ヘルシーメイクのコツは?飾らないヌケ感を演出したい人へ

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-11-29 06:00
投稿日:2020-11-29 06:00
 その人本来の魅力を引き出す、「ヘルシーメイク」。飾らない美しさが際立つこのメイクは、年代を問わず、日常に取り入れやすい健康的なメイクです。とはいえ、ナチュラルであればあるほど、メイクは難しいもの。どのようにすれば、上手にヘルシーな顔を作れるのでしょうか?

ヘルシーメイクってどんな印象のメイク? 2つの特徴

ナチュラルビューティーに憧れる(写真:iStock)
ナチュラルビューティーに憧れる (写真:iStock)

 はじめに、ヘルシーメイクの特徴や、メイクのポイントを押さえておきましょう!

特徴1. ナチュラルなのにおしゃ見えする

 ヘルシーメイクは、トレンドに左右されにくいベーシックなメイクだと言えるでしょう。全体的に主張のあるカラーを使わずに、ブラウンやベージュなどの肌馴染みの良い色で仕上げるのが特徴です。

 限りなくすっぴんに近いナチュラルな印象は、大人女性はもちろん、オンラインでの在宅ワークにもおすすめ。メイクをしていると悟られないような“抜け”のある素朴な雰囲気が、おしゃれに見えるポイントですよ♡

特徴2. 肌本来の色を活かしている

 もうひとつの特徴は、肌本来の色や、顔の形を活かすようにメイクするというところ。カバーはするけれど控え目に、そばかすなどはそのまま活かしてもOKなんです。自分の肌にマッチした色のファンデやコンシーラーを使うのも、ヘルシーに見えるポイントですね。

 ちなみに、日本でのヘルシーメイクの場合は、昨今トレンドになっているオルチャンやチャイボーグのように、無理に色白にトーンアップしなくても良いようですよ。

「抜け」のあるヘルシーメイクのやり方を解説!

チークは肌馴染みの良い色を選ぶ(写真:iStock)
チークは肌馴染みの良い色を選ぶ (写真:iStock)

 どんなに健康的な色を使ったとしても、抜け感が足りないとやや重たい印象に仕上がります。ヘルシーメイクはあくまでナチュラルに仕上げたいので、引き算を大切にしましょう。

眉毛はふわっと太めの平行眉が正解

 ヘルシーメイクをする前に、眉毛のケアを行います。素朴な感じを演出するには、メイクだけでは限界があるので、自眉を整える作業が不可欠。形を整える時は、ふわっと太めの平行眉にしましょう。テンプレートを使ってみるのも良いですね。毛の流れも意識したいので、カットは最小限にしましょう。

ベース作りとチークのコツ

 ベースに使うアイテムは、カバー力が控え目で薄付きになるようなリキッドファンデ(BBクリームもOK)をチョイスするのがコツ。コンシーラーも同様に、ハイカバーのものではなく、薄付きのものを選びましょう。

次のような順番でベースを作っていきます。

1. 化粧下地を塗る
2. コンシーラーでクマやくすみを軽くカバーする
3. リキッドファンデを気になる部分に薄付きでつける
4. 3DパフでFIXさせる
5. CゾーンとTゾーンにハイライトを入れる
6. チークを頬の一番高いところに入れる
7. ルースパウダーをおでこや小鼻に少量乗せる

 チークを選ぶ時はピンクベージュやピンクブラウン、オレンジブラウンなどの肌馴染みの良い色がおすすめ。肌の内側から滲み出ているような、自然な血色感を出せたらGOODですね。

アイシャドウとリップのコツ

 ヘルシーメイクの場合、アイシャドウはカラーレス※に仕上げると抜け感のあるナチュラルさが出せます。リップの場合も、ブラウン系の色味を使う事でおしゃれに仕上がります。ピンクブラウンやオレンジブラウン、レッドブラウン、テラコッタなども良いですね。

(※メイクにおけるカラーレス:実際にはブラウンという色を使っていますが、赤やピンク、オレンジなどの主張の強い色を控えて肌色の濃淡を表現することを指します)

イエベさんの色選びのコツ

 パーソナルカラーがイエベの人は、ブラウン系のカラーの中でも温かみのある色を使うのがおすすめ。オレンジブラウンやレッドブラウン、テラコッタなど、黄みや赤みが強い色をチョイスすると、イエベさんの肌が綺麗に見えるでしょう。

ブルベさんの色選びのコツ

 一方、パーソナルカラーがブルベの人の場合は、ピンクブラウンやボルドーブラウンを使用すると、肌に馴染みやすくなるのでおすすめ。やや青みのあるブラウンをチョイスすることで、ブルベさんの魅力が引き立ち、涼やかな印象に仕上がるでしょう。

【番外編】韓国風のヘルシーメイクのポイントはオレンジ

オレンジリップをメイクのポイントに(写真:iStock)
オレンジリップをメイクのポイントに (写真:iStock)

 日本人が得意な、控え目ヘルシーな印象のメイクに韓国風の要素を組み合わせたい場合は、オレンジやコーラルを基調にしたカラーアイテムをプラスで使うのが◎。従来の日本のメイクで主流の、くすみ系ピンクのリップやカラーレスなアイシャドウだけでは、オルチャンメイク独特のニュアンスが出しにくいのです。

 韓国のメイクは、立体感のある水光肌と、鮮やかなコーラルオレンジを入れるのが特徴。鮮やかなコーラルオレンジのシャドウと、オレンジのリップの組み合わせで、ビビッドで元気なヘルシーメイクに仕上げます。

ヘルシーなメイクが映える女子になろう♡

 日本のヘルシーメイクは、カラーレスなアイテムを使って控え目で素朴な印象を演出するのが特徴。ファンデーションやポイントに使うアイテムは、自分の肌に馴染む色を見つけることが大切です。そこに、韓国っぽさをMIXしたい時は、コーラルオレンジを投入してみましょう。「健康的な自分」をいろんな方法で表現できると、きっとメイクが楽しくなります。あなたもヘルシーメイクを極めてみてくださいね♡

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