妊活と婚活の共通点って?
私は婚活を支援する仕事をしています。婚活の方法でも、30歳を越えた男女にはトップダウンをお勧めしています。
婚活でいうトップダウンとは、周りの紹介 → 街コンや合コン → 婚活アプリ → 婚活パーティー → 結婚相談所とコスト的に軽いものから徐々に利用するのではなく、結婚相談所から始めて、最短距離で結婚できる人と恋愛をする方法です。
出会いから結婚までに時間をかけるよりも、「この人」と決めた相手と人生をどう歩むかを模索するために時間をかけたほうがいい。出会い方なんてどんなものでもいい。そう伝えています。
なぜ、結婚相談所が最短距離で結婚へ向かえるのかというと、出会う人全員が結婚を目的としているからです。
なんとなく恋愛をし、2人の時間を3年くらい過ごし、お互いの両親にもフェードインする形で知り合い、そろそろ結婚するか……というボトムアップ方式で結婚にたどり着くのは、価値観が柔軟な20代ならではの方法です。私は妊活も同じだなぁと感じます。
もちろん、自力の自然妊娠 → タイミング法 → 人工授精 → 体外受精とボトムアップで進めてもいいかもしれないですが、産み方や授かり方よりも、生まれてから育てることに時間を使いたいと考えたら、確実な方法を選択した方がいいと私は考えます。
さらに、婚活も妊活も、実はトップダウンの方がコストも抑えられたりする場合があるのです。
さっそく採卵をすることに
「私、卵子凍結したいです!」
3院目の先生に伝えたところ、
「ご結婚されてるんですよね? なんで卵子凍結なの? 受精卵じゃダメなのかな?」と聞かれました。
そうか。卵子凍結は卵子だけってことで受精卵とは違うのか。ということは、もしかしたらもしかして、離婚をするかもしれないと心配する人は、卵子だけ凍結してもいいということなのか。今の医学はすごいなぁと感心しつつ、受精卵を凍結したいとお願いしました。
卵子だけで凍結するよりも受精卵で凍結した方が強いらしく、これで「受精するかどうかわからない」という毎月のそわそわしたストレスから一気に解放されるんだと思うとワクワクしました。34歳の時点で受精卵を凍結をしておけば、私が40歳になっても34歳の時の若い受精卵を戻すことが出来るのです。
妊活は常に生理周期で様々なことが行われていきます。本来であれば、生理3日目から子宮の状態を確認し、ホルモンなどを入れ、卵子を卵巣内で大きくし、採卵します。
私が病院に行ったのは生理から10日ほど経ったタイミングだったのですが、卵子の状態や子宮の状態を見て、通常の人の生理3日目くらいの状態だと言われました。
「今日から採卵の準備できるけどどうしますか?」
私自身、生理から10日も経っているのに、通常の人の生理3日目の状態というのが逆に奇跡のように感じ、普通なら落ち込むところかもしれませんが、今回ばかりは「ラッキー!」と即ホルモン注射をすることに決めました。
楽天家で何でも楽しんでしまう私でさえ、気持ちが落ち込むこともあったホルモン注射については、次回に続きます。
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