9年前にお見合いした別の優良物件男からクズ過ぎる連絡が。

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2020-12-08 10:44
投稿日:2020-12-01 06:00

社会人サークルという名の「婚活サークル」

 ただし、筆者の個人的な体験談から言わせていただきますと。社会人サークルは選び方が重要です。お酒好きな筆者が、「飲み会メインの社会人サークルです♪」と謳っているサークルに参加したときのこと。時間前に到着したにもかかわらず、会場は社内の飲み会のごとく、すでに盛り上がっていました。サークル仲間という顔見知りであれば当然ですが、実はそこは、新参者を手ぐすね引いて待つ「婚活サークル」だったのです。

 杏奈さんが参加したスタンダードな婚活パーティー同様、1人と数分ごとにチェンジして繰り返される「お仕事はなにをしているんですか?」という、杓子定規な会話。飲み放題だから参加したのに、オーダーしてもなかなか届かないお酒。飲みながら食事できると思っていたのに、テーブル上には小皿に盛られた、乾いたようなおつまみが3皿のみ。開始早々、すぐにやさぐれた筆者は職業を聞かれると、フリーライターではなく「フリーターです」と答え、男性陣にお願いしました。

「今日わたしは、お酒と食事を楽しみにして来ました。婚活が目的ではないのです。追加オーダーを早く、今すぐここに運んでいただけるよう頼んでください!」と。

 苦々しい経験をしたので、筆者は初回でサークルに挫折。以降は一切参加していませんが、選び方が肝になるという一例です。杏奈さんも社会人サークル参加は初めてだったとのことでしたが、話を聞くと大学生時代のオールラウンドサークルに似ていた模様。それですね、筆者が求めていたサークルはそれです。メンバーでイベントを純粋に楽しむそれ。そこで運命の出会いがあろうとなかろうとかまわない。羨ましいと思いました。

 では、杏奈さんはそのサークルのどんなイベントで旦那様と出会ったのか。一目惚れではなかったものの、交際してから驚きのカミングアウトをされたと言います。その内容とは――。

 次回に続きます。

まとめ

前回の学び

1. 厚生労働省の発表によると、「不妊治療を巡っては、年齢が上がるにつれて妊娠する確率が下がり、流産の確率が上昇する。厚労省研究班の調査によると、不妊治療を受けた女性が出産できる確率は39歳で10.2%。42歳で3.7%、45歳で0.6%に低下するとされる」とのこと。「無理をしてまで子どもをつくらなくてもいいのではないか」と不妊治療をせず、自然妊娠でお子さんを授かった杏奈さんは、稀有なケースかも。

2. 女性がお断りする代表例である、「話がつまらない」は言い訳では? 深部はもっと別の部分にあるのではないか、自身に問うてみるべき。

3. 仲人さんを介したお見合いを視野に入れてみては。もしくは、既婚者から独身者を紹介してもらう方法もアリ!

今回の学び

4. 想像力は思いやりとイコール。想像力がない人は他者に対する思いやりに欠けている可能性が高いため、避けたほうがいいかも!?

5. 本インタビューは女性読者向けだが、男性が自分より若い女性を求める傾向が結婚から遠ざかる真実も、ぜひに知っていただきたい。自身の評価は自身で決定するのではなく、他者のみがするという現実ともあわせて。

6. 「女性は男性からの誘いを待つべき」という考え方を捨てて、自分から「飲み会をしましょう」と誘うのは、見習うべきスタンスかもしれない。

7. 社会人サークルは選び方が重要!

※シリーズタイトルの「確率8%」とは…5年に一度実施されている国勢調査の直近データを基に、2010年の45歳の未婚男女が5年後の2015年までに何%結婚できているかを算出したもの。「コクハク」は40代50代大人婚の"リアル"を物語る数字だと考えます。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ラブ 新着一覧


性欲か真実の愛か「男娼映画」3選! 秋の夜長にときめいてみない?
 娼婦が出てくる映画は、実は結構あります。映画「プリティ・ウーマン」(1990年公開)でジュリア・ロバーツが演じたヒロイ...
内藤みか 2023-10-05 06:00 ラブ
ピーッ即ブロ案件!おいなりさん2個に戦慄、下ネタを投下するヤロウども
 下ネタが平気な女性であっても「それはないわ」と引いてしまうワードや内容があるはず。「そんなこという人だったの?」と、相...
恋バナ調査隊 2023-10-05 06:00 ラブ
「頭悪いの!?」と発狂するの待った! 夫の言動を平和的に改善する方法
 結婚すると、女性は家事に仕事に子育てに大忙しですよね。パートナーである夫が家族としてしっかり支えてくれればいいものの、...
恋バナ調査隊 2023-10-05 06:00 ラブ
貴女に足りない“おフェロ”は?オスを引き寄せるフェロモンジャッジに挑戦
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-10-04 06:00 ラブ
彼氏の年収、やっぱり聞きたい! 稼ぎが予測できる3つの会話テク
 付き合っている彼氏の年収を知っていますか? 正直、「年収はいくらなの?」とは聞きにくいですよね……。  とはいえ、結...
恋バナ調査隊 2023-10-04 06:00 ラブ
“離婚したくなる時”3選 芸能人の離婚報道で考える自分の将来
 先日、タレントのMEGUMIさんとDragon Ashのボーカル・降谷建志さんの離婚報道がありました。  MEG...
豆木メイ 2023-10-03 06:00 ラブ
髪はどこ置いてきた!好きだった人との再会には笑いあり涙ありのドラマが
 昔好きだった人に会いたいと思っている人もいるでしょう。でも、あなたが思い出す彼の姿と今の彼の姿はかけ離れているかもしれ...
恋バナ調査隊 2023-10-03 06:00 ラブ
社内恋愛カップルは結婚後どうなる? 夫婦仲は深まるのか、悪化するのか
 同じ職場の人と隠れて社内恋愛をすると、毎日スリルがあってドキドキしますよね。気持ちが高ぶる分、そのままゴールインするカ...
恋バナ調査隊 2023-10-03 06:00 ラブ
今の日本は独身が増えすぎている? 一生ひとり身のメリットとデメリット
 日本では、独身のまま結婚をしない人が増えていますよね。本人が望んで独身でいる場合や、結婚したくてもできない場合など理由...
恋バナ調査隊 2023-10-02 06:00 ラブ
夫の神対応に涙…更年期こそお互いの理解と歩み寄りが必須
 40代から50代になると現れる更年期障害。症状の強さや時期は人によって差がありますが、中には日常生活に支障をきたすほど...
恋バナ調査隊 2023-10-01 06:00 ラブ
恋人の“避妊しないで”に演技で応じる男 好きだけれど結婚はしたくない訳
「冷酷と激情のあいだvol.162〜女性編〜」では、3年間にわたって交際している恋人・リョウタさん(36歳・仮名)にプロ...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
結婚は躊躇し、避妊具ナシには応じてくれる彼…37歳女が目論む受胎計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
夫が「ひきこもり」になったらどうする? 慌てず冷静な対応がマストです
 ある日突然、夫がひきこもりになったらあなたはどうしますか? 仕事にもいかず、ずっと家にいる夫にどう接したらよいのか戸惑...
彼氏にママ活疑惑…クロかどうかチェックする方法3つ、未遂はチョー厄介
「ママ活」といった言葉が広まるにつれて、とある問題が出てきています。それは「彼氏がママ活しているかも!?」なんて疑惑です...
内藤みか 2023-09-28 06:00 ラブ
マジかよ…夫の隠れ借金が発覚!大切な財産とメンタルを守る8つの対処法
 ある日突然、夫の借金が発覚したら、あなたはどうしますか。「これって、私も返済しなくちゃいけないの?」「これから先、我が...
恋バナ調査隊 2023-09-28 06:00 ラブ
結婚したくない若者が増加中!? 蛙化現象もあるらしい、理由を聞いてみた
 今、若い世代で「結婚したくない」という女性が増えているのだそう。いったい結婚のどこにデメリットを感じているのでしょうか...
恋バナ調査隊 2023-09-28 06:00 ラブ