禍ですっかり定着した在宅ワーク。今まで、仕事に出ていた夫が家にいる日々に、ストレスが溜まっている妻はたくさんいる...
障子がビリビリに…子どもから家を守るには 2022.7.16(土)
 持ち家でも賃貸でも、家にはなるべく傷つけずに過ごしたいものですが、それは大人の都合のようです。悲しいかな、大切にしてい...
いつか来る日のため…知っておきたいペットロスの乗り越え方
 家の中でペットを飼うのが一般的となった近年、昔に比べてペットとの距離も近くなっているため、ペットロスに悩む人も増加傾向...
アッ、やられた! 豹変する先生に身の危険を感じる私
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
愛される「ちゃっかり者」の共通点 人気NO.1の瞬間を目撃!
 ”ちゃっかり者”って言葉を聞いた時、みなさんはどんな印象を持ちますか?  私はちょっと、ずるい印象がしてしまいます...
ちび“たまたま”が爪とぎコーナーで「お母さん、交代して~」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
わ、簡単!ハイブリッドスターチスを流行りのドライにする!
 夏になると猫店長「さぶ」率いる我が花屋に来店くださるお客様の多くが、仏様のお花を買い求めにいらっしゃいます。そんなお客...
オレは“たまたま”に磨きをかける!パール男子に負けねえゼ!!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「おかずは卵、出し巻き、卵サラダ!」恨みを晴らすLINE3選
 ひどいことをされて、相手に恨みの感情を持ってしまった時、あなたはどうやって解消していますか?  今回は、深い恨み...
メンタル強者が指南「メンタル弱い人」共通の思い込みとは?
 みなさんは人の気持ちに敏感な方ですか? 相手が気分を害さないように行動したり、言葉を選んだりするタイプですか?  ...
伏し目がち“たまたま”の大人の色気…美シルエットにドキッ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
人の幸せを喜ぶには? まずは“自分ファースト”で心に余裕を
 友達が幸せそうにしていると、なぜか自分だけが取り残されたような気持ちになる人もいるでしょう。人の幸せを自分のことのよう...
ミッフィーのライトが寝かしつけをお手伝い 2022.7.7(木)
 夫の転勤に伴い、子どもが生まれてから2度の引っ越しを経験した我が家ですが、どのおうちでも、子どもがいる部屋のどこかに鎮...
開運花師激推し!夏っぽ“黄色の花”で元気&やる気をチャージ
 びっくりするほど短かった梅雨が明け、猛烈に暑い日本でございます。 「日本の気温がヨーロッパではニュースになってい...
円安でも大満足!ダナン&ホイアン満喫、世界はもう動いてる
 こんにちは! 複業家の林知佳です(占い師もやってます!)。全4回にわたり、コロナ後初の海外について書かせていただきます...
「忘れ物が多い」と自覚するなら“時間ギリ子”の習慣をなくす
 常日頃、忘れ物が多いと悩んでいませんか? 仕事で必要な資料を家に忘れてきたり、お店に傘を忘れてきたなんて経験がある人は...