「妻を他の男性に抱かせたい…」エリート商社マンの告白 #4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-11-20 17:00
投稿日:2020-11-20 17:00
 出張ホストの美青年Yくん(24)の巧みなクンニリングスに身もだえする妻を見たエリート商社マンMさん(43)。ネトラレであるMさんのペニスはかつてないほど急角度に勃起していた。Yくんが用意していたバイブレーターを手にした際、Mさんはそれに待ったをかけ、あろうことか、妻U子さん(34)に対し、「Yくんにフェラチオしてあげなさい」と告げていた――。官能作家の筆者が徹底インタビューした待望の第4話!
 これまでの話はコチラから。

跪いてのフェラチオを命令

――クンニリングスで恍惚とした奥さまに、あえて「フェラチオをしてあげなさい」と命じたのですね。

「はい、気づけばそう告げていました。クンニをされている時、妻と僕はずっと見つめあっていました。ずっとレスだった僕ら夫婦のセックスが、Yくんの介入により再び戻ってきたという歓喜の念がこみ上げて……U子のフェラチオする顔を見たい衝動が抑えきれなくなったんです。

――続けて下さい

「驚いていたU子でしたが、『はい、あなたが望むなら……』と上体を起こしました。

 Yくんが下着を脱ぐと、ペニスがぶるんとバネ仕掛けのように反り返ってね。その若さ漲(みなぎ)る雄々しい男根に、U子の潤んだ瞳がさらに淫靡に輝いたんです。

 僕は、妻のフェラチオする姿がよく見えるように、『Yくんは立ったままで、U子はひざまずきなさい』と告げました。フェラする姿を真横から見ようと、位置を指示したんです。

 Yくんは細身で長身の美青年ですが、ペニスは立派なものでした。プロフィールにはペニスのサイズが15センチと書かれていていましたが、もっと大きく見えましたよ。特にカリが広がっていて、肉厚だったことを覚えています。

 嫉妬どころか、これから始まる妻のフェラチオが早く見たくてたまりませんでしたよ」

かつて夫が教えたやり方で…

――そして、いよいよ奥さまのフェラチオが始まったのですね。

「はい、Yくんは手早くコンドームを装着しました。U子は陰毛から反り返る肉棒の根元を支え持ち、まずは伸ばした舌先でチロチロと裏スジを舐め上げていました。Yくんが『う……』と唸りました。妻はしばらく左右に顔を傾けながら、竿(さお)の部分に唾液をまぶしていました。

 このやり方は、以前、僕が教えた記憶があります。『すぐに咥えず、まずは焦らすようにじっくり幹の部分を舐めまくってほしい』と。

 妻はそれを覚えていたのかもしれません。丹念に肉棒を舐めまわしたのち、やがて、濡れた唇がOの字に開き、亀頭からぱっくりと勃起を咥えこんだんです。『んぐ……』と妻が唸りました。

 Yくんも『ああっ……』と歯を食いしばっていました。プロと言えども、フェラチオの快感には耐えきれないといった具合に眉間にしわを寄せて、ペニスを舐めしゃぶるU子を見おろしているんです。

『ああ、U子さんのフェラ、気持ちいいですよ。舌の絡ませ具合がたまらない』って言いながら……」

――聞いている私まで、ドキドキします。続けて下さい。

「妻のフェラ姿を見て、僕のペニスはもう一回り膨らみました。

 尿道口からはおびただしい透明汁が噴きだして……。U子はなおも『ン……うぐ』とくぐもったあえぎを漏らし、ジュブジュブと唾音(つばおと)を鳴らしながら、情熱的なフェラチオを浴びせていました。

 首を打ち振るたび、髪が散りはねて……それだけじゃない、乳首を硬く尖らせた乳房もゆさゆさ揺れて、たまらなくエロティックなんです。

 僕は我慢できず、『U子、フェラ顔を僕にも見せて』と命じたんです。頬を紅潮させたまま、U子は従順にこちらに顔を向けてきました。愛らしい顔立ちだけに、勃起を頬張って間延びした歪んだ美貌が、ひどくいやらしくてね……」

「セックスしよう。ただし…」

――Mさんの興奮が十分伝わってきます。

「そして、『僕を見つめたまま、フェラを続けなさい。タマ袋も舐めてあげるんだよ』と告げたんです。

 妻は陶酔しきったように、僕と視線を絡めながら、Yくんの勃起を深々と咥えこみ、舐めしゃぶっていました。

 肉棒を吐き出したら、顔を傾けてぶらさがる陰嚢も片方ずつ口に含んでいました。おそらくアメ玉のように口内で睾丸を転がしているんでしょうね。

 それを思うと、僕自身もフェラチオをされている気持ちになって、さらに下半身が煮えたぎるように激しい疼きに襲われたんです」

――続けて下さい。

「そして、我慢できなくなった僕は、ソファーから立ち上がりました。そして、『U子、ベッドでセックスしよう。ただし、Yくんにもフェラチオしてあげながらだよ』と告げたんです」

 続きは次回

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


セックス依存者が語る 実録「一夜限りの恋」の身の処し方
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
忘れた振りで「否認」を続ける私にストレスを溜めていく女
 異常な行動を繰り返す人間に関して、近年、サイコパスやソシオパスの研究が進められています。 サイコパス──先天的に...
肌を重ねなくても…脳への刺激が快感を呼ぶ“遠隔セックス”
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-11-13 19:28 エロコク
私は都合のいい女? 本命になれないセフレ体質女子の特徴4つ
 男女関係においてセフレ問題で悩んだことがある方は多いはず。 「エッチした途端、男性からの連絡が気まぐれに。都合が...
七海 2019-11-11 18:50 エロコク
優しく小刻みに…奥を丁寧にノックするピストンに身を委ねて
 ピストンバイブと聞くと、だいたいの人は激しい動きを想像されると思います。  がんがん突いてイカせちゃうぜ~! 的...
桃子 2019-11-11 01:55 エロコク
81歳恋人の浮気旅行をNYまで尾行…死にたくなった結末とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
窓の開いた部屋…女はなぜ全裸で床を拭いていたのか?
 翌日も何時間も彼女に全身を舐めら、彼女がまた寝入った後、私はバスルームに入りました。シャワーに打たれながら思いました。...
デリケートゾーンに潤いをプラス!濡れない痛みとサヨナラを
 多くの女性が、常に潤いを気にしています。肌、髪、そしてデリケートゾーンの潤いも。セックスのときは、膣内がちゃんと体液で...
桃子 2019-11-07 18:40 エロコク
性依存に調教され…脳みそ性器男の「浮気旅行」尾行を決意!
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
「私の胸も…」汗ばむ体を重ねてきたアラフィフ女の欲情
「ショックで頭が真っ白になる」とよく言いますが、これは実際に脳が起こす症状です。脳は強いストレスを受けると、一時的に血管...
アプリで会ったラテン系外国人の男は「天動説」を語り出した
 さて、出逢い系サイトもPCやガラケーからスマホに舞台を変え、マッチングアプリという何やら爽やかな名前に変化しました。 ...
男性向けアロマエステを副業にする女性たち…都内OLの告白
 消費税もとうとう10%まで上がり、都会で働くひとり暮らしのOLたちも大きな打撃を受けています。役職に就きでもしなければ...
挿入&クリトリス刺激…ダブルのエクスタシーに見舞われる
 バイブコレクターの私でも、女性がいちばん感じるのはクリトリスだということをよ~く知っています。男性とのセックスでもずっ...
桃子 2019-11-12 04:46 エロコク
それは男女間であれば法的にレイプと呼ばれる事件でした
 私へのセクハラがエスカレートし、私が拒絶するにつれて、彼女の仕事上でのパワハラも酷くなっていきました。ただこの時点では...
内頬を膨らませ…フェラチオの奥義を女流官能作家が教えます
 前回、官能小説における「オーラルセックスの奥義」をお伝えしたところ、ありがたいことに、男性読者さまからも「こんなふうに...
蒼井凜花 2019-10-22 06:00 エロコク
クリを優しく吸引…バイブとの合体技で多彩に楽しめる逸品
 クリトリスをそっと吸い上げつつ振動刺激を与える「吸引系」。この連載でも何度紹介したか分からないくらいですが、なぜこんな...
桃子 2020-01-11 06:51 エロコク