100均の女物のパンツをこっそり履いているエリート夫の正体

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-10-31 06:00
投稿日:2020-10-31 06:00
 結婚してからわかる相手の本性。同棲をしばらくしていたから大丈夫!というものではありません。入籍する意味合いは思うより深いものです。こんなはずではなかったと後悔した女性たちを参考に、もしもの時のダメージを最小限に回避できるように結婚前の分析力を高めておきましょう。

離婚率の低い「お見合い結婚」で釣り合う相手を探す

 A子さん(36)は8年前に親を介してお見合いをしました。A子さんの実家は裕福な地元の名士で、中高一貫教育のお嬢様学校を卒業後、ロンドンに留学をして5年後に日本に戻ってきました。女子校だったことと日本にいなかったことで、日本人の男性との接点はほとんどありませんでした。

 “お嬢様ルールあるある”のひとつに、お見合いで家柄の釣り合う人を見つけるという風習があります。幼い頃からそんな話を聞いていたA子さんは、お見合いの話に抵抗はありませんでした。

 日本の離婚率の高さはご存じだと思いますが、特に大恋愛の末に結婚をしたカップルほど離婚に至っているとう傾向があります。ちょうど結婚する頃が気持ちのピークで一緒になるので、あとの実生活が始まれば減点法式で、えっ? こんな人だった? と点数が減っていくからです。大好きだったからこそ期待値が高かった結果かもしれません。

 お見合い結婚の場合、100点満点で言えば、高くても50点以下でスタートするので、思いやりと努力で愛を育んでいける可能性を多いに秘めています。だからでしょうか。お見合い結婚における離婚率は約10%とかなり低い数値です。

毎日、ぬいぐるみ夫と眠るむなしさ

「同じベッドで寝ていてもぬいぐるみみたいな、なんていうか無機質なんです」

 A子さんの悩みは、夫からの情熱を全く感じないこと。しかし、「○○家」と呼べる家柄の良い夫には跡継ぎが必要でした。夜の生活も、男性経験が少ないA子さんは比較のしようがありませんでした。

「黙々と淡々と終わる」

 子孫繁栄のための行為という表現がぴったりだったそうです。穏やかでそれなりに優しい夫ですが、一人目の子供ができてから3年ほどレスで、キスすらない共同生活でした。

 眠るときには同じベッドで寝ていたそうですが、A子さんには全く関心がないのが伝わってきたそうです。寂しくて空しくて涙がこぼれた時もありましたが、ある時、A子さんの脳裏をよぎった答えが、家柄が釣り合わず結婚できなかった女と、今でもつながっているのでは、という疑惑でした。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「貧乏な男と結婚」は愛があっても正直しんどい…おすすめしない理由5つ
 人は見た目や条件ではなく、心だなんていいますが、実際問題はどうなのでしょうか? 貧乏な男と結婚しても、愛があれば大丈夫...
恋バナ調査隊 2024-01-05 06:00 ラブ
土曜夜は仲良しデー♡ セックスレスは無縁のツワモノ夫婦に学ぶ秘訣5つ
「出産してからほとんどしてない…」と、レスに悩んでいる夫婦は多い様子。しかし反対に、レスとは無縁の夫婦が存在するのも事実...
恋バナ調査隊 2024-01-05 06:00 ラブ
たくさんモテても意味ないって言うよね? その4つの理由を紹介します。
「モテまくって、男性を手のひらで転がしてみたい♡」「たくさんの男性から貢がれたい♡」なんて願望は、非モテ女が一度は抱くも...
恋バナ調査隊 2024-01-05 06:00 ラブ
久しぶりで股関節も硬い…40女“ご無沙汰ベッドイン”を楽しむヒント3つ
 久々にいい感じの男性が現れた時、女性もエッチの予感が多少なりともするもの。  けれど、久しぶりすぎて、どんなふうにす...
内藤みか 2024-01-04 09:38 ラブ
【2023年人気記事】認知症の兆候?義父との性生活を赤裸々に話す義母
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
並木まき 2024-08-17 08:42 ラブ
女性の収入を頼りにするヒモ男 2024年は好きになる前に嗅ぎ分ける!
 女性の収入を頼りに暮らす「ヒモ男」は、積極的にあまり彼氏にしたいタイプではありませんよね。でも、世の中にはヒモ男を好き...
恋バナ調査隊 2024-01-04 06:00 ラブ
【2023年人気記事】Hってどんな感じだっけ?濃厚ベッドシーン映画3本
【内藤みかのあたらしいのがお好き】  あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にあり...
内藤みか 2024-01-02 11:45 ラブ
【2023年人気記事】体の相性が運の尽き 不倫に溺れた男女の失楽園LINE
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
恋バナ調査隊 2024-01-02 11:45 ラブ
【2023年人気記事】パートナーのオナニーを偶然見ちゃった…
【解消されない夫婦のモヤモヤ】  あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがと...
豆木メイ 2024-01-02 11:43 ラブ
30代40代の恋活はX(Twitter)がベター♡やり方とヤリモク回避の注意点
 若い子だらけのInstagramよりも、X(Twitter)の方が30代・40代の恋活には向いています。趣味や時事ネタ...
同級生「好きだった」私「初耳w」同級生「本気になりそう」不倫の着火剤
 多くの人から反感を買いやすい不倫問題ですが、実は既婚男性のほうから好意をほのめかしてくるケースが後を絶たないようです。...
恋バナ調査隊 2023-12-31 06:00 ラブ
キラキラが苦手なんだよ…田舎育ちの地味系40男が抱く劣等感
「冷酷と激情のあいだvol.175〜女性編〜」では、副業のインフルエンサー活動に非協力的な恋人・コウジさん(40歳・仮名...
並木まき 2023-12-30 06:00 ラブ
誠実なダサ男、写メも無頓着…ダンチな彼に不満な35歳インフルエンサー
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-12-30 06:00 ラブ
交際前のセックスはNG、鉄のパンツを!幸薄い「2番目の女」残念な特徴
「気づくといつも2番目の女になってる…」と悩んでいる女性はいませんか?  もしかしたらあなたには、改善すべきポイ...
恋バナ調査隊 2023-12-29 06:00 ラブ
ごく普通の33歳OLが「高望みの婚活」をやめた“たったひとつ”の考え方
 絶対結婚してみせる! と勇んで婚活アプリや結婚相談所に登録したはいいけれど、なかなか相手とマッチングできない女性が少な...
内藤みか 2023-12-28 06:00 ラブ
ピストンで「はい!はい!」の掛け声コール…セックス中に引いた男の言動
 体を重ね合い愛を確かめ合っている中、男性の言動に「え…」と引いてしまった経験はありませんか? 今回はそんな“セックス中...
恋バナ調査隊 2023-12-28 06:00 ラブ